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二次面接が鬼門だと言われるのはなぜですか?

就活中の大学生3年生です。先日、同じ大学の先輩たちと話していると、「一次は意外と通るけど、二次面接が鬼門だよね」と言われました。

たしかに自分も、一次は通過するのに、二次面接で落ちることが多く、どこがネックになっているのか悩んでいます。そもそもなぜ「二次面接は鬼門」と言われているのでしょうか?

一次とは違ってどんな点が見られているのか、何を準備すればその鬼門を突破できるのか、ぜひ皆さんのご意見をお聞きしたいです。二次面接用のおすすめの対策法などについても、アドバイスお願いします。

1人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

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キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

桒田 里絵

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二次面接では本心が試される! 誠実さが突破の鍵

一次面接は、ある程度で準備した答えでも通用することがあります。

しかし二次面接では、「本当に自社に興味を持っているのか」という本質的な部分が問われます。作り物の言葉ではない、あなた自身の答えを求めているのです。

そのため、対策をしすぎて作り込んだ答えを並べるだけでは、まず通りません。誠実に自分の考えを伝える姿勢、つまり人間性そのものが見られていると考えてください。

話の中身よりも噓偽りのない「自分の言葉」で伝えることを意識しよう

一次面接と同じような対策で臨んでも、ほぼ通用しません。むしろ、一度頭を真っさらにして、相手の話を誠実に聞き、その場で真剣に考えたことを自分の言葉で返すという姿勢が評価されます。

そのため二次面接では、話の内容そのものよりも「真摯な姿勢で面接に臨んでいるか」という点が厳しく見られているという意識で臨みましょう。

これが、二次面接が「鬼門」といわれる理由だと私は考えます。

国家資格キャリアコンサルタント

畠山 千春

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二次面接は評価基準がグッと高まる! 本気度が伝わる対策をしよう

二次面接が「鬼門」といわれる最大の理由は、一次面接と評価の基準や視点が大きく異なるからです。

一次面接では、おもに人柄やコミュニケーション能力といった、いわゆるカルチャーマッチの部分が見られています。

しかし、二次面接以降は、そのうえで「入社後に活躍してくれそうか」「自社への熱意は本物か」といった、より具体的でシビアな視点が加わるのです。

また、担当者が現場の責任者や役職者といったベテラン社員に変わることも多く、豊富な経験を持つ彼らの鋭い視点で応募者の能力や覚悟が見極められるため、難易度が格段に上がります。

「この企業だからこそ」を語るべし! 話し方や一次の深掘りが鍵

対策としては、一次面接で話した内容を振り返ることはもちろん、特に自己PRと志望動機の深掘りが不可欠です。「この企業だからこそ働きたい」という個別性の高い理由を、自分の言葉で語れるように準備しましょう。

また、話し方や声色、表情といった非言語的な要素も、熱意を伝えるうえで非常に重要になります。こうした総合的な対策が求められるからこそ、二次面接は「鬼門」と呼ばれているのです。

二次面接で深掘りされる質問や落ちてしまう人の特徴などは以下の記事で解説しています。突破して次の面接につなげるためにも以下の記事を確認して入念な対策に取り組みましょう。

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