Q
大学3年生
男性
リテール営業と法人営業の具体的な違いを教えてください。
就職活動で営業職を中心に企業研究を進めている大学3年生です。求人情報を見ていると「リテール営業」や「法人営業」といった言葉が出てくるのですが、両者の具体的な違いは何なのでしょうか?
働き方や細かい業務内容、求められるスキルなどの点から2つの違いを解説いただけると嬉しいです。
また、自分のなかでまだどちらを目指すべきなのか決めかねているため、両者の営業スタイルにはどういったタイプの人が向いているのか教えていただけないでしょうか? 自分の適性を判断するときの参考にさせていただきたいです。
よろしくお願いします!
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
営業相手とスキルが異なる! 仕事の詳細を確認しよう
「営業職」のなかでも、「リテール営業」と「法人営業」は対象顧客や求められるスキルが大きく異なります。
リテール営業は個人の顧客を対象とし、銀行窓口や保険ショップ、百貨店などが代表例です。丁寧な接客力や共感力が求められ、顧客から直接感謝されることにやりがいを感じる人に向いています。
一方、法人営業は企業や組織を対象とするBtoBビジネスです。メーカーやIT、広告業界などに存在し、企業の課題を把握して自社商材で解決策を提案します。商談額が大きく契約までの期間も長いため、戦略的思考や論理的な提案力、社内連携が不可欠です。
商談相手をイメージ! 自分に合う営業の型を見つけよう
商談の進め方も、リテール営業が「感情・信頼」を重視するのに対し、法人営業は「論理・課題解決」が中心となり、期間もリテールは比較的短期、法人は中長期にわたる傾向があります。
「どのような相手と、どういうかかわり方をしながら仕事をしたいか」を考えることが、自身に合った営業スタイルを見つける第一歩です。
顧客と営業方法が違う! 必要なスキルも確認しよう
リテール営業と法人営業は、それぞれ異なる顧客層と営業スタイルを持ちます。
まず、リテール営業(BtoC)はおもに一般の消費者(個人)を対象とする営業です。
特徴としては、多様な層の顧客と接するため、顧客一人ひとりに合わせた柔軟な対応が求められます。
求められるスキルとしては、臨機応変さや、人によって対応を変えられる柔軟なコミュニケーション能力が特に必要になります。
次に、法人営業(BtoB)はおもに企業を対象とする営業です。
特徴はルート営業のようなスタイルが多く、特定の企業や担当者と継続的に関係を築きながら、長期にわたって提案を進めることが多いです。一つの契約成立までに時間がかかる傾向があります。
そして、企業の課題を解決する能力や、長期的な視点で提案を進める力が求められます。
営業スタイルや顧客を見て自分の適性を分析しよう
どちらの営業職も、単に商品を売り込むのではなく、相手の悩みや課題を解決するために提案をおこなうという点は共通しています。
自身がどちらの営業スタイルや顧客層に向いているかを、仕事内容を深く分析し、想像したうえで判断すると良いでしょう。
こちらの記事ではリテール営業について詳しく解説しています。主な仕事内容や仕事の魅力、向いている人の特徴や求められる能力など網羅的に解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
BtoB営業については、次の記事で詳しく説明しています。BtoB営業の特徴や仕事内容だけでなく、ほかのビジネスモデルの営業職に就いても解説しているので、参考にしてみてください。
次のQ&Aでは「リテール営業はきついか? 」の質問にキャリアコンサルタントが回答しています。併せて参考にしてみましょう。
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