Q

その他
女性

第二新卒で自己PRに実績がないのは不利ですか?

現在、第二新卒として転職活動を始めようとしていますが、自己PRに書けるような「実績」がまったくなく、どうすれば良いか悩んでいます。

新卒で入社した会社では、研修期間が長く、また配属された部署ではルーティンワークが中心で、これといった成果を出せる機会がありませんでした。

同期はすでにプロジェクトを任されたり、目標達成に貢献したりしている話を聞くと、自分だけ取り残されているような焦りを感じています。

このような状況で、実績がない第二新卒の私が、企業に評価される自己PRを作成するにはどうすれば良いでしょうか? 職務経歴書や面接で、どのような点をアピールすれば、実績不足をカバーできるのか、具体的なアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

増田 和芳

プロフィールを見る

大きな実績がなくても良い! 小さな努力をアピールしよう

実績は必ずしも目標達成やプロジェクトの完了だけではありません。社内で評価をされていないものであっても、自分自身で仕事を通して何か変えた事柄があれば、それを実績として堂々とPRしてください。

目標を達成していないのに、「達成した」と嘘を書くのはNGですが、嘘でなければ大丈夫です。

たとえば、仕事のやり方を変えて改善できたことはないでしょうか?「業務に投下する時間を〇%削減した」、「新たに〇〇に関する書式を修正して使用できるようにした」など、何か変えたことで改善できた内容があれば、それを実績としてPRしてもかまいません。

他人と比べるのはNG! 過去の自分と比較して成長を語ろう

ルーティンワークであっても、ミスが起こらないように取り組んだことや、業務が滞らないように工夫したことなど、取り組んだことを探してまとめてみましょう。思いつかなければ、一度業務内容を振り返ってその業務の手順を洗い出し、取り組んだことを振り返ってみるのがおすすめです。

なお、転職活動に際して、同期との比較は必要ありません。比べるとしたら同期ではなく過去の自分自身です。何か成長できているはずなので自信をもって臨んでください。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

プロフィールを見る

行動経験+伸びしろを示すことができれば問題ない!

第二新卒の段階で、華々しい実績がないと感じるのは自然なことです。実績がないと悲観するのではなく、「主体的に行動した経験」と「今後の伸びしろを示す指標」でアピールします。

たとえば、「部内で業務改善提案を4件おこない、そのうち1件が採用された結果、自身の翌月工数を10%削減し、部内に展開してチーム全体の工数削減に貢献した」というような内容です。

たとえ研修が中心だったとしても、「研修で学んだことを独学で試して部内マニュアルを自作した」など、学習とアウトプットの積み重ねを語るのも効果的でしょう。

派手な実績でなくてもOK! 自分で考え行動した経験を伝えよう

また、失敗からリカバリーした経験などもあれば伝えましょう。フレームワークは、課題発見から行動、結果、学んだスキル、そして次職での応用ポイントの提示が基本です。

数字が小さくても成果につながったものがあれば、それを提示します。自走経験があれば採用側も安心するので、どの領域を自分の力で完遂したのかを伝えられると良いです。

「ポテンシャル」と「早期離職への反省」、そして「御社で腰を据える決意」の3点セットが、第二新卒の転職活動を成功させる鍵となります。

以下の記事では第二新卒の転職を成功させるための方法やポイントなどを解説しています。現在第二新卒の立場にあり、転職を目指している人は、ぜひ参考にしてください。

時間がない人におすすめ!
ツールを使えば、自己PRが3分で完成します

自己PRは就活において必ずといっていいほど必要になります。自己PRが曖昧なまま就活がうまくいかなかったという就活生は多くいます。

そこで活用したいのが「自己PR作成ツール」です。これを使えば、簡単な質問に答えるだけで誰であっても、あなたの強みが完璧に伝わる自己PRが完成します。

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

簡単な質問に答えるだけで、強みが伝わる自己PRが作れます。
作成スタート【無料】

 ツールで作成した自己PR例文 
 (リーダーシップが強みの場合) 
私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

その他関連Q&A

TOP

PORTキャリア