Q

大学3年生
女性

自己PRで吸収力はなんて言い換えられますか?

現在大学生で、就職活動に向けて自己PRを考えています。自分の強みは「吸収力があること」だと考えているのですが、自己PRで「吸収力」という言葉を使うのはわかりづらいでしょうか?

もっとビジネスシーンに合った言葉や、採用担当者の方に響くような言い換え表現があれば知りたいです。また、ただ言い換えるだけでなく、具体的にどのようなエピソードを交えれば、より効果的にアピールできるのかも教えてください。

どのような表現で、どのようにアピールすれば良いか、具体的なアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

増田 和芳

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自己PRで「吸収力」は柔軟性や順応性と言い換えて伝えよう

吸収力は、決して難しい言葉ではないのですが、ほかの表現のほうが伝わりやすい場合もあります。たとえば、周囲の変化が起こっているなかでさまざまなことに対応できる、と考えると「柔軟性がある」「臨機応変に対応できる力がある」などです。

昨今は、急激な環境変化をともなう社会になっているとされているため、企業にとって必要な特徴を持った人材といえます。

たとえば、アルバイトでいえば、「バイト先で急に仕事のやり方が変わったときがあったが、その際にも臨機応変に対応したことで店長から褒められた」などです。予期しないような出来事が発生したときに、対応できたエピソードを挙げると良いでしょう。

面接官がイメージできるように具体的なエピソードを盛り込もう

また、吸収力があることは、「物事の順応性の高さ」とも言い換えられます。さまざまな活動で新しい挑戦をした際に、いち早く対応できたエピソードを挙げると就職活動でアピールしやすいです。

たとえば、「生成AI(人工知能)を使って新しい取り組みをするのを求められたときに、すぐに順応して使いこなせた」などは、順応性の高さを示せて良いでしょう。

分野によってはなかなか順応できない人も多いため、吸収力を順応性と言い換えてアピールすることで、自身の強みとして示すことはできます。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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「吸収力」を「キャッチアップの速さ」と言い換えて魅力UP!

「吸収力」は非常に重要な能力ですが、より具体的に「学習能力の高さ」「キャッチアップの速さ」「自己変革力」といった言葉に言い換えることで、魅力が伝わりやすくなります。

自己PRを構成する際は、まず結論として「私は新しい分野でいち早く戦力化するキャッチアップの速さが強みです」と述べましょう。

次に、それを裏付ける具体例として「アルバイト先で、新規オープン店舗へ異動後わずか2週間で売場トップになりました」といったエピソードを挙げます。

速さを数字で示して再現性をアピールしよう!

さらに、その成果に至るプロセスとして「セールスに関する書籍を3冊読み要約し、アウトプットを重ねました。加えて、先輩の接客を30本録音し、日報で仮説検証しました」と説明し、再現性を示すと良いです。

成果を「平均3カ月かかるところを1カ月で達成」のように数字で比較し、単なる勉強好きではなく、成果に転換するまでの「速さ」を強調することで、再現性のある能力として評価されやすくなります。

自己PRなどで使えるSTAR法の具体的な内容や活用方法などは以下の記事で解説しています。どのような文章構成にすべきか迷いがある人はぜひ参考にして、わかりやすい文章の作成を目指しましょう。

時間がない人におすすめ!
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 (リーダーシップが強みの場合) 
私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

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