Q
大学3年生
男性
SPI対策は3月からでは遅いですか?
大学生です。就活が本格化する3月になったのに、まだSPIの対策をほとんどしていません。周囲の友人は去年から少しずつ対策を始めていたようで、焦りを感じています。
SPIは難しくないとは聞きますが、問題集も全然手をつけていない状態です。今から始めても、本命企業に間に合うか不安で仕方ありません。
3月からSPI対策を始めても、間に合うものでしょうか? 効率的な勉強法や、もし時間が足りない場合の具体的な対策など、キャリアコンサルタントの方からのアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
すぐに取り組む! 苦手分野を重点的に対策しよう
SPIの準備期間は、受験者のもともとの基礎学力によって大きく異なります。もし現在、まったく対策をしていない状態であれば、すぐに問題集に取り組みましょう。
SPIは、問題解決能力や論理的思考力を測る要素が強いため、日頃から基礎的な学力や思考力を養っている人にとっては、比較的短期間で習得できる可能性があります。
早い人であれば1カ月程度の準備で合格レベルに達することも可能なので、自身の苦手分野を特定し、重点的に取り組むようにしましょう。
過去の学習が活きる! 問題集でレベルを把握しよう
特に中学受験や大学受験で徹底的に計算問題や論理的思考力を鍛えてきた経験がある人は、SPIとの相性が非常に良い傾向があります。
そうした経験がある場合は、1カ月もかからない、あるいはほとんど勉強する必要がないレベルに達していることもあります。
まずは実際に問題集や模擬テストに見て、自身の現在のレベルを把握することから始めると良いでしょう。これまでの学習経験が、SPIの得点に直結することを意識し、自身の強みを最大限に活かしましょう。
苦手な分野があれば、焦らず基礎から着実に力を付けていくことが大切です。
まだ間に合う! 短期集中計画で、遅れを取り戻そう!
3月時点で未着手であっても、決して遅すぎることはありません。SPIの平均的な対策時間は20〜30時間といわれており、1〜2週間くらいで集中的に学習計画を立てれば、十分に間に合わせることが可能です。
まずは初日に模擬試験をうけ、自分の課題領域を正確に洗い出しましょう。そこから、弱点分野を1日1テーマずつ、徹底的に演習してつぶしていきます。
毎日の継続が力になる! 本番を意識した練習をしよう!
計画の後半は、毎日総合模試を1回解き、解説をじっくり読み込むことを通じて、本番の緊張下での処理速度を高めていきましょう。
スマートフォンのアプリなどを活用し、通学時間などのすきま時間で学習を確保することも、遅れを取り戻すうえでは非常に有効です。本番前日は軽い計算練習で頭を慣らし、十分な睡眠を優先すれば、万全の状態で臨めます。
SPIの対策をいつから始めるべきなのでしょうか。こちらの記事では、勉強の計画の立て方や時期別の勉強方法について解説しています。
こちらの記事では、効率的なWEBテストの対策方法を解説しています。例題付きのため、事前に目を通しておくとよいでしょう。
勉強を進めるなかで、SPIの時間が足りないと悩む場合もあるでしょう。こちらのQ&Aも参考になります。
本番で焦らないために!WEBテスト模試を試してください
書類の準備や面接対策に時間を割いて、WEBテストの対策まで手がまわらない人は多いです。
「WEBテスト模試」なら、スマホやパソコンで簡単に頻出問題の対策をすることができます。言語と非言語の問題を網羅的に出題。テストを受け終わったら、解説を見ながらすぐに復習して苦手分野の対策が出来ますよ。
WEBテストの対策は効率的に進めながら、他の対策に力を入れて選考を突破しましょう!






