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継続力は、採用担当者にも好感をもたれやすい能力ですが、「私って継続力をアピールして良いのかな」と悩む人もいるでしょう。
自分の魅力を最大限伝えられるよう、企業が求める継続力を理解し、伝え方をマスターしましょう。
この記事では、キャリアコンサルタントの柴田さん、富岡さん、渡部さん、瀧本さんの4人のアドバイスを交えつつ、効果的な継続力の自己PRでの伝え方を解説します。
自分の継続力がしっかり伝わる自己PRにしたいと考えている人はぜひ最後まで読んでみましょう。
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自己PR「継続力」の伝え方
ここからは自己PRの理想的な構成を3ステップで解説するので、事前にチェックして論理的な構成をマスターしましょう。
企業にアピールできる継続力には、「粘り強い」「スキルや知識を積み上げられる」「現状維持ができる」「動じない」という要素を含んでいます。
企業に伝わりやすい構成を理解して、魅力を余すことなくアピールできるようにしましょう。
①継続力がアピールポイントであることを示す
面接官に伝わる自己PRのコツは、結論から話すPREP法で継続力をアピールすることです。端的に言い切ることで強いインパクトを残せます。
その際、企業の求める人物像に合わせることが重要です。HPや説明会、OB・OG訪問を通じて企業理念や社風を調べましょう。
粘り強さ・知識の積み上げ・現状維持・動じない強さという4つの継続力から、企業のニーズに最もマッチするものを選択してアピールしましょう。
✕継続して当然のことは言わない
授業を卒業まで受け続けた
大学生活で一度も遅刻をしなかった
アルバイトを4年続けた
職業訓練校での支援もする柴田さんからアドバイス
説明会やOB・OG訪問で話を聞く機会があれば、その人が応募先企業で継続的に取り組み、成し遂げたことは何かを質問してみましょう。
具体的な行動例から自分に同じような要素やエピソードがないか探せば、その企業が求める継続力を見出しやすくなりますよ。
②継続力を発揮したエピソードを入れる
次に、継続力を発揮した具体例を述べ、説得力を持たせます。場所や困難、動機や成果を具体的に伝えることで、活躍がイメージしやすくなります。
その際、仕事内容や環境が似ている体験や、企業理念と自分の価値観が共通する内容など、企業での再現性があるエピソードを選ぶことが重要です。
エピソードの内容
- どのような困難や課題を継続力で乗り越えようとしたのか
- 何を考えて継続力を発揮したのか
- 継続力を発揮してどのような成果があったのか
✕結果的に時間を要してしまったこと
計画不足で単位を取るのに年数を要した
ミスを改善する意識がなく解決が長引いた
留学生支援もする富岡さんからアドバイス
継続するということは一定期間続けるプロジェクトをおこなうということなので、PDCAサイクルが盛り込まれていると良いですね。
しっかりと振り返りをおこない、サイクルを回していることが伝わると仕事でも期待できます。
③継続力を企業でどのように活かせるかで締める
最後に、継続力を企業でどのように活かせるか伝えるようにしましょう。
企業が求めるのが〇〇の継続力であり、自分の強みとマッチしているから活躍できる、という形で伝えられると良いですね。
企業での活かし方の例
- 粘り強い継続力→長期に渡る交渉が必要とされる営業職で活かす
- スキルや知識を積み上げられる継続力→日々知識の蓄積が必要な研究職で活かす
- 現状維持できる継続力→確実な品質維持能力が求められる品質管理職で活かす
- 何があっても動じない継続力→クレームなどのトラブルに巻き込まれることの多いサービス職で活かす
ただし、企業への理解が不足していたり、解釈がずれていると、企業研究不足との印象を持たれかねないため、OB・OG訪問などで確認をしましょう。
アドバイザーのリアル・アドバイス!継続力は第三者の視点と内発的動機で示そう
「石の上にも三年」といわれるように、継続は力になります。 しかし、自己PRでの継続力は主観的になりがちです。 説得力を高めるために、第三者の意見を取り入れたエピソードを選びましょう。
また、継続の動機も重要です。 強制による「外発的動機」では、環境がないと動けないと懸念されます。 テレワークの普及で「時間自律性」が重視される今、自ら目標を掲げて取り組みをおこなった「内発的動機」による主体的なエピソードが望ましいです。
具体的な数字で努力のプロセスを可視化
伝える際は具体的な数字を必ず用いましょう。 「長年続けた」ではなく「3年間、毎日2時間取り組んだ」のように数値化することで、面接官が状況を正確に判断し、評価しやすくなります。
日頃から物事を数字でとらえる癖をつけておきましょう。
「継続力」をアピールするなら、自己PR作成ツールを活用しよう
自己PRは就活において必ずといっていいほど必要になります。自己PRが曖昧なまま就活がうまくいかなかったという就活生は多くいます。
そこで活用したいのが「自己PR作成ツール」です。これを使えば、簡単な質問に答えるだけで誰であっても、あなたの強みが完璧に伝わる自己PRが完成します。
ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。
(リーダーシップが強みの場合)
「どういう自己PRが好印象なのか分からない」という人は、内定者の実際の回答を厳選した「自己PR例文集」をお手本にしましょう!
継続力をアピールする例文14選【言い換え×業界別】
では具体的に、継続力をどのようにアピールすれば良いのか例文を紹介します。
就活でアピールできる継続を用いて、職種や業界別に紹介するので、自分にぴったり合う継続力は何かを見極めて参考にしてくださいね。
また、この章では業界別に使いたい例文を紹介します。なぜその力をアピールすべきか気になる人は業界別! 就活のプロ直伝の評価されやすい継続力も併せて確認しましょう。
「粘り強さ」をアピールする例文
「粘り強い」継続力をアピールする例文
営業系
私の強みは粘り強く継続できることです。
所属するラグビー部でそれを発揮しました。
強豪校出身の同級生の中で、サッカー部出身の私がどのようにしてレギュラーになれるか模索したところ、基礎的な練習に加えて強化練習を日々継続するしかないと感じました。
そこで朝と夜、部活の練習の前後に2時間筋トレと自主練を毎日おこない、また長期休みの期間も学校外に習いに行くという生活を2年半続けたところ、3年生の大会ではレギュラーとして出場することができ、またその試合で全国大会出場を決めることができました。
OB・OG訪問にて、御社の営業職では特に「顧客の直接的なニーズに訴え、潜在的なニーズに気づかせるために粘り強く交渉を継続する力が求められる」との話をお伺いしました。そこで、私の粘り強い継続力を活かして、御社で活躍できるのではと感じています。
職業訓練校での支援もする柴田さんからアドバイス
OB・OG訪問で聞いた話と、ラグビー部でのエピソードで示した粘り強い継続力がどう関連しているのかを示せるともっと良くなりますよ。「粘り強く交渉を継続する力」に自分の経験を重ね合わせ、どのように活かせばよいかを具体的に示しましょう。
販売・サービス系
私の強みは粘り強く継続できることです。
私は物流会社のコールセンターのアルバイトリーダーをしていました。毎日同じ顧客からのクレームがあり、私たちのチームは悩まされていました。
そこで、クレームの根本的な原因をつかむことが大切だと感じ、その顧客から電話がかかってきたら率先して引継ぐことを半年間継続し、クレームにどのような傾向があるのか掴むようにしました。
すると、①通話時間が30分以上と長いこと②他の顧客からは言われたことのないクレームが多いこと③最後は雑談をされる傾向にあることから、話し相手としての役割を求められているのではないかと感じました。
そこで、あらかじめ①時間が決まっていることを伝える②丁寧に謝罪する③やむを得ない理由で離席することを伝えるとすることで、その顧客からのクレームの本数を半年かけて月10本から3本に減らすことができました。このように、粘り強い継続力で課題を解決することができます。
御社は、顧客が負の状況から日常に戻れるように粘り強く手助けをすることをモットーにされていると伺いました。そこで私の粘り強い継続力を活かせるのではないかと考えています。
留学生支援もする富岡さんからアドバイス
半年間かけて逃げずに顧客と向き合ってきたことが伝わります。
「この対応で本当に解決できたのか」という点を明確にするために、社員に相談したのであればその内容や、顧客の満足度なども伝えられると良いですね。
コンサルティング業界
私の強みは粘り強く継続する力です。
私は保育園でアルバイトをおこなっておりましたが、園児の間で嫌がらせが発生しており、自身が幼少期に嫌がらせを受けた経験から最小限に食い止めたいと考え課題解決を目指しました。
そこで、嫌がらせをしている園児とそれを受けている園児双方に向き合い、根気強く何が原因なのか探ったところ、友達の取り合いが発生していることがわかりました。
そこで、まず嫌がらせをすると心の傷になってしまうこと、心の傷は長い間残りやすいこと、皆で遊べるように工夫することが大事であることを3か月間日々丁寧に伝えるようにしたところ、最終的には仲直りして大きな問題になる前に解決することができました。
御社は顧客の課題解決をおこなうために、日々変化する顧客や環境の変化を正確に捉える粘り強い継続力が必要があると伺っており、私の力を活かせるのではないかと感じています。
大学での支援もする渡部さんからアドバイス
理屈ですぐに理解できない園児に、3か月もの間、根気よく丁寧に伝えたというのは独自性のあるエピソードです。自分自身の幼少時の経験を背景に据えているので、考え方や価値観がわかり、説得力もありますね。
「学び続ける姿勢」をアピールする例文
クリエイティブ系
私の強みはスキルや知識を積み上げられる継続力です。
私は軽音楽サークルで活動し作曲とドラムを担当していました。学園祭の代表バンドとして選ばれたため、今後も自身のバンドが学園祭の目玉のような存在になりたい、バンドとしても成果を残したいと考えました。
そこで、基礎から音楽を勉強するために毎日楽典の授業を受け、また毎週1回は他校のバンドにセッションを交渉して日々新たな知識や感覚を入れ続ける生活を1年間続けました。
その結果、学園祭で演奏した曲は大好評となり、次年度も代表バンドに選ばれ、例年4000人だった集客数を10000人に増やすことができました。
御社では、スキルや知識を常に吸収し続けて成長することが求められており、私の積み上げられる継続力を活かして貢献させていただけるのではないかと考えています。
職業訓練校での支援もする柴田さんからアドバイス
学園祭での集客数を倍以上に伸ばした、という具体的な効果を述べることができています。
ただ、応募先企業がクリエイティブ系なので、オリジナリティを生み出す中での知識や工夫も合わせて述べるとさらに好印象です。
技術・研究系
私の強みは努力を積み重ねられる継続力です。
私は英語が苦手でTOEICの点数は400点でした。しかし、生物の研究室で英語の文献を読む必要があり、英語の学習を始めました。
文献を読むレベルになるにはTOEICの点数800点台の実力をつけなければならなかったため、英語の勉強時間を1日1時間は必ず確保し、また日本への留学生が集まる授業を選択して日常的に英語に触れる生活を半年続けたところ、TOEICは900点を獲得することができました。
御社の研究職は、毎日一歩一歩の積み重ねを大切にされていると説明会で伺いましたが、このような知識を積み重ねた継続力を活かして攻略できる能力は、御社で活かせるのではないかと考えています。
留学生支援もする富岡さんからアドバイス
自ら目標を立て、それを達成するための行動を考え実践し、見事TOEICで900点達成したというのはプロセスも結果も評価できます。
英語ができるようになり、研究にどのような影響があったかも書けるとまとまりが良くなりますよ。
企画系
私の強みはコツコツ知識を積み上げる継続力です。
経営学ゼミに所属しており、そこでは飲料メーカー企業とのタイアップ企画でどのような商品が人気が出るか考える企画がありました。
そこで消費者のニーズを探りたいと考え、その企業や競合他社が新商品を出すたびにSNSでどのような反応を得ているかリアルな声を半年間継続して確認しました。そして商品の傾向や消費者の反応を統計し、新商品のコンセプトを提案しました。
その結果私の提案したコンセプトの商品が売上20億円を突破し、その企業では過去最高の売上を記録することとなりました。
御社の企画職は常にニーズをくみ上げ知識を積み重ねることが求められると伺っており、このような日々知識を積み上げる継続力を発揮して活躍させていただけるのではないかと感じています。
大学での支援もする渡部さんからアドバイス
ゼミでの話ではありますが、実際の仕事に近い体験をしていて、成果も数字で出ているためインパクトがあります。
統計結果の分析から提案までのプロセスも加えれば、取り組み姿勢もわかり、再現性が期待できます。
金融業界
私の強みは知識を積み重ねられる継続力です。
私はカフェのアルバイトをしていましたが、アルバイトがただお金を稼ぐ場になるのはもったいないと考え、スキルアップのためにカフェ店員のコンテストに出場しました。
接客や調理のスキルが問われるコンテストだったため、まずは知識を身に付けるために「サービス接遇検定」や「コーヒー検定」などの関連する資格を半年以上勉強し、計10個の資格を取得しました。その結果、コンテストの全国大会に出場し優勝することができました。
御社は入社後20の資格取得を通してスキルアップさせていただける教育体制と伺っており、そのような環境の御社で貢献させていただけるのではないかと感じています。
職業訓練校での支援もする柴田さんからアドバイス
応募先企業が金融業界なので「頑張ったのはわかるけどうちにその資格は関係ない」と思われる恐れがあります。
それらの資格を取るための勉強時間など、学習習慣が身についていることなどを挙げ、「うちでも頑張ってくれそう」という印象につなげましょう。
IT業界
私の強みは知識を積み重ねる継続力です。
塾講師のアルバイトで20人の生徒を担当していましたが、志望校と自身の偏差値が20以上異なる生徒がほとんどでした。そこで、画一的な指導法では合格は難しいと考え、生徒と志望する大学別に指導方法を変えることとしました。
そこで日々変わる生徒の現状を記録し、かつそれぞれの志望校の過去の問題を解き、傾向と対策を分析し、生徒と志望校それぞれについて継続的に研究し、各生徒に合う指導法を作り出して指導しました。その結果、16人を第一志望に合格させることができました。
御社は日々変化する環境の中で絶え間なくインプットし、アウトプットにつなげることが大切だと伺っており、私の知識を積み重ねられる継続力を活かせるのではないかと考えています。
留学生支援もする富岡さんからアドバイス
偏差値を20上げて志望校に合格させるのはすごいことですが、継続力より指導力にフォーカスしてしまっているため、期間に関する情報をもっと伝えられると良くなります。
IT業界を志望しているので、記録、分析などでITを使っていたという話が盛り込まれていると業界への興味も表現できて良いですね。
「一定の品質を保つ力」をアピールする例文
事務・管理系職種
私の強みは現状維持できる継続力です。
私は80名のオーケストラサークルの会計係を務めており、サークルを運営するのに必要な費用を管理する仕事をしていました。しかし、期日までにお金を支払えないメンバーが多く、運営に必要なお金が尽きるリスクがありました。
そこで週2回継続的にサークルメンバーに対するアナウンスをし、その際は具体的に「サークルの運営状況から少なくともいくら支払ってほしい」ということを明確に伝えるようにしました。また、半年間支払いができないメンバーには年利10%とする利子制度を設け、期日までに支払えない場合は利子をつけるとして、サークルの運営を支えました。
その働きかけを3か月間継続したところ、期日までにお金を支払うメンバーの割合が30%から90%に増えました。
このような現状維持できる継続力は、一定の品質を提供することを目標とする御社の事務業務で活かせるのではないかと感じています。
大学での支援もする渡部さんからアドバイス
お金を払えないメンバーに利子をつけて催促するということを説明していますが、ややネガティブな印象を持たれることも否定できません。
「週2回継続的にサークルメンバーに対するアナウンスをした」という内容を膨らませると良いでしょう。
営業系
私の強みは現状維持できる継続力です。
私は120名規模のテニスサークルの幹事長として、メンバーのモチベーションに差があることを課題に感じていました。
そこでメンバーとの信頼関係を維持し続け、サークルに居心地の良さを感じてもらうことが大切だと考え、こまめに連絡を取ること、それぞれの話をしっかりと聞くこと、本音にまっすぐ向き合うことを1年間継続しました。
その結果、毎週の参加率は20%から80%に増え、サークル内の信頼関係も深まり、前年はほとんどサークルに来ていなかった学生からは「最終的にサークルが最も居心地がよく楽しかった」と言ってもらうことができました。
このような人間関係を維持できる継続力は御社の営業職に求められているということをOB・OG訪問でお伺いし、貢献させていただけるのではないかと感じています。
職業訓練校での支援もする柴田さんからアドバイス
リーダーシップのアピールにも聞こえるため、幹事長としてのメンバーに対する働きかけについて、継続力に関して得た評価を示せるとより良くなりますよ。
インフラ業界
私の強みは品質を維持する力です。
私は中華料理屋でキッチンのアルバイトをしていましたが、顧客から「料理が美味しいときとそうでないときがある」との口コミが多いことを課題に感じ、いつでも一定のクオリティを提供できる工夫が必要だと感じました。
そこで、いつでも同じクオリティのものを提供できるよう、注文が入ってから作ることや上手な社員やアルバイトの真似をして作ることを意識しました。また、培ったノウハウは他のアルバイトメンバーにも共有しました。
すると、品質を継続的に維持できるようになり、半年後には「いつでも美味しい料理が食べられる」などポジティブな口コミが9割以上を占めました。
このような品質を維持する力は、常に一定の品質を保ち顧客からの信頼を獲得する必要がある御社で活かせるのではないかと考えています。
留学生支援もする富岡さんからアドバイス
社員やアルバイトのどんな真似をしたのかなど、「いつでも美味しい料理を提供するために」日々とっている行動や努力をもっと具体的に記載できると良いですね。
コピペで使える自己PR文がかんたんに作れます
自己PR作成ツールはもう試しましたでしょうか?ツールで実際に文章を作成してみてからブラッシュアップする方が効率的に受かりやすい自己PRを作成することができます。
「自己PR作成ツール」 を使えば、簡単な質問に答えるだけで誰であっても、あなたの強みが完璧に伝わる自己PRが完成します。
ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。
(リーダーシップが強みの場合)
「動じない姿勢」をアピールする例文
IT系
私の強みは何があっても動じずに、落ち着いて対処できる力です。
私はアパレルショップで毎日200名の顧客対応をおこなっていました。
通常の接客業務に加え、そこではズボンの裾上げを10分以内でおこなわなければなりませんでした。失敗すると10分以上時間がかかり顧客からのクレームにつながることから、プレッシャーを感じる環境で業務をしなければなりませんでした。
一度裾上げの依頼が立て込んで時間がないことに強いプレッシャーを感じ、2人続けてミスをしてしまい、顧客からのクレームにつながったことがありました。そこから「何があっても動じずに対応する力をつけたい」と考えました。
そこで、常に先回りして行動することを意識し、裾上げに必要なことはできるだけ早めに対応しておくことで、仮にミスが生じても時間に余裕が持てるようになり、以前のようなプレッシャーを感じなくなりました。
その結果、こうしたプレッシャーのかかる環境でも落ち着いて対応することができ、その後の2年間で大きなクレームは1つも発生しませんでした。
OB・OG訪問にて、御社のシステムエンジニア職で大変なこととして、システムエラーの早急な対応に迫られることを挙げられている方が多く、私の何事にも動じずに対処する力を活かして貢献させていただけるのではないかと感じています。
大学での支援もする渡部さんからアドバイス
一見ネガティブな職業理解の情報を、自分自身の具体的な体験とつなげてアピールにしているため、うまくまとめられています。
さりげなく「準備の大切さ」のような他の要素とつなげているところも好印象です。
広告業界
私の強みはトラブルがあっても落ち着いて対処できる力です。
私は学生時代テーマパークでアルバイトをしていましたが、「その空間にいる皆を幸せに」をモットーにしているテーマパークであったため、どのようなハプニングがあっても顧客を不幸な気持ちにさせないよう心掛けました。
具体的には高齢者が歩きにくいスペースは率先して歩行を手伝ったり、顧客同士のトラブルが起こりそうな混雑しているエリアは整備をおこなったりといったように、すべての問題を解決するという心掛けで活動しました。
その結果、どんなトラブルも動じずにこのアルバイトを4年間続け、卒業時には最も活躍したアルバイトとして表彰されました。
御社は、顧客への柔軟な対応が求められるとお伺いしており、何があっても動じず最後までやり遂げられる力を活かせるのではないかと感じています。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券内定者の例文
例文
私の強みは、目標達成に向けて粘り強く努力できることだ。
高校のバスケ部では、1年の夏に目標であったスタメンを獲得したが、試合で思うようなプレーができず、一度スタメンを外された。悔しさをバネに試合映像を分析し、戦術理解を深めることで冬にスタメンに復帰した。
浪人時代も同様に、第一志望合格という目標を達成するため、計画的に学習を進めた。特に、苦手分野を徹底的に分析し、その克服に重点を置いて勉強をした結果、現役時代よりも偏差値を10向上させることができた。
これらの経験を通じて、目標達成のために課題を乗り越え、粘り強く取り組む姿勢を身につけた。この強みを活かし、貴社でも活躍できるよう努力し続けたい。
上記の例文は、2026年卒で三菱UFJモルガン・スタンレー証券に内定した人の自己PR文です。
キャリアコンサルタントの瀧本さんも「挫折を客観的に分析して改善できる、再現性のあるプロセス」が評価に値するとしています。
その他の実例も見てみたいという人は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券選考対策|インターン参加者の内定ES・再現面接スクリプトを公開を読み進めてみてください。
テンプレを活用すれば受かる自己PR文が作れます
自己PRのネタを決めても、それを裏付けるエピソードに悩む学生は多いです。しかし、特別なエピソードがなくても受かる自己PRを作ることはできます。
そこで紹介したいのが「自己PR作成ツール」です。自己PR作成ツールなら、簡単な質問に答えるだけで誰であっても、分かりやすいテンプレであなたの強みが完璧に伝わる自己PRが完成します。
ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。
(リーダーシップが強みの場合)
業界別! 就活のプロ直伝の評価されやすい継続力

実際に志望する企業がどのような継続力を求めているのかも確認しておきましょう。
自分が持つ継続力と企業が求めている継続力がマッチしていることをアピールできると効果的な自己PRになります。
メーカー/商社/広告・出版/マスコミ
基本的にどのような職種や業界であってもトラブルや困難はつきものですが、以下の特徴を持つ企業では「粘り強い」継続力が評価されやすいです。
粘り強い継続力が評価されやすいケース
- 業務量が多い
- 仕事の難易度が高い
- 肉体的もしくは精神的にストレスがかかやすい
- 結果が出るまでに時間がかかる
評価されやすい職種・業界の例
- 販売・サービス
- 編集・制作
- IT
- 金融
- メーカー
- 商社
- 広告・出版・マスコミ
大学での支援もする渡部さんからアドバイス
「粘り強さ」は気力や行動力を含む総合的な体力を表現できます。たとえば「販売」の中でも単価の高い商材を扱う場合や、コンサルのような無形のものを扱うサービスでも、顧客と深くつながるうえで重要になる力です。
技術・研究/インフラ(電気・ガス等)/専門職(労務・経理)
「スキルや知識を積み上げられる」継続力は、具体的には以下のようなケースで評価されやすいこととなります。
特に一人ひとりの裁量が大きい仕事では、積み上げる力が必須となります。
スキルや知識を積み上げられる継続力が評価されやすいケース
- 専門スキルや知識を必要とされる
- 環境の変化が激しい
- 仕事を1人で完結させなければならない
評価されやすい職種・業界の例
- 技術・研究
- 企画
- クリエイティブ
- IT
- 金融
- インフラ
職業訓練校での支援もする柴田さんからアドバイス
法令や業界規定が業務に深くかかわる職種は、全般的に継続的な知識のアップデートが必要といえます。上記に挙げられているもの以外でも、労務や経理など、総務系の職種全般、メーカーの品質保証・環境対策部門などがありますよ。
事務・管理/官公庁/製造(現場・職人)
「現状維持できる」継続力は、さまざまな場面で安定した質を必要とする企業で評価されやすい能力です。具体的には以下のようなケースです。
現状維持できる継続力が評価されやすいケース
- 継続した人間関係の構築が必要とされる
- 一定の品質を担保する必要がある
評価されやすい職種・業界の例
- 事務・管理
- 営業
- インフラ
- 官公庁
留学生支援もする富岡さんからアドバイス
ものづくりをおこなう企業でも、一定の品質を担保する力が求められています。職人がおこなう手仕事はもちろんですが、機械を使う製造業でも、大事な部分は人間のチェックが多いですよ。
IT・ソフトウェア/金融/販売・サービス/営業
「何があっても動じない」継続力は、ストレスや変化への耐性が必要とされる企業で評価されやすい傾向にあります。具体的には、以下のようなケースが想定されます。
何があっても動じない継続力が評価されやすいケース
- トラブルやクレーム対応が求められる
- 環境や仕事内容などの変化が激しい
- 企業の成長スピードが早い
評価されやすい職種・業界の例
- IT
- 営業
- 販売・サービス
- 金融
- クリエイティブ
- 商社
- ソフトウェア
- 広告・出版・マスコミ
大学での支援もする渡部さんからアドバイス
「動じない」という精神的な要素が評価されるのは、思うようにならないことが多い仕事です。
どの仕事もそういう面がありますが、特に高単価の商材や、必需品ではなく付加価値の高いサービスの営業などがありますよ。
【就活QA集】継続力をアピールする方法を見る(タップで開閉)
部活動でのアピール
自己PRで部活で培った継続力を効果的にアピールするにはどうすべきですか?
長所としての伝え方
面接で長所を継続力と伝えるのは弱いですか?
ガクチカでの見せ方
ガクチカで「継続力」をアピールすると、地味だと思われませんか?
自己PRが思いつかない人は、ChatGPTを活用して自己PRを完成させよう
ChatGPTを使った自己PR作成ツールはもう試しましたでしょうか?
簡単な質問に答えていくだけでChatGPTが自動で魅力的な自己PRを作成します。
作った自己PRは選考で活用できるものになっているので、ぜひ活用して採用される自己PRを完成させましょう。
企業が求める継続力を理解して人事に響く自己PRをしよう
継続力をアピールする際は、企業が求める能力とのマッチ度が重要です。
曖昧な表現では熱意が伝わらず、他社でも良いと思われてしまうリスクがあります。まずは企業が求める形を理解し、自分の継続力を具体的に分析しましょう。
自分の強みが明確になったら、それが発揮されたエピソードを交えて自己PRを作成します。ステップに沿って的確に伝えられれば、あらゆる業界で強力な武器になります。
しっかり対策して魅力的な人材として自分をアピールしましょう。
アドバイザーからあなたにエール質の高い継続力で成果へのこだわりを伝えよう
継続という行為はそれ自体が目的であることはほとんどなく、継続の結果として何らかの「効果」や「利益」が現れます。
そのため、ただ「継続した」というアピールで終わってしまうと「その行為に果たして意味はあったのだろうか」という疑問を持たれてしまいます。
継続の過程で課題分析や改善活動ができていたことを明確にし、「継続したからこそ得られた結果である」ということを伝えてくださいね。
どのように活かせるかまで示せるとベスト
継続力により結果を出せる人だとアピールできれば、企業からの強い関心につながります。
ここまで解説した内容をふまえつつ、「メリットを数多く生み出すことのできる継続力が自分には備わっている」とアピールできるように準備を進めましょう。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi






4名のアドバイザーがこの記事にコメントしました
キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士
Takako Shibata〇製造業を中心とした大手~中小企業において、従業員のキャリア形成や職場の課題改善を支援。若者自立支援センター埼玉や、公共職業訓練校での就職支援もおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/産業カウンセラー
Junko Tomioka〇南箕輪村のキャリア教育推進コーディネーターに就任後、独立。現在は地方中高生やベトナム人留学生の就活支援、企業内キャリアコンサル、地方就職のサポートをおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/合同会社渡部俊和事務所代表
Toshikazu Watanabe〇会社員時代は人事部。独立後は大学で就職支援を実施する他、企業アドバイザーも経験。採用・媒体・応募者の全ての立場で就職に携わり、3万人以上のコンサルティングの実績
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士
Hiroshi Takimoto〇年間約2000件以上の就活相談を受け、これまでの相談実績は60000件超。30年以上の実務経験をもとに、就活本を複数出版し、NHK総合の就活番組の監修もおこなう
プロフィール詳細