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就活の面接で「成功体験」を聞かれたときの答え方を教えてください。
ある企業の選考を受けていて、直近で面接の予定が入っているのですが、その会社では「成功体験はありますか?」と聞かれる可能性があるようです。
成功体験とはどんなエピソードを答えれば良いのですか? 正直、取り立てて成功といえるような経験がないので困っています......。どうやって考え、伝えれば良いのでしょうか。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
「成功」の定義を広く捉えてみよう
「成功体験」が思いつかないので困っているのですね。「成功体験」というと、部活で大きな大会で優勝したとか、何かのイベントを企画して大成功を収めたといったことを思い浮かべる人もいるでしょう。
しかし「成功体験」とは、例で挙げたような大きなことを成し遂げたことだけに限りません。「自分にとって良い方向へ変化を起こした印象的なこと」と考えてみてください。
たとえば、生まれて初めての1人旅にチャレンジして楽しむことができた、アルバイトで顧客から感謝の言葉をもらえた、英語を勉強してTOEICで◯点取れた、関係があまり良くなかった友人と仲直りできたなど、自分にとって何かしらの変化を起こせたのであればそれを成功体験として伝えれば良いのです。
紙に書き出しながら掘り下げてみるのがおすすめ
大切なのは人から見て大きな出来事とは言えなくても、「自分にとって印象的な出来事」であることです。印象的な出来事となったのには必ず理由があるはずです。その出来事について、どうして印象的なのかを掘り下げて考えてみましょう。
おすすめはこの思考過程を紙に書き出すことです。書き出されたことは、面接でそのまま話すことができる原稿の下書きになっています。ぜひ取り組んでみてください。
ベストアンサー
成功体験を効果的に伝えるために3つのポイントを押さえよう
成功体験とは、あなたが過去に取り組んだことの中で、目標を達成したり、困難を乗り越えたりした経験を指します。大きな成果や受賞歴がないと感じるかもしれませんが、日常の中での小さな成功も十分に価値があります。
たとえば、学業での成果、部活やサークル活動でのリーダーシップ、アルバイトでの顧客対応など、さまざまな場面での経験が考えられます。
成功体験を伝える際のポイントを以下に挙げます。
ポイント①具体的な状況の説明
何がきっかけで、どのような状況だったのかを明確に伝える。
ポイント②自分の役割と行動
その状況であなたがどのような役割を果たし、どのような行動をとったのかを詳しく説明する。
ポイント③結果と学び
その結果、どのような成果が得られたのか、またその経験から何を学んだのかを伝える。
たとえば、学生時代に何かのプロジェクトを成功させた経験がある場合、そのプロジェクトの背景、自分の役割、とった行動、得られた結果、そしてその経験から得た学びを具体的に伝えることが重要です。
最後に、面接では自分の経験を正直に伝えることが大切です。おおげさに話す必要はありません。あなたの真摯な態度と経験からの学びが、企業にとっての価値となります。
成功体験に対し、「挫折経験」を問われることもあります。以下の記事で挫折経験を聞かれた際の考え方・答え方を解説しているので、参考にしておくと効果的に対策できます。
以下の記事では面接で聞かれる質問150選を紹介し、併せて回答例や伝え方を解説しています。面接の質問の対策に役立ててくださいね。
こちらの記事は、面接で聞かれた面白い質問50選を紹介しています。このような変わった質問をする意図や、質問をされたときの回答方法を解説しているので、参考にしてください。
こちらの記事では、おすすめの逆質問や、逆質問の攻略法を解説しています。併せてチェックしておきましょう。
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