Q

大学2年生
男性

就活のエントリーの詳しい流れについて知りたいです。

今のうちから就職活動を始めようと考えている大学2年生です。同期にはまだ就活をしている人はいないので、そもそものエントリーの流れからあまりよくわかっていません。

就活ではどのような流れでエントリーを進めれば良いのでしょうか? 「プレエントリー」と「本エントリー」の違いについても気になっています。

また、エントリーする前までにやっておく準備はあるでしょうか? エントリーシート(ES)の作成も少し進めているのですが、作成において、何かコツなどがあればアドバイスしていただけたら嬉しいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

桒田 里絵

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プレエントリーから内定までの流れを把握しよう

就職活動の具体的な流れについて、これから就活を始める人が知っておくべき、プレエントリーとエントリーの違いも含めてお話しします。

大学2年生であれば、大学側で就職活動に関するガイダンスやオリエンテーションが開催されると思いますので、まずはそこでしっかり話を聞いてみるのが良いでしょう。

企業によって多少の違いはありますが、一般的な流れは次のとおりです。

まずプレエントリーがあり、これは興味を持っていることを企業に伝える意思表明のようなものです。

Webから手軽にできることが多いです。その次に説明会に参加し、企業の情報を得ます。そして、本当にその企業を志望したいと思ったら、エントリーシート(ES)を提出します。

これが実質的な本エントリーとなることが多いです。その後、一次、二次、三次などの面接や筆記試験などの選考がおこなわれ、選考を通過すると内々定または内定が出されます。

企業の数は絞ろう! まずは自己分析をおこなおう

最近では、プレエントリーやESの提出もWebから手軽にできることが増えています。プレエントリーは、興味の意思表示ととらえて良いでしょう。

その後、説明会で企業情報を得て、本当に志望したいと感じたらESを提出し、本エントリーへと進みます。

簡単にできるからといって、プレエントリーを何十社もおこなう人もいますが、あまりにも多くの企業にプレエントリーすると、どこにエントリーしたかわからなくなり、そのまま放置してしまうこともあります。

そうなると企業に良い印象を残せない可能性もあるので、ある程度の企業研究を進めたうえでプレエントリーすることが大切です。

また、ES作成のために、自身の特性をしっかり分析し、長所やアピールポイント、それを裏付ける具体的なエピソードなどを書き出しておくことをおすすめします。

大学2年生であれば、もし自分の長所を裏付けるエピソードがまだないと感じるなら、これからの大学生活でそういったエピソードが生まれるような経験を心掛けることもできます。

国家資格キャリアコンサルタント/高校教諭一種 保健体育

徳田 このみ

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プレエントリーで気になる企業を探すことから始まる

就職活動におけるエントリーは、主にプレエントリーと本エントリーの2段階で進みます。

プレエントリーは、企業に対して「興味があります」という意思を示すことです。一般的には、マイナビなどの就職情報サイトにある「エントリーボタン」を押すことで完了します。この操作により、企業にあなたの氏名や大学名などの登録情報が伝わります。

企業によっては、このプレエントリーができていないと本エントリーができない仕組みになっている場合もあります。たとえば、3月の募集開始前などにプレエントリーをしておかないと、その後の流れの連絡が来ない、というケースも耳にします。

一方で本エントリーは、本格的な選考への応募を指します。エントリーシート(ES)や履歴書の提出など、実際に選考へ進むための手続きをおこなう段階です。

ただし、企業によっては、企業専用の採用サイトへの登録を本エントリーとみなす場合や、選考を受ける意思表示そのものを本エントリーととらえる場合もあります。そのため、何が正解かという一般論を定義するのは難しいのが現状です。

2年生は就活サイトの登録や自己分析から始めよう

プレエントリーや本エントリーが開始されるのは、ほとんどの場合、採用対象学年である大学3年生になってからです。

しかし、大学1年生や2年生から登録できる就職活動サイトもあるので、まずは登録してみることをおすすめします。これらのサイトには、適職診断や業界研究、自己分析の方法、ESの書き方など、就職活動に役立つ情報が豊富にあります。

せっかく早期に就職活動を始めるのであれば、まずは自己分析をじっくりおこなうのが良いでしょう。自分を知ることで、「何に興味があるか」「どのような価値観を持っているか」が明確になり、ES作成にもつながります。

いきなりESを書き始めるのではなく、「自分を知る」「業界を知る」「企業を知る」「仕事を知る」と、必要な材料集めを入念にしておくと、就職活動が本格化した際にスムーズに進められるはずです。

これから就活に取りかかる人は次の記事も確認してみましょう。就活全体の流れや具体的な準備方法を詳しく解説しています。

プレエントリーについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。本エントリーとの違いやメリット、注意点も説明しているので、併せてチェックしてみてください。

就活のエントリー数で悩んでいる人は、以下の記事もぜひ読んでみてください。エントリー数の平均と傾向を解説したうえで、エントリー数が少ないときや多いときのメリット・デメリットを紹介しています。

9月卒業の場合の就活の流れについては、次のQ&Aで回答しています。9月卒業予定の学生は併せて参考にしてみてください。

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