Q
大学4年生
女性
「自分らしく生きてる人」を就活でどうアピールしますか?
就職活動で自分の強みや価値観を伝える際に、「自分らしく生きている」ということをアピールしたいのですが、抽象的な表現になりそうで悩んでいます。どのように具体的に伝えれば、面接官に良い印象を与えられるでしょうか?
「自分らしい」という言葉は、人によって解釈が異なり、とらえ方によっては「協調性がない」と受け取られてしまうのではないかと不安です。個性や主体性を伝えたいのですが、企業が求める人物像と結びつけて話すにはどうすれば良いかわかりません。
自分らしく生きる中で培った経験や学びを、どのようにビジネスシーンで活かせるのか、説得力を持って伝えるためのアドバイスをお願いします。
具体的にどのようなエピソードを選び、どんな言葉で表現すれば、面接官に「この学生は魅力的で、会社に新しい風を吹き込んでくれそうだ」と思ってもらえるのか教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
あなたらしさを象徴するエピソードでアピールしよう
自分らしく生きているを就活で伝えるのは、とても素敵なテーマですね。ただおっしゃる通り、そのままだと抽象的なので、行動や選択で具体化することがポイントです。
まずは自分らしさとは何かを一言で言語化してみましょう。
たとえば、周囲に流されず自分の信じた道を選ぶことや、誰とでも対等にかかわる姿勢など、あなたらしさを一文で表現してください。
次に、それを象徴するエピソードを選びましょう。
たとえば、「留学や挑戦的な活動を周囲が反対してもやり切った」、「サークルやアルバイトで多数派の意見に流されずに改善提案をした」、「勇気を持って何かをやめる決断をした」などです。
これまでの選択と結果を企業の求める力に結びつけて示そう
重要なのは、自分らしく行動した結果、どんな価値を生んだかを語ることです。
そして最後に、「この経験を通じて主体的に考え行動する力を得た」「異なる意見のなかでも自分を見失わずにチームに貢献できる」といった形で、企業が求める力に落とし込んでください。
つまり、「自分らしく生きる」=自分の軸で判断し、行動し、周囲と協働できる力だと伝えられれば、きっと魅力的に映りますよ。
自分らしさは行動+結果の2段階の構成で伝えよう!
自分らしさを抽象的に語ると、協調性がないという印象を与える恐れがあります。
そこで、「独自の判断でおこなった行動が、結果として周囲にどのような価値を提供したか」という二段構成で具体的に語りましょう。
まず、大学生活で常識にとらわれずに行動した場面を一つ選び、当初の周囲の反応や常識とのギャップを説明します。これにより、あなたの独自性が際立つでしょう。
結果は具体的な数値で示す! 入社後にどう活かすかを伝えられるとGOOD
次に、その行動が周囲にどんな良い影響やメリットを生んだかを、具体的な数値や第三者からの評価を交えて示すと、自分らしさが組織への貢献へと転化した事実として伝わります。
たとえば、「ゼミ研究で独自テーマを提案し、学外の講演会に採択された結果、研究室全体の発表機会が前年比で2倍になった」といったストーリーです。
最後に、その経験を入社後のビジョンにつなげることで、企業に新しい風を吹き込む人材として、高く評価されるでしょう。
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