Q
大学3年生
男性
「めちゃくちゃ楽しい仕事」って本当にありますか?
大学3年生になり、いよいよ就職活動が本格化してきました。周りの友人は業界研究や企業分析を始めていますが、正直、どんな仕事があるのか、自分が何をしたいのかがまったくわかりません。
それよりも、「毎日会社に行くのが楽しみで仕方ない!」とか、「仕事をしている時間がめちゃくちゃ楽しい!」と思えるような、そんな仕事って世の中にあるのかなとか漠然と考えてしまいます。
もちろん、楽な仕事なんてないとは思いますが、もし「これは本当に楽しい!」と感じられるような仕事があれば、ぜひ教えていただきたいです。
また、そういう仕事を見つけるためには、どんな考え方や行動をすれば良いのでしょうか? 何かヒントがあれば教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
どんな仕事にも大変な面はある! 自分にとって楽しい仕事を見つけよう
率直に言って、どんな仕事にも大変な部分はあり、ストレスは必ずともないます。「楽しい」と感じるかどうかは、仕事の内容そのものよりも、自分の強みや価値観、職場の環境といった要素が大きくかかわってくるのです。
そのため、「楽しい仕事を見つけたい」という漠然とした考え方では、なかなか見つからないでしょう。まず大切なのは、「自分自身が何に興味を持ち、どんなことにやりがいを感じるのか」に向き合うことです。
人が「楽しい」という仕事が、必ずしも自分にとって楽しいとは限りません。そのような選択は避けてほしいと思います。
体験があなたの羅針盤! 多角的な視点で「満足感」を探っていこう
自分の強みや好きなことを見つけるためには、インターンシップやアルバイト、ボランティア、あるいは趣味など、実際に体験してみて、そこで何を感じ、何を学んだのかを言語化していくと見えてくるはずです。
「楽しい仕事」を求めすぎるのではなく、仕事のなかの成長感や達成感、同僚や上司との関係性といった「総合的な満足感」を大切にすると良いでしょう。
結論として、「めちゃくちゃ楽しい仕事」は、単に仕事内容で決まるのではなく、自分がどう働き、どう感じるか次第だということを、少しとらえ方を変えて考えてみてください。
「楽しい仕事」は存在する! どんな条件が必要なのか理解しよう
「楽な仕事」とは異なりますが、「楽しい」と心から言える仕事は存在します。仕事の楽しさは、多くの場合「裁量権の大きさ」「成長実感」「適切な報酬」という3つの要素のかけ算で決まると言われています。
つまり、業務内容そのものよりも、自身の価値観に合った裁量が与えられ、適度な難易度の課題を乗り越えることで成長を実感でき、その貢献が正当に評価・報酬に反映される環境であれば、人は仕事に「楽しさ」を感じやすいのです。
自己分析で「没頭できること」を見つけることが大切! わくわくを探そう
したがって、「楽しい仕事」を職種名から探すのではなく、まずは自己分析を通じて「自分はどのような活動に時間を忘れて没頭できるのか」を過去の行動記録から洗い出します。
そして、それに近い体験を提供してくれる業界や企業を探すアプローチが現実的です。
OB・OG訪問などで、社員の1日の具体的なタイムスケジュールをたずね、それを自身で疑似体験してみるのも良い方法だと思います。
その際に「ワクワクする気持ち」よりも「ストレス」が上回るようであれば、その職種は候補から早期に除外することで、効率的にキャリアの選択肢を絞り込むことができるでしょう。
以下の記事では楽しい仕事20選を紹介しています。楽しい仕事の見つけ方を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
こちらの記事では仕事が楽しいと感じられる人の特徴や仕事を楽しむ秘訣を解説しています。仕事を楽しみたいと感じている人は、ぜひ確認してみてください。
仕事を楽しんでいる女性に共通することは、次のQ&Aでキャリアコンサルタントが解説しています。併せてチェックしてみてください。
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