Q

大学3年生
男性

履歴書の課外活動欄を3行でまとめるコツはありますか?

履歴書の課外活動欄について質問です。アルバイトやサークル活動など、いくつか経験はあるのですが、どれも特筆すべき成果を上げたわけではありません。

アピールできるような経験がない場合でも、課外活動は3行くらいで何か書いたほうが良いのでしょうか?

もし書くとしたら、どのようにまとめれば採用担当者の目に留まるような内容にできますか? アドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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役割・行動・成果で作る! 数字で示して印象に残そう

履歴書の課外活動欄のように、スペースが限られている場所では、「役割、行動、成果」の順で文章を構成し、具体的な数字を1〜2個入れて視覚的なアクセントを作ると、短時間であなたの魅力が伝わり、印象に残りやすくなります。

たとえば、「フットサルサークルの主将として、週2回の戦術練習を新たに導入し、リーグ順位を前年の10位から3位へと向上させました」といった形です。

規模感がわかると効果的! 成果の指標を伝えよう

さらに、「計5チーム80名が参加するリーグの運営を通じて、多くの関係者と協力し、物事を前に進める調整力を身に付けました」というように、活動全体の規模感を先に示すことで、採用担当者はあなたの経験の価値をより具体的に把握できます。

もし、成果が定量化しにくい場合は、「参加者アンケートでの満足度90%を達成」「イベントを黒字化した」など、アンケートや収支といった別の指標で成果を換算し、あなたの行動の意義を補完しましょう。

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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詳細な行動と学びをまとめる! 自分らしさを伝えよう

自己PRは「すごいこと」を伝える場ではなく、「自分がどういう人間か」を伝える場です。

課外活動を自己PRに盛り込む際は、「どのような状況で」「何を考えて」「どう行動したか」を伝えることが重要です。その結果どうなったか、何を学んだかを加えると、より良い自己PRになります。

たとえば、アルバイトでの効率化の工夫を挙げ、具体的な行動と学びを短くまとめてみましょう。企業側は「あなたの考えと行動」を知りたいのであり、「すごい実績」は必須ではありません。

伝えたいことを絞る! 活動を通じた言動をまとめよう

限られた文字数の中で、課外活動の経験を効果的に伝えるためには、最も伝えたいあなたの強みや学びに焦点を絞ることが大切です。

「すごい経験」である必要はありません。あなたがその活動を通して、どのように考え、行動し、何を学び、どう成長したかを簡潔かつ具体的に記述することで、採用担当者にあなたの魅力が伝わるはずです。

就活において課外活動を効果的にアピールしたい場合は、こちらの記事も参考になります。課外活動の答え方に悩んでいる人は、目を通しておくとよいでしょう。

趣味を題材にして自己PRを作成したいという場合は、こちらの記事も参考になります。趣味から見つけられる強みの紹介や書き方について紹介しています。

履歴書を書く時間がない時は、「履歴書完全マニュアル」を活用しよう!

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