Q
大学3年生
女性
SPIで7割取るには、どのくらいの勉強時間が必要ですか?
就職活動に向けてSPI対策を始めたばかりの大学3年生です。周りの友人がSPIの対策を始めていると聞いて、私も焦りを感じています。
企業によってボーダーラインは違うと聞きますが、一般的にSPIで足切りされないためには、最低でも7割程度の正答率が必要だと耳にしました。しかし、どれくらいの勉強時間を確保すれば7割に到達できるのか、具体的なイメージが湧かず不安です。
現時点での私の基礎学力はごく普通だと思います。中学・高校で習った数学や国語はそれなりに理解していましたが、得意というほどではありません。
SPIで7割以上の正答率を目指す場合、おおよそどのくらいの勉強時間が必要になるのか教えていただきたいです。
また、効率よく7割に到達するための具体的な勉強法や、おすすめの問題集、もしあれば勉強スケジュールについてもアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
SPI7割には40時間程度の学習が必要! 1冊の問題集をやり切ろう
SPIで7割を取るための勉強時間は、個人の基礎学力によって異なりますが、一般的な基礎学力があれば、目安は30〜40時間前後と言われています。1日2時間ずつ取り組めば、2~3週間で対策は可能でしょう。
目標の7割という点は、いわゆる絞り込み回避ラインとなります。企業によって目安とする割合はさまざまですが、大体6〜7割で通過する人が多い印象です。
特に大手企業など志望者が多い企業では、SPIがある種の一次選考、つまりスクリーニングの手段として用いられることがあるため、最低でも7割を目指しておくのが安心でしょう。
高校の内容に不安がないような基礎学力がある場合は、20~30時間が目安で、問題形式に慣れておけば十分です。数的処理や非言語に苦手意識がある人は、やはり50時間以上の準備が必要になるので、なるべく早めに取り組んで、反復練習をすることをおすすめします。
苦手分野克服がカギ! 問題パターンを徹底的に学習しよう
SPIは問題のパターンを知ることが最も重要です。
まず、最初は正解できなくても良いので、1冊問題集を買って、一通り通読してみてください。
そして、非言語をより重点的に取り組みましょう。ただし、これは個人差があるので、苦手な問題をきちんと対策し、時間の使い方と解き方を身に付けるようにすることも大切です。
問題集は1冊で十分なので、自身が一番勉強しやすそうな書籍をいくつか見てみて、1冊をしっかりやり込みましょう。
時間より質! 目標から逆算して計画を立てよう
必要な勉強時間は個人差が非常に大きいので、一概には言えません。長時間勉強しても、内容が頭を素通りしてしまっては意味がないからです。
大切なのは時間ではなく、最終的な到達目標から逆算して計画を立てることです。
まず、「この問題集を〇周する」「このレベルの知識を得る」といった、具体的な到達目標を設定しましょう。
まずは問題集を5周! オリジナルの学習計画を立てよう
1つの目安として、7割以上の正答率を目指すのであれば、自身に合った問題集を一冊決めて、それを最低でも5周は繰り返すと良いと思います。
たとえば3カ月後に試験があるなら5周、6カ月後なら10周というように目標を立て、そこから逆算して1日あたりの学習量を決めるのです。
そうすれば、無理のない、自分だけの学習計画が立てられると思います。
以下の記事ではSPIの出題内容や対策方法などを網羅的に解説しています。これからSPIを受検する予定があり、少しでも不安を抱えている人は一度目を通しておきましょう。
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