Q
大学3年生
女性
録画面接が3分もあり長いと感じるのですが、何を話せば良いのでしょうか?
就職活動中の大学生です。ある企業に録画面接を提出することになったのですが、持ち時間が3分で自由形式で提出しなければならず、正直「3分は長いな……」と感じています。
自己PRや志望動機を話すにしても、3分間も間延びせずに話し続けられる自信がありません。かといって、短くいろいろな項目を畳みかけても、印象に残らないのではないかと不安です。
3分間の録画面接では、どんなことをどれくらいの時間配分で話せば良いのでしょうか? 話す内容の組み立て方や、3分の中での各項目のおすすめのボリューム感など、具体的にアドバイスしていただけると嬉しいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
3分間は意外とあっという間! 4つの項目を盛り込もう
事前にしっかり構成を考えておくと、3分間は意外とすぐ終わるというか、もう少し話したいなという風になるかもしれません。参考までに、以下の構成をお勧めします。
まずは、冒頭30秒程で名前と簡単な挨拶をサクッと名乗りましょう。
次に、自己PRです。1分20秒~30秒程度を目安にしましょう。ここが最も時間をかけたい所なので、自分の強みや特徴を1つか2つに絞り、具体的なエピソードを簡潔に交えながらしっかりと伝えます。
そして、志望動機です。1分程度で、なぜその業界や企業を希望するのかを、自分の強みとうまくつなげて説明するのが良いでしょう。
時間配分と伝え方が重要! 練習で自信をつけよう
最後は、締めの一言です。10秒程度で、前向きな一言を簡潔に伝えて締めくくります。
内容を詰め込みすぎると3分はすぐ過ぎてしまうため、早口になったり聞き取りづらかったりするでしょう。
そのため、項目の数と時間の調整が非常に重要です。何度か自分で練習してみて聞きやすい分量に収める練習をしてください。
何を言うかだけでなく「どう伝えるか」が大切なポイントです。練習を重ねて、自信を持って臨みましょう。
3分の録画面接は時間配分が鍵! 構成を練って臨もう
3分間という時間は、話すスピードにもよりますが、おおよそ450〜500文字くらいの分量に相当します。この時間を効果的に使うためには、構成をあらかじめ設計しておくことが重要です。
たとえば、前半の30秒で自己紹介と応募理由を簡潔に述べ、中盤の1分30秒で自身の強みとそれを裏付ける具体的な成果を最も時間をかけて伝えます。
そして、終盤の1分で入社後の抱負と貢献意欲を語って締めくくるという時間配分がバランスの取れた構成と言えるでしょう。
丸暗記はNG! 対話する意識で自然なトーンを演出しよう
録画の際には、視線はスマートフォンのカメラレンズに固定し、身振り手振りは胸元より上の範囲で抑制的に使うと、落ち着いた印象を与えられます。
台本は丸暗記するのではなく、要点のみを箇条書きにしたメモを、目線の高さに近い場所(PC画面に貼るなど)に置くことをお勧めします。
これにより、自然な「対話調」を意識しやすくなり、堅苦しい印象を避けることができるでしょう。
録画面接を控えている人は次の記事もチェックしてみてください。録画面接を成功させるコツや基本的な流れを解説しています。
録画面接での自己紹介のポイントは、次のQ&Aでキャリアコンサルタントの回答を参考にしてみてください。
次のQ&Aでは「録画面接でフリップを使うのかはありか?」という質問にキャリアコンサルタントが答えています。併せて参考にしてみましょう。
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