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グループワークのフィードバックは何を言えば良いですか?

就活中の大学生です。先日参加したインターンシップのグループワークで、最後に「それぞれのメンバーへのフィードバックをお願いします」と言われました。

正直自分が誰かにフィードバックすること自体あまり経験がなく、ほかのメンバーも同じような感じで、お互いに曖昧な回答をし合ってしまいました。

チームメンバーの意見を聞いて「すごいな」と思っても、どう言語化すれば良いのかわかりません。グループワークで互いのフィードバックが必要になった場合、どのようなことを言えば評価につながるのでしょうか?

評価される伝え方の例や、グループワーク中に注意しておくポイントなどがあれば教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

久野 永理

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批判はNG! ポジティブな内容で前向きなフィードバックをしよう

大前提として、ネガティブな言葉で相手を批判するのは避けましょう。フィードバックは、相手に前向きになってもらうためのものであり、人格を否定する場ではありません。

「〇〇さんの△△という意見が、議論を深める良いきっかけになりました」といったように、相手の良いところを具体的に認めたうえで、「さらにこうすればもっと良くなると思います」と改善点を提案する形が望ましいです。

相手の立場になって考える! 良い点+改善点でバランス良く伝えよう

もし、自分がフィードバックをされる立場だったら、どのように言われたら嬉しいか、改善しようと思えるかを想像してみてください。

ただ悪いところを指摘されるより、どうすれば改善できるのかという具体的な対策まで示してもらえると、良い印象が残り、素直に受け入れやすくなるはずです。

相手への敬意を忘れず、バランスの取れた言葉を選んでください。

キャリアコンサルタント/合同会社渡部俊和事務所代表

渡部 俊和

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フィードバックに正解はない! メンバー一人ひとりへの印象を述べればOK

グループワークはあらかじめ準備された回答や正解の無い選考方法です。

そこで評価されるのは、より自然な形でのコミュニケーション力であったり、未知のテーマへの取り組み方であったり、さまざまでしょう。知らない人と知らないテーマで対話するなかで、その人らしい部分を見ようとしているのです。

そのため、質問にあるような「どのようなことをすれば評価につながるのか」という、正解を探すような思考自体にあまり意味がありません。

参加者へのフィードバックを求められたとのことですが、その場合も面接官が何を見ているかはケースバイケースなので、議論に参加したそれぞれの人の印象を伝えれば良いだけのことだったと思います。

評価ポイントは面接官による! 相手の良さを自分なりの視点で伝えよう

質問者さんの状況に当てはまるかどうかはわかりませんが、一つの例で説明します。

たとえば、面接官が論理的思考力を重点的に見ている場合は、議題に対して誰が結論に向かう発言をしていたか、全員が意見を言えていたか、特定の誰かが話し過ぎて時間を無駄にしていなかったか、まとめ役は誰だったか、などの点を評価ポイントにするでしょう。

これらは、チームで仕事をしようとするとき、きちんと成果に向かって役割を果たそうとする思考です。

論理的に考えられる人であれば、誰かと誰かが対立してしまったり、議論が本題から逸れてしまったりすることに気付いて軌道修正を図ることができるのではないかと期待しているのでしょう。

そのためフィードバックでは、議論の全体像やそれぞれの発言についての視点にもとづいたコメントが評価されるかもしれません。ただ、これはあくまでも一つの例にすぎないです。

初対面同士で短時間で打ち解けることを評価する面接官や、場をリードしていく力を評価する面接官もいるでしょう。

グループワークの場だけで自分を偽って高評価を得ても仕事に就いたらすぐバレますし、ずっと自分らしくない行動を続ける意味もありませんので、こうした選考では正解を探すのをやめて、自然にありのまま振る舞うほうが良いと思います。

グループワークの具体的な内容や評価ポイントなどについては以下の記事で解説しています。初めてグループワークに参加する人や、なかなか攻略できなくて悩んでいる人などはぜひ参考にしてください。

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