Q
大学3年生
女性
広告代理店の営業の仕事内容について教えてください。
就職活動を始めたての学生です。広告代理店の仕事に興味があり、職種としては営業系で就職を目指したいと考えています。
広告代理店の営業は華やかなイメージがありますが、実際にはどのような仕事をしているのでしょうか? クライアントへの提案や施策の実行など、何となくのイメージはできますが、具体的な業務の流れがわからないので教えていただきたいです。
また、広告業界は残業や土日出勤も多くて大変と聞きますが、ワークライフバランスの取りやすさは皆さんから見てどうなのでしょうか? 卒業後はまずは仕事優先で働こうと思っているので、ある程度の大変さは覚悟してますが、実情を知っておきたいです。
現役で働いている方々のリアルなお話や、仕事のやりがい、大変なことなども含めて、アドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
広告を出すまでの一連の流れを顧客とともに進めていく仕事!
広告代理店の営業のおもな仕事は、顧客企業の課題やニーズをヒアリングし、それに合った広告戦略やプロモーションの企画提案をおこなうことです。具体的にいうと、顧客との打ち合わせから始まります。
たとえば、どのような商材を、どのようなところに訴求していきたいかといったニーズがあった場合、それを実現するためにどのような広告プランがあるのか、どのようなメディアを使ってどれくらいの金額規模で配分していくのかを提案するのです。
加えて、広告制作チームやメディアとの調整、進行管理なども担当するため、多岐にわたる業務を担うのが広告代理店の営業だと言えるでしょう。
若手時代がチャンス! 成長と人脈を築くチャンスだととらえよう
広告業界自体はクリエイティブで、華やかで刺激が多い反面、納期が厳しかったり、顧客の要望に応えるために残業や休日出勤があるといった側面も事実としてあります。
ワークライフバランスは会社や部署、時期によって差が大きいですが、忙しい時期は長時間労働になる傾向があるでしょう。
しかし、若いうちにこうした仕事を通して多くの経験を積むことは、スキル面だけでなく人脈を広げる意味でも絶好の機会になります。
今の時期が自分のキャリアにとってどのようなフェーズになるのかを意味付けし、ある程度の覚悟を持って進めば、その経験が将来的に活きてくるはずです。
広告営業のリアル! 華やかさと達成感の裏側を知ろう
広告代理店営業は、クライアントの課題ヒアリングから媒体選定、クリエイティブ進行、効果測定までを一貫して統括します。
月末は請求・レポート、月初は企画提案と新規開拓が重なりやすく、繁忙期は深夜残業も正直まれではありません。
しかし、大型キャンペーンが世に出た瞬間の達成感と、予算億単位の意思決定に若手からかかわれるダイナミズムが最大の魅力です。
残業の多さや深夜労働については企業によって異なるため要注意!
ワークライフバランスは代理店規模と担当業界によって差が大きくあるため、一概には言えません。
まずはインターンシップやOB・OG訪問で自社の平均残業と裁量権を確認すると、入社後のギャップを減らせます。
広告代理店の仕事や向いている人の特徴は、次の記事で詳しく解説しています。広告代理店への就職を希望している人はチェックしてみてください。
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