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グループワークで協力してもらうにはどうしたら良いですか?
以前受けたグループワーク選考について、非協力的な人ばかりですごく苦労したため、協力的に進める方法をアドバイスいただけないでしょうか?
以前の選考で同じグループになった人が、当たり前のことを言うだけの人、ほかの人の意見を言い換えて話すだけの人、議論を変な方向に引っ張る人、揚げ足を取る人、と議論を前に進め結論を出すことに非協力的な人ばかりで、かなり疲弊しました。
前に進めるために考えたり、調べたり、資料をまとめたりといった役割はほぼ自分一人で乗り切った形で、もう少し協力してほしかったです。
グループワークなので、自分一人でやるよりも、グループ全員でちゃんと意見を出し合って前に進めたほうが絶対に良いものができると思います。
グループワークで協力してもらって進めるにはどうしたら良いでしょうか? 何か効果的なコミュニケーションや進め方があれば教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
非協力的な人がいる場合は共通のゴールを見つけ協力を仰ごう
グループワーク選考で非協力的なメンバーがいた場合でも、ゴール達成を最も優先的に意識しながら、無理のない範囲で彼らを巻き込む努力をすることが効果的です。
具体的には、まずグループワーク冒頭でホワイトボードなどに目的と制限時間を可視化し、全員が共有すべき共通ゴールとして明確にすることが重要となります。
これにより、個々の意見の衝突があっても、最終的な目標に立ち返って議論を進めることができるでしょう。
発言が少ないメンバーに対しては、「〇〇さんも自己紹介でアルバイトで似た場面があったと伺いましたが、どう思いますか?」のように、具体的な内容に触れて名指しで質問することで、参加を促すことができます。
これにより、発言のハードルを下げ、議論への参加を促すきっかけになるでしょう。
細かな軌道修正が必須! 無駄な時間を省ける行動を取ろう
議論が脱線したり、揚げ足を取るような発言があった場合は、「残り時間を理由に会話を一度もとに戻す」、あるいは「結論に対する貢献度を理由に会話を一度もとに戻す」といった形で交通整理をおこない、議論の方向性を修正しましょう。
これにより、無駄な時間を減らし、建設的な議論を維持できます。
ゴールに辿り着くことは確かに重要ですが、一人で強引にゴールを目指すことが必ずしも高評価につながるとは限りません。
チームのリソースが偏っていると感じる場合は、誘導・可視化・指名といった方法でその偏りを解消することで、協力体制を整え、自身の負荷も軽減することができます。
このような難易度の高いチームでゴールに辿り着いた経験は、高く評価されるはずです。困難な状況でもチームとして成果を出そうとする姿勢は、企業が求める能力の一つです。
応援しています!
あなたが鍵になる! 安心できる場作りを意識しよう
グループワークで周りが協力してくれず、うまくいかなかった経験があるのですね。 その悔しい経験を次に活かそうという姿勢が、まず素晴らしいです。
チームの雰囲気を変えるには、少しだけファシリテーターのような立ち振る舞いを意識してみるのが効果的でしょう。
最初の5分で、「何を言っても大丈夫だよ」という安心感のある場作りを心掛け、全員に話を振ってみてください。 これだけで、チームの心理的安全性は格段に高まります。
また、役割分担が自然に進むように「〇〇さん、この役はどうですか?」と声をかけてみるのも良い方法です。
役割は関係ない! 小さな意見を拾う姿勢が大事
そして最も重要なのが、どんな小さな意見でも「いいね」と拾い上げ、決して否定しないことです。
こうした動きは、自分がファシリテーターという役割でなくても実践できます。
周りの意見を尊重し、議論を前向きに進めようとする人が一人いるだけで、チーム全体の協力体制は劇的に改善されるでしょう。 あなたのその少しの意識が、チームを成功に導く鍵になりますよ。
以下の記事ではグループワークの具体的な内容や評価ポイントなどを解説しています。悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
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