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女性がやめておいたほうが良いとされる仕事はどのような職種ですか?
就職活動を進めるなかで、女性が長く働き続けるにはやめておいたほうが良いとされる仕事があるのか気になっています。
体力的な負担が大きい仕事や、ハラスメントが起きやすい職場、結婚や出産との両立が難しい業界など、具体的な不安要素を見聞きすることが増えました。
ネット上では「女性には向かない職種」として名前が挙がる仕事もあり、不安を感じています。
女性が働きやすい環境かどうかを判断するには、どのような点に注意して仕事や職場を選べば良いのでしょうか?
求人や企業情報を見る際のチェックポイントや、避けるべき傾向などについてアドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
女性の働きやすさは業界よりも職場環境で判断しよう!
女性が「やめておいたほうが良い」とされる仕事は、一概に特定の職種や業界に限定されるものではありません。
むしろ、職場環境の差が大きいのが実情です。業界全体のイメージにとらわれず、個別の企業や職場の実態を把握することが重要になるでしょう。
具体的には、以下の4項目をIR資料や口コミでチェックしておくことをおすすめします。
一つ目に、長時間労働が常態化しているかどうか、これはワークライフバランスに直結する重要な要素です。
次に独自裁量がゼロで指示待ちなど、創意工夫の余地が許されない環境ではないかを見ましょう。これは仕事のやりがいや成長機会に影響します。
そして、管理職の女性比率が5%未満で、女性が活躍している実績が少ないかどうかも要チェックです。これは女性がキャリアアップできる環境であるかを示す指標となります。
最後に、育児休業後の復帰率が50%未満で、働き続けられない理由があるかどうかを確認しましょう。これは出産・育児後のキャリア継続を考えるうえで非常に大切な情報です。
制度と実績をセットで確認! 体力負荷も緩和可能か見極めよう
現代においては、体力負荷が高いとされる仕事でも、サポート機器の導入や分業制の推進によって緩和可能な会社も増えています。そのため、一律に業界を排除せず、企業の制度と実績を必ずセットで判断するようにしましょう。
たとえば、育児休業制度があっても、実際に復帰している社員が少なければ、制度が形骸化している可能性も考えられます。
企業の働きやすさを判断する際は、制度だけでなく、実際にその制度がどのように活用されているか、ロールモデルとなる女性社員がいるか、といった具体的な実績を確認することが大切です。
OB・OG訪問や社員の口コミなどを活用し、リアルな職場環境の情報を収集することをおすすめします。
OB・OG訪問のアポの取り方や実際の流れなどについては以下の記事で解説しています。「どのような流れで進めれば良いかわからない」と疑問を持つ人は、事前にチェックしておきましょう。
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一般論に惑わされない! 自分の目で環境を見極めよう
一般的に力仕事や、いわゆる男性社会とされる業界は、女性には厳しいといわれることがあります。
しかし、それはあくまで一般的なイメージにすぎません。
私が以前いたIT企業でも、女性のSEはきつい仕事といわれていましたが、当の女性社員に話を聞くと、「女性が少ないからこそ貴重な存在として大切にされ、快適です」という声もありました。
このように、女性が少ないことが、逆にチャンスになる場合もあるのです。
働きやすさはデータで確認! 質問する勇気を持とう
重要なのは、一般論に惑わされず、実際の職場環境を自分自身で見極めることです。
企業のホームページ(HP)で女性社員の活躍事例を調べたり、面接で女性社員の比率や管理職の割合、育児休業の取得率などを聞いたりすることで、実態を把握することができます。
可能であれば、実際に働く女性社員に話を聞く機会をもらうのも良いでしょう。
データとリアルな声の両方から、長期的なキャリアを描ける場所かどうかを判断してください。
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