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目標を持っていなかったガクチカでも評価されますか?

エントリーシート(ES)や面接でガクチカを聞かれるたびに困っています。

正直、何か明確な目標を立てて取り組んでいたことがなく、「とりあえず続けていた」「目の前のことを頑張っていた」程度の内容しか思いつきません。目標がないと評価されないのではないかと不安になって、うまく話をまとめられません。

ガクチカに明確な目標がなかった場合でも、どうすれば自分の取り組みを伝えて評価してもらえるのでしょうか? 目標がなかった経験をどう言語化すればいいのか、アドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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最初から目標がなくてもOK! 取り組むなかで見つけた軸を語ろう

明確な目標なく何かを始めることは、誰でもよくあることなので、目標を持っていなかったガクチカでも十分に評価されます。

大切なのは、その経験を通じてあなたがどのように成長し、何を学んだのかを具体的に伝えることです。

このような場合、ガクチカを「当初目標は不明確だったが、途中で軸を設定し改善した成長ストーリー」に転換して語ることをおすすめします。

たとえば、飲食店のアルバイトを継続するなかで忙しさからミスが多くなってしまったが、「接客ミスゼロ」を掲げて週次で振り返りをおこなったことで、3カ月でクレーム0を達成したエピソードとして語る形です。

この場合、クレームを減らすことは当初の目標ではなかったかもしれませんが、アルバイトを継続するなかで見えた課題に対応することで、はじめて自分の貢献領域やかかわり方、目指す方向性が見えたエピソードとなります。

課題認識・行動変化・成果と学びで成長を伝えよう!

ポイントは、自分事として課題を認識したこと、それに対する行動やアクションが変化したこと、そしてその結果得られた成果と学びの3段で語ることです。

このプロセスを具体的に説明することで、あなたが自ら課題を発見し、改善に向けて行動できる人物であることをアピールできます。

たとえ当初目標がなかったとしても、このプロセスを説明することで、目標設定力が後天的に伸びたことを効果的にアピールすることが可能です。あなたの成長意欲と学習能力を面接官に示すことができるでしょう。

国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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立派な目標は不要! プロセスこそに価値がある

結論から言うと、明確で立派な目標がなかったとしても、伝え方次第で「ガクチカ」は十分に評価されます。安心してください。

実際、誰もがそんなに明確な目標を持って活動していたわけではないのです。

企業側が見たいのは、華々しい結果ではなく、「その経験のプロセスで、何を工夫し、何を学んだか」という点になります。

そのため、何かを続けたこと、何かを工夫したこと、そしてそのなかで自分がどう変化したかを語ることができれば、それは十分に価値のあるエピソードになるでしょう。

相手に伝わる構成を意識! 興味からのスタートを魅力的に語ろう

話すときは、「取り組んだこと→苦労したこと→自分なりの工夫→どう成長したか」という構成で組み立ててみましょう。

もし面接で「なぜそれを始めたの?」と聞かれて、明確な目標がなかった場合は、素直に「〇〇という分野に興味があったからです」と答えて大丈夫です。

興味から始まった行動を通して、あなたが何を感じ、どう成長したのかを自分の言葉で語れるようにしましょう。

以下の記事では採用担当者に響くガクチカの作り方を解説しています。多くの企業の面接で聞かれる可能性が高い質問であるため、事前に回答を準備して確実に高評価を得られるようにしておきましょう。

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私はサッカー部で「東京都のリーグ1位」を目標に活動していました。リーグ戦ではチームの士気が下がり、なかなか勝ちを収められなくなることもありました。そこで私はチームを分析し、競争意識の低下が課題だと推測し、主将とともに「日替わりで指定された部員がその日のMVPを発表する」活動を導入しました。すると、チーム内に競争意識が芽生えると同時に、MVP発表時だけではなくプレー中にも仲間同士を褒めあうようになりました。結果として目標に届きませんでしたが、入部以来最高の3位でリーグ戦を終えることができました。これは、互いを鼓舞する雰囲気ができたことで、チームがひとつにまとまった結果だと思います。サッカー部の活動を通してひとつの目標にむかっていくむずかしさ、楽しさを学ぶことができました。それを教えてくれた仲間はかけがえのない宝物です。社会に出た後も、よりよい組織づくりのだめに自ら考え、行動していくつもりです。

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