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学生時代頑張ったことで「コミュニケーション」について話すのはありですか?

就活中の学生です。面接でよく聞かれる学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)について、私は周囲の人とのコミュニケーションについて話そうと思っているのですが、これってガクチカになり得るでしょうか?

元々、あまり話すのが得意ではなく、言いたいことをうまく言語化できないことがコンプレックスでした。そんな自分を変えたいと思い、大学に入ってからはコミュニケーションの取り方を意識し、ディベートサークルなどで自分の話す力を伸ばす練習もしていました。

ただ、ほかの就活生のガクチカを聞くと、素晴らしい成果を挙げている人がたくさんいて、自分の経験はガクチカとして弱いのではと不安になってきました。

コミュニケーション力を磨いていたのにこんな質問をしまって恐縮なのですが、どうすればこの経験をガクチカとして成立させて、コミュニケーション能力のアピールにつなげられるでしょうか?

就活対策などで多くの方のお話を聞いて来られた皆さんから、ぜひアドバイスをいただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/一般社団法人テツナグ代表理事

若林 宏美

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コミュニケーションでもOK! 努力面を詳しく伝えよう

まったく問題ありません。むしろ、相談の内容である話すのが苦手というコンプレックスを克服するため、ディベートサークルで努力したことは、非常に素晴らしい経験です。

自己分析が的確にできており、自分の課題に対して学生時代にどう向きあい、努力したのかが非常によくわかります。これだけでガクチカとして十分に成立します。

ガクチカは結果報告ではない! 学びと成長を意識しよう

本来、ガクチカとは、単に輝かしい成果をアピールする場ではなく、目標に向かって取りくむ過程で何を学び、どう成長したのかを伝えるためのものです。

したがって、あなたのエピソードはガクチカの本質をとらえており、具体的なエピソードを少し肉付けするだけで、十分に説得力のあるアピールになります。中身の薄い成果報告よりも、よっぽど魅力的なので、自信を持っていきましょう。

キャリアコンサルタント/ヒトノビ代表

小関 珠緒

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コミュニケーションは評価される! 詳細を話して差をつけよう

学生時代に頑張ったこととして「コミュニケーション」について話すのは、大いにありです。むしろ、多くの企業にとってコミュニケーション能力は仕事を進めるうえでとても大切なスキルだと認識されています。

あなたが話すことが苦手というコンプレックスを克服するために努力し、実際にコミュニケーション能力を向上させた経験は、素晴らしいアピールポイントです。

単に「頑張った」というだけでなく、その努力がどのような結果や変化をもたらし、周囲にどんな良い影響を与えたのかを具体的に話すことで、さらに説得力が増します。

たとえば、コミュニケーションに課題を感じていた状況から、それを克服するためにサークル活動などで具体的にどのような行動をしたのかを説明しましょう。

そして、その結果として、人間関係が広がった、チームの雰囲気が良くなった、アルバイト先での顧客対応が向上しリピーターが増えたなど、具体的な成果や周囲への貢献を伝えてください。

企業は成長意欲を求める! 努力経験をアピールしよう

このように、自身の弱みを認識し、それを克服するために努力し、具体的な成果を出した経験は、企業が求める課題解決能力や成長意欲を効果的に示すことができます。

あなたの努力が周囲にどんな価値をもたらしたかという視点も加えることで、「入社後も会社に貢献してくれるだろう」と面接官に具体的に想像させることができるでしょう。

コミュニケーション能力の自己PRについては次の記事で詳しく解説しています。企業がコミュニケーション能力のある人を評価する理由や、効果的にアピールするコツを説明しているのでぜひ参考にしてみてください。

以下の記事では、コミュニケーション能力をアピールする自己PRの作り方や役立つ言い換えの例文を紹介しています。コミュニケーション能力をアピールしたい人はチェックしてみましょう。

時間がない人におすすめ!
ツールを使えば、ガクチカが3分で完成します

学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)は、自己PRや志望動機と差別化するのが重要です。とは言え、ガクチカで話せるネタがなく悩む人も多いでしょう。

そこで活用したいのが「ガクチカ作成ツール」です。このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけ採用担当者に魅力が伝わるガクチカが完成します。

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

簡単な質問に答えるだけで、あなたの魅力が伝わるガクチカが作れます。
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 ツールで作成した例文 
私はサッカー部で「東京都のリーグ1位」を目標に活動していました。リーグ戦ではチームの士気が下がり、なかなか勝ちを収められなくなることもありました。そこで私はチームを分析し、競争意識の低下が課題だと推測し、主将とともに「日替わりで指定された部員がその日のMVPを発表する」活動を導入しました。すると、チーム内に競争意識が芽生えると同時に、MVP発表時だけではなくプレー中にも仲間同士を褒めあうようになりました。結果として目標に届きませんでしたが、入部以来最高の3位でリーグ戦を終えることができました。これは、互いを鼓舞する雰囲気ができたことで、チームがひとつにまとまった結果だと思います。サッカー部の活動を通してひとつの目標にむかっていくむずかしさ、楽しさを学ぶことができました。それを教えてくれた仲間はかけがえのない宝物です。社会に出た後も、よりよい組織づくりのだめに自ら考え、行動していくつもりです。

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