Q

大学3年生
男性

「諦めないこと」を自己PRとしてアピールするのはありですか?

私は自分の良い特性の一つとして「諦めないこと」が挙げられると思っているのですが、これは就活の自己PRとして、成立するでしょうか?

ほかの友人はコミュニケーション能力とか、問題解決力とか、いかにもすごそうなスキルを自己PRにしていたので、自分のこの特性が本当に自己PRとして使えるのか不安になってきました。

もし、自己PRとして「諦めないこと」をアピールするのがありな場合、どのように伝えれば良い評価につながりやすいのでしょうか?

ちなみに、自己PRではアピールする内容に応じたエピソードを入れたほうが良いと先輩に聞いたのですが、自分の特性だとどんなエピソードを選ぶと良いのかについてもアドバイスしていただけると嬉しいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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どの企業でも通用する! 諦めないことをPRしよう

「諦めないこと」は十分に自己PRとして成立しますし、多くの企業が評価する大切な資質の一つだと思います。

仕事では、思いどおりにいかないことや、壁にぶつかることが日常的に起こります。そのときにいかにその課題に向き合って乗り越えていけるかによって、結果的に成長スピードや成果に大きな差が生まれてくるでしょう。

そのため、諦めない姿勢というところは、基本的にどの業界や職種でも通用する強みだといえます。

諦めずに乗り越えたエピソードで仕事への貢献を示そう

ただし、これも伝え方が重要です。「私は諦めません」というように抽象的に言ってしまうと、そこで終わってしまうので、具体的なエピソードを交えて伝えることが大切です。

たとえば、部活や勉強、アルバイト、ゼミの活動などなんでも良いのですが、何か成果が出なかったりつまずいたことがなかったかというところを振り返ってもらい、それを自分の工夫でうまく乗り越えられたというエピソードを引っ張ってくると説得力が増すでしょう。

諦めなかった経験から学んだことや、今後どんなふうにその姿勢を仕事に活かしていきたいか、継続していきたいかというところにも触れると、自己PRとしてより説得力が増すでしょう。

キャリアコンサルタント/ヒトノビ代表

小関 珠緒

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諦めないことは具体的な話を用いてアピールしよう

「諦めない」という強みは、粘り強いということだと思いますし、自己PRとしてとても良いアピールになります。

ただし、「私は諦めない人です」だけでは説得力が弱いので、具体的なエピソードとセットで語ってください。なぜ諦めなかったのか、その目標や理由は何だったのかを伝えましょう。

また、どんな困難に直面し、それをどう乗り越えたのかも重要です。そこをはっきり説明することで、「それはすごい」「そんなこと諦めずに続けたんだ」と相手に思ってもらえるでしょう。

どういう行動を取って、どんな工夫をしたのかを語ることで、課題解決能力の高さを示すことができます。

自己PRは経験や学びをどう仕事に活かすか説明しよう

諦めなかった経験から何を学び、今後どう仕事に活かしたいのか、という学びや成長につなげていくと、面接官に響きやすい自己PRになります。

営業職、接客業、研究職など、地道な努力が報われる職種とは特に相性の良い強みだと思います。

諦めない力をアピールする際は伝え方の工夫が必要です。次の記事では諦めない力の自己PRの作り方について徹底解説しているので、併せて参考にしてみましょう。

諦めない力は「忍耐力」と言い換えることもできます。以下の記事では忍耐力を最大限アピールするコツについてまとめているので、ぜひチェックしてみてください。

諦めが悪いことを長所として伝えるコツは次のQ&Aでもキャリアコンサルタントが回答しています。長所として伝えようとしている人はぜひ確認しておきましょう。

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私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

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