SPIの言語分野は、出題のクセを見抜いてパターンで解くことが大切です。

まずは、購入した問題集を活用し、言葉の関係性、語句の意味、空欄補充、文の並び替え、長文読解など、それぞれの出題形式に沿って、同じような問題を複数解くことでコツをつかみましょう。

解けた問題に関しては、自信を持って大丈夫です！

間違えた原因を分析！ 弱点別に練習方法を変えていこう

間違えた問題に関しては、知識不足だったからなのか、読み飛ばしてしまうことによるケアレスミスなのか、時間配分によるものなのか、理由を整理しましょう。なぜ間違えたのかを知ることで、対策をすることができます。

知識を増やしていくことで、解答出来る問題も増えてくるのではないでしょうか。

書籍を通して全体像をつかんで、ある程度学んだ後は、Web特有の形式や時間配分に慣れるために、Web上での模試に挑戦したり、時間のカウントダウンが付いているアプリなどのSPIの問題を解いてみましょう。

そうすることで、時間感覚に慣れることができるようになりますよ。

SPIのWebテストにおける言語分野対策でまず意識すべきなのは、速読力と設問パターンの徹底理解です。

SPI言語分野ではおもに二語の関係、熟語の意味、熟語の成り立ち、語句の用法、文の並べ替え、空欄補充、長文読解の7タイプが出題されます。

書店の問題集を解くだけでは、Webテスト特有のタイムプレッシャーや画面操作に十分慣れることができません。

そのため、公式サイトや市販の模擬サイト、企業が提供するWeb体験版などを繰り返し解き、画面上での入力方法や設問切り替えの手順に慣れておくことが重要です。

7タイプの出題形式ごとに時間短縮の解法を身に付けよう！

語彙・熟語対策としては、毎日短時間でも300～500語レベルの単語帳を復習し、意味だけでなく用例も頭に入れることが効果的でしょう。

SPIでは、語彙の微妙なニュアンスや使い分けを問う問題が多いため、似た言葉同士や対義語・類義語をセットで覚えることが有効です。

長文読解では、1問あたり平均1分弱で解き切ることを目指し、設問を先にざっと確認してから該当箇所を探し、本文を斜め読みしつつキーワードと照らし合わせる練習を重ねましょう。これにより、効率よく正答にたどり着くことができます。

並べ替えや空所補充では、日本語文法や構文のルール理解が不可欠です。主語と述語の対応、接続詞の働きなど、典型的なパターンをまとめた解答パターン集を自作し、移動時間などの隙間時間に見直すことで、瞬時に文の骨格を組み立てる力が養われます。

本番前日は新しい問題に手を出さず、これまで間違えた設問の復習に集中してください。

どのタイプで時間が足りなくなるか自己分析し、苦手分野の解答スピード向上を狙った追加演習をおこなうことで、Web特有のクリックや設問切り替えによるタイムロスを最小化できます。

この速読×パターン暗記×画面操作慣れの三本柱を繰り返すことで、限られた時間のなかでも言語分野で高得点を狙うことが可能になるでしょう。