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試用期間に退職する人は実際多いのでしょうか?
現在、転職活動中の20代です。私と同じく転職活動中だった友人は、先月、新しい企業に転職したばかりなのですが、まだ試用期間中にもかかわらず退職を検討しているそうです。
一般的に無事に転職できたとしても、試用期間中に退職してしまう人は多いのでしょうか? 試用期間での退職してしまうと、経歴に傷がついてしまうのではと少し心配しているのですが、その点についてはどうなのでしょうか?
また、もし万が一、自分も試用期間中に退職することになった場合、円満に退職するための方法や、転職活動を再開する際にやるべきことなどについてなど、いろいろアドバイスをいただけないでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
試用期間での退職はそこそこある! 退職理由の準備は必須
結論からいうと、すごく多いわけではないと思います。ただし、試用期間自体は企業側も個人側も「お試し期間」といえる期間ではあるので、実際に働いてみて聞いていた仕事内容と違う、職場の雰囲気が合わないといったことで退職する人は、いなくはないでしょう。
短期間での退職が必ずしも悪いととらえられるわけではありません。
とはいえ、次の転職活動の際には、退職理由を必ず聞かれるため注意が必要です。なぜ早期に辞めてしまったのかというところは絶対に聞かれるので、そこはきちっと説明できるような準備をして欲しいと思います。
円満退職のポイントは準備! 次のステップへつなげよう
試用期間中に退職する際のポイントとしては、一般的にはなるべく早く退職の意思を伝えることと、引き継ぎや最後の業務はちゃんと最後までまっとうすることの2つが挙げられます。この2つは一般常識の範囲内でしょう。
そして、3つ目は経歴にどう書くか、どう話すかの準備です。先ほども言いましたが、ここはしっかりと対策をしておくべき点です。
試用期間中に辞めたことの影響に関しては、短期離職や職歴に空白が多かったり、何回も繰り返しているケースを除いたら、すごく大きなマイナスにはならないでしょう。
1度であれば、マイナスにはなりにくいです。むしろ、違和感を放置せず、ちゃんと自分で見切りを付けて行動したということをきちっとアピールしたら、それをポジティブにとらえてくれる企業もあるでしょう。
結局のところ、理由次第と言えますね。
円満退職は難しい! 事後報告ではなくまずは「相談」しよう
正直にいうと、企業が正社員として採用した人材が試用期間中に退職する場合、完全に「円満」な形はほぼ不可能であると考えるべきです。企業側は、共に働くことを期待して採用しているためです。
しかし、そのなかでも最善を尽くすのであれば、退職を決めてから事後報告するのではなく、まずは「検討段階」で上司に相談することが、結果的に最も円満な形に近づける唯一の方法かもしれません。
転職活動でのマイナスな印象を避けるために学びを語れるようにしておこう
「実は、〇〇という理由で、このまま働き続けることが難しいと感じており、退職を検討しています」と誠実に相談することで、企業側も解決策を一緒に模索する余地が生まれます。
退職という結論に至る場合でも、一方的な通告ではなく、対話を通じてプロセスを進めることが、最低限の礼儀と言えるでしょう。
次の就職活動では「短期離職」の印象を和らげるため、在籍時の学びを整理し、ポジティブな理由として語れるよう準備してください。
こちらの記事では、試用期間中の退職の可否や角を立てずにスムーズに退職しやすい退職理由の伝え方を解説しています。試用期間中の退職を検討している人はチェックしてみてください。
次のQ&Aでは入社してすぐに仕事を辞めたいと悩む相談者に向けて、キャリアコンサルタントが伝え方のアドバイスをしています。併せて参考にしてみましょう。
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