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設計開発職に英語力は必要ですか?
設計開発職への就職を考えているのですが、この職種に就くうえで英語力はどの程度必要になるのか気になっています。
理系の大学に在籍しており、専門分野の知識は身に付けているつもりですが、英語は得意ではありません。
企業によっては英語力が必須とされている場合もあると聞きますが、具体的にどのくらいのレベルが求められるのでしょうか? TOEICの点数など、目安があれば教えていただきたいです。
また、英語力がないと設計開発職で不利になるのか、実際の業務でどのように英語を使うのかなど、詳しく教えていただけると嬉しいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
英語が必要なケースは多い! 読解中心に強化しよう
設計開発では、図面・仕様書に英語が混在するため、読解中心の英語力が求められるケースは多くあります。
TOEIC600点が絞り込みの目安となり、海外顧客対応なら700点以上のスコアは欲しいところですね。
とはいえ、メールテンプレと技術用語リストを覚えておけば会話力は後追いでも可能でしょう。
専門知識があれば強みになる! 技術英語の定型句を暗記して即戦力感をアピール
もしTOEICの点数が足りないなど英語力に自信がなくても、設計開発に関する専門知識があれば十分にカバーできます。
英語は翻訳役の日本語があるわけですから、その元の日本語の意味や言葉の使われ方をしっかり理解していることが強みになるでしょう。
また、「テクニカルライティング」という専門的な文章の書き方や、よく使われる関連用語を20〜30個くらい覚えておくだけでも、かなり対応できるようになります。
面接では、自身の専門知識が十分にあることを積極的にアピールすると良いでしょう。
必須かどうかは企業によって異なるが有利にはなる
製品開発職に英語力が必要かどうかは、企業や担当する業務内容によって異なります。
そのため、英語力が必須のところもあれば、「あれば尚良し」というところもあるでしょう。ただし、英語ができると確実に有利はなります。
なぜなら、製品開発では、海外の最新技術情報を取り入れたり、海外の製品マニュアルや文献を読んだりする機会があるからです。
また、コードが書けるということは、それ自体がグローバルな活躍につながる可能性も秘めています。
海外の技術者とのやり取りや、学会での発表などに参加する機会が多い開発者にとっては、英語力は大きな武器となるでしょう。
TOEIC目安を参考に英語力を磨こう!
一方、国内市場がメインで海外とのやり取りがほとんどない企業であれば、英語力が問われないケースもあります。
目安としては、履歴書に書けるTOEICの点数だと、最低ラインは600点台、700点を超えてくると、業務で支障がないレベルと評価されることが多いです。
しかし、TOEICはリーディングとリスニングが中心の試験なので、実際にビジネス英語でコミュニケーションが取れるかどうかは別途評価されます。
特に海外の人と専門的な用語を使ってやり取りするような場合は、より高いレベルの英語力が求められるでしょう。
以下の記事では設計開発職の具体的な仕事内容や就職に向けた対策方法などを解説しています。設計開発職への就職・転職を検討している人は、一度目を通しておきましょう。
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