Q

大学4年生
男性

製造業の自己PRで「集中力」をアピールするのはありですか?

黙々と一人で作業するのが好きで、そんな自分に合っているのではないかと製造業を志望しています。

就活の自己PRでも、そんな自分の集中力を伝えようと思うのですが、アピールになるのか不安でご相談させていただきました。

そもそも集中力は誰しもどこかのタイミングで発揮しているものだと思うので、アピールにはならないのではないかという懸念があります。

とはいえ集中力があり一人でコツコツ進められる強みとマッチするから製造業を志望したのであり、企業側にもマッチ度を感じてもらえると思うので、アピールできるならしたいです。

製造業で集中力を自己PRするのはありでしょうか。問題ない場合、どのように伝えるのが良いでしょうか。

教えていただけると嬉しいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

すぐにアンサーを見る

就活塾「我究館」副館長/キャリアコンサルタント

吉田 隼人

プロフィールを見る

製造業で集中力をアピールする場合は具体的な証拠が必須

結論、集中力をアピールすることはなしではありませんが、ハードルは非常に高いといえます。

なぜなら、集中力という力は抽象的であるため、本当に集中力があるかどうかを伝えることが難しいからです。

あなたは「黙々と一人で作業するのが好き」とのことですが、集中力があるという自己PRをどのエピソードで伝えるかで、印象も大きく変わります。

たとえば、「プラモデル作りが好きで、毎日組み立てを何時間も行い、100体以上作った」というものであれば、「それは趣味だからできたのであって仕事はどうなのか」というツッコミが考えられます。

抽象的な表現よりも、成果や評価につながった事実で裏付けよう

また、「ライン作業のアルバイトを数年やっており、作業の正確さからバイトリーダーに任命された」のようなものであれば、集中力というよりも、信頼される力や責任感のほうがアピールとしては伝わりやすくなります。

このように、集中力を客観的に証明することは難しく、相当わかりやすくエッジの効いたエピソードでない限りは、集中力よりも別の表現を考えた方が良いと感じます。

また、製造業は集中力以外にも、コミュニケーション力、課題発見・解決力、リスク回避力、計画性など様々な能力が必要であるため、それ以外のPRも考える必要があります。

自己分析や、あるいは第三者からフィードバックを受けながら、自己PRをブラッシュアップしていきましょう。

キャリアコンサルタント/1級キャリアコンサルティング技能士

木原 渚

プロフィールを見る

製造業のPRに集中力は効果絶大! 自信を持ってアピールしよう

製造業において、集中力は非常に親和性の高い強みなので、ぜひ大いにアピールすべきです。

実際に製造業の企業をサポートする機会がありますが、現場では繰り返しの作業における正確性や、品質の維持が極めて重要視されます。

そのため、ご自身が自負されている通り、集中力は選考で高く評価されるポイントとなります。

ただし、集中力は一見すると「誰でも意識すればできること」と思われがちですので、その伝え方が非常に重要です。

具体的なエピソードであなたの説得力を高めよう!

単に「集中力があります」と言葉で伝えるだけでは、なかなか高い評価にはつながりにくいものです。そこで、ご自身の経験に基づいた具体的なエピソードで裏付けをしましょう。

たとえば、研究室での緻密な実験データの記録や、ミスが許されない環境下で長時間の作業を最後までやり遂げた経験などを語ることで、あなたの集中力の高さに確かな説得力が生まれます。

さらに、「ミスを防ぐために独自のチェックリストを作成した」といった、集中力を維持するために自分なりにおこなっている具体的な工夫まで話せると、より一層評価が高まるでしょう。

以下の記事では製造業の自己PRの書き方やほかの就活生と差別化するコツなどを解説しています。製造業を目指す人は選考突破するためにも事前に確認しておきましょう。

関連記事

製造業の自己PRで差がつく書き方を解説! 職種と強みの例文19選

製造業向けの自己PRに頭を悩ませる学生は少なくありません。自己PRは就活において自分を売り込むために重要なので、この記事ではキャリアコンサルタントとともにライバルとの差別化に重点を置きながら、魅力的な自己PRを作成するコツを紹介します。

記事を読む

製造業の自己PRで差がつく書き方を解説! 職種と強みの例文19選

時間がない人におすすめ!
ツールを使えば、自己PRが3分で完成します

自己PRは就活において必ずといっていいほど必要になります。自己PRが曖昧なまま就活がうまくいかなかったという就活生は多くいます。

そこで活用したいのが「自己PR作成ツール」です。これを使えば、簡単な質問に答えるだけで誰であっても、あなたの強みが完璧に伝わる自己PRが完成します。

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

簡単な質問に答えるだけで、強みが伝わる自己PRが作れます。
作成スタート【無料】

 ツールで作成した自己PR例文 
 (リーダーシップが強みの場合) 
私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

その他関連Q&A

TOP

PORTキャリア