Q

その他
回答しない

ジョブホッパーだと何が悪いのですか?

現在社会人4年目で、すでに2回の転職を経験しています。今回3度目の転職を検討しているのですが、友人からは「ジョブホッパーだと思われるよ」と言われ、転職を繰り返すことが悪いことのように言われました。

たしかに、自分でも転職回数が同じ社会人期間の人よりも多いとは思っていますが、自分に合う正解の企業を1度で見つけ出すほうが難しいと思うので、いろんな企業を転々とすることも仕方ないことだと思っています。

なぜ、ジョブホッパーは悪いことだと言われるのでしょうか?

採用担当者の人に持たれる印象や、今後のキャリアへの悪影響などがあるのであれば教えていただきたいです。

また、私のような職を短期間で転々とする状況を脱するためには、どうすれば良いのでしょうか?

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

プロフィールを見る

短期離職のリスクと成果不足が懸念される! 過去の経験をどう語るかが重要

「ジョブホッパー」という言葉もあるように、頻繁な転職に後ろめたさを感じることはありますよね。個人的には「自分に合う正解の企業を一度で見つけ出すほうが難しい」というのは非常に共感します。

実際、転職を通じて「自分により合った企業に従事できています」と感じるのであれば、その転職は失敗ではありません。

大切なのは、転職の回数そのものではなく、その経験をどう語るかです。

まず、採用担当者が何を懸念しているのかを理解しましょう。おもに、またすぐに辞めてしまうのではないかという短期リスクと、一つの会社で十分な成果を出す前に辞めていないか、という2点です。

この不安を払拭することが、面接の鍵となります。

キャリアアップが目的の転職であることを伝えて懸念を払拭!

そこで、これまでの転職を「キャリア仮説→挑戦→学び」という一貫したストーリーで説明すると良いでしょう。

たとえば、「前職では〇〇という仮説を持って△△に挑戦しましたが、結果として□□という学びを得ました。その学びを活かし、次のステップとして、より深く貢献できるのが御社だと考えています」という流れです。

「何を実施し、何を残し、次にどう活かすか」を具体的に語ることで、転職はキャリアアップのための計画的なステップであったと、説得力を持って伝えることができます。

そして最後に、「次は最低でも3年は腰を据えて貢献したい」という覚悟を示すことで、採用担当者の「すぐに辞めてしまうのでは」という最大の懸念を払拭することができるでしょう。

自信を持って、これまでの経験を前向きなキャリアの歩みとして語ってくださいね。

キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

佐藤 恭子

プロフィールを見る

企業は長く働いてくれる人材を求めている! 短期離職は懸念の材料

若いうちの頻繁な転職、いわゆる「ジョブホッパー」と見られる経歴は、採用担当者から懸念を示されやすいのが実情です。

企業側は、社員の入社1年目は研修や指導といった「投資期間」と考えており、2年目以降にようやく一人立ちして本格的に貢献してくれる、と期待しています。

そのため、2年程度で転職を繰り返していると、「採用しても、またすぐに辞めてしまうのではないか」「困難な状況を乗り越えるのが苦手なのではないか」といった、マイナスの印象を持たれがちです。

キャリアは焦らずじっくりと築き上げよう!

そのため、次の転職を考える前に、まずは現在の会社でキャリアを積むことを強くお勧めします。

一つの場所で少なくとも5年、できれば10年ほどじっくり働くことで、初めて得られる専門性や「仕事上の強み」が生まれるでしょう。

もし現在の仕事内容に不満がある場合でも、すぐに社外に目を向けるのではなく、まずは社内で人事部に相談し、部署異動などで活躍の場を変えられないか、模索してみるのが良いと思います。

以下の記事ではジョブホッパーの定義やキャリア形成のコツなどを解説しています。ジョブホッパーになりつつある人や、転職を検討している人などはチェックしておきましょう。

関連記事

ジョブホッパーの定義とは? 転職経験を活かすキャリア形成のコツ

ジョブホッパーとはどんな人か、そしてジョブホッパーが組織で活躍するためのコツとは何かをキャリアコンサルタントとともに解説します。ジョブホッパーならではのキャリアプランの策定法も紹介するので、ジョブホッパーであることに悩む人はぜひ参考にしてください。

記事を読む

ジョブホッパーの定義とは? 転職経験を活かすキャリア形成のコツ

自己分析ツールで今月中に自己分析を終わらせてください

自分の弱みはわかっていても、強みは思いつかないものですよね。「これ、本当に強みって言えるのかな?」と悩んでいる多いはず。

そんな時は「My Analytics」を活用しましょう。このツールを使えば簡単な質問に答えていくだけで、あなたの強み・弱みが簡単にわかります。

無料で使えるので、自分の強みを確かめたい人は今すぐ診断しましょう。

自分の長所を分析するなら「My Analytics」がオススメ
今すぐあなたの強みを診断する【無料】

こんな人に「My Analytics」はおすすめ!
・自分の強み・弱みが分からない人
・自己PRや志望動機に使える長所を知りたい人
・自分にあった仕事を知りたい人

その他関連Q&A

TOP

PORTキャリア