例文13選|「継続力」を魅せる自己PRの鉄則を職種・業界別に解説

この記事にコメントしたアドバイザー

  • 柴田 登子

    キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士…続きを見る

  • 富岡 順子

    キャリアコンサルタント/産業カウンセラー…続きを見る

  • 渡部 俊和

    キャリアコンサルタント/合同会社渡部俊和事務所代表…続きを見る

この記事のまとめ

  • 志望企業で評価されやすい継続力を見極めることが重要
  • 継続力の自己PRは注意点を知らないとアピールにならない場合も
  • 継続力を使った自己PR例文13選を紹介

就活生の多くが自己PRでアピール材料に使う継続力。「そもそも継続力をアピールして良いのかな」「継続力をどう伝えれば効果的なのだろう」などと悩む人もいると思います。

継続力は幅広い業界や職種で評価されやすい力の1つ。企業が求める継続力を理解し、伝え方をマスターできれば、多くの企業で柔軟にアピールできる強みとなりますよ。

この記事では、キャリアアドバイザーの富岡さん、渡部さん、柴田さんのアドバイスを交えつつ、効果的な継続力の自己PRでの伝え方を解説します。継続力を自己PRにしたいと考えている人はぜひ参考にしてみてくださいね。

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目次

求められている継続力でアピールすることが自己PR差別化のカギ

継続力をアピールする就活生に多い失敗例は、「企業の求める継続力を理解できずに印象に残る伝え方ができない」というものです。「どのような継続力をアピールしたいのか」を具体的にしないと刺さるアピールにはなりません。

この記事では、まずは就活でアピールできる4つの継続力を解説。自身がアピールしたい継続力を探してみましょう。そのうえで、企業によってどんな継続力が求められているのかを解説します。アピールしたい継続力とマッチさせて自己PRを作成していきましょう。

そして併せて紹介する組み立て方を踏まえて、面接官に刺さる継続力の自己PRを完成させましょうね。

さらに業界・職種別で自己PRの例文13選を紹介するので、具体的な内容を考える際に確認してみましょう。

自己PRについての対策はこちらの記事でも紹介しているので、参考にしてください。
例文12選|面接必勝の自己PRはエピソードが最重要!

企業にアピールできる継続力の種類を理解しよう

継続力の4つの種類

まずは継続力の種類や、企業が抱く印象について理解するようにしましょう。どのような継続力をアピールしたいのかしっかりと定めることで、企業とのマッチ度をアピールできますよ。

「なぜ活躍できる舞台がその企業だと考えるのか」を明確に伝えられるように、アピールしたい継続力の種類を理解しましょう。

①粘り強い

まず、試練やトラブルがあっても物事を継続できる粘り強さが挙げられます。

粘り強い継続力をアピールすることで、大きな変化や高い壁があっても負けずに継続できる印象につながります

富岡 順子

新卒就職者の3年以内の離職率は大卒で3割程度と言われています。

離職の理由はさまざまですが、粘り強い人は入社後に困難があっても、逃げ出さずに仕事に取り組み、長く会社で働いてくれるのではという期待が持てますね。

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 実際にツールで作成した自己PR例文 
 (リーダーシップが強みの場合) 
私はリーダーシップを発揮できる人材です。 学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。 サークル長を務めていたフットサルサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携が取りきれていないことが問題でした。そこで、大学側に掛け合い週に二回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声かけを行いました。さらに、週末明けに今週の活動の詳細をメンバーにメールで配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。 問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしてきたいと考えております。

②スキルや知識を積み上げられる

スキルや知識などを積み上げて、日々成長できる継続力もアピールできます。コツコツと継続して努力しスキルアップを期待できる人材です

特に新入社員の場合、仕事の知識がない状態から企業で活躍できる人材になることを目指すことが多いです。だからこそ、スキルや知識を積み上げられる人は企業にとって好印象になりますよ。

③現状維持できる

常に一定の質を保てる、現状を維持できる継続力もアピールできます。「あって当たり前」とされているような、公共性のあるものや活動を支えるものなどを、常に一定の品質で提供できる、いわば縁の下の力持ちになれる力です。 

企業からは「この人に仕事を任せておけば大丈夫だ」と思えるような、信頼感や安心感を持てる人という印象になりますよ。

渡部 俊和

大半の企業はイノベーションを毎日やっているわけではなく、先人の知恵や型を使って効率よく仕事を進めています。

セオリーを守りリスクを冒さず現状維持ができる人は、堅実でマネジメント上もありがたい存在です。

④何があっても動じない

人よりもストレスを感じない、もしくはストレスを上手く避けることができるという「何があっても動じない力」とも言うことができます。また、突発的な出来事やトラブルなどが生じても、落ち着いて対処できる人もそう捉えられますね。

つまり、ストレスがかかりやすい環境でも動じずに、ゴールまでの長い道のりを走り切れる力です

企業の目には、「どんなことにも落ち着いて対応してもらえそうだな」と頼もしい存在として映るでしょう。

柴田 登子

何があっても動じない人は、トラブルが起きたとき、戸惑うことなく解決に向けた行動を取れるので事態の悪化を防げます。

また、問題が起きても顔や態度に不安が現れないので、顧客や取引先にとっても頼れる存在です。

ESの自己PR対策をしたい学生は以下の記事を参考にしてくださいね。
例文15選|エントリーシートの自己PRで人事を惹き込むコツを解説

志望企業で評価されやすい継続力を考えよう

業界・職種ごとに評価されやすい継続力

継続力の持つ意味や印象を確認したところで、実際に志望する企業がどのような継続力を求めているのか確認するようにしましょう。

自分が持つ継続力と企業が求めている継続力がマッチしていることをアピールできると効果的な自己PRになります。

職種や業界の具体例も参考にしながら、具体的にどのように継続力をアピールするか考えていきましょう。

富岡 順子

企業や業務内容によって必要となる継続力は異なります。方向性の違う継続力を自己PRとしてしまうと、魅力的に映らないだけでなく、マイナス評価になり得るため気をつけてくださいね。

「粘り強い」継続力が評価されやすいケース

基本的にどのような職種や業界であってもトラブルや困難はつきものですが、特に以下の特徴を持つ企業では「粘り強い」継続力が評価されやすいケースが多くあります。自分が志望する企業が該当していないか確認してみてくださいね。

粘り強い継続力が評価されやすいケース

  • 業務量が多い
  • 仕事の難易度が高い
  • 肉体的もしくは精神的にストレスがかかやすい
  • 結果が出るまでに時間がかかる

具体的には、以下の職種や業界などで評価されやすい力となります。受けたい企業が入っているか探してみましょう。

粘り強い継続力が評価されやすい職種・業界の例

  • 販売・サービス
  • 編集・制作
  • IT
  • 金融
  • メーカー
  • 商社
  • 広告・出版・マスコミ

渡部 俊和

「粘り強さ」は気力や行動力を含む総合的な体力を表現できます。たとえば「販売」の中でも単価の高い商材を扱う場合や、コンサルのような無形のものを扱うサービスでも、顧客と深くつながるうえで重要になる力です。

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「スキルや知識を積み上げられる」継続力が評価されやすいケース

「スキルや知識を積み上げられる」継続力は、具体的には以下のようなケースで評価されやすいこととなります。特に一人ひとりの裁量が大きい仕事では、積み上げる力が必須となります

スキルや知識を積み上げられる継続力が評価されやすいケース

  • 専門スキルや知識を必要とされる
  • 環境の変化が激しい
  • 仕事を1人で完結させなければならない

具体的には、以下の職種や業界で評価されやすいことが多いです。スキルや知識を継続して身に付ける力があるという人は、アピールできないか考えてみてくださいね。

積み上げられる継続力が評価されやすい職種・業界の例

  • 技術・研究
  • 企画
  • クリエイティブ
  • IT
  • 金融
  • インフラ

柴田 登子

法令や業界規定が業務に深くかかわる職種は、全般的に継続的な知識のアップデートが必要と言えます。上記に挙げられているもの以外でも、労務や経理など、総務系の職種全般、メーカーの品質保証・環境対策部門などがありますよ。

「現状維持できる」継続力が評価されやすいケース

「現状維持できる」継続力は、さまざまな場面で安定した質を必要とする企業で評価されやすいこととなります。具体的には以下のようなケースです。

現状維持できる継続力が評価されやすいケース

  • 継続した人間関係の構築が必要とされる
  • 一定の品質を担保する必要がある

また、上記の力は、具体的には以下の職種や業界で評価されやすい可能性があり、志望する企業で活かすことができるか確認してみましょう。

現状維持できる継続力が評価されやすい職種・業界の例

  • 事務・管理
  • 営業
  • インフラ
  • 官公庁

富岡 順子

ものづくりをおこなう企業でも、一定の品質を担保する力が求められています。職人がおこなう手仕事はもちろんですが、機械を使う製造業でも、大事な部分は人間のチェックが多いですよ。

「何があっても動じない」継続力が評価されやすいケース

「何があっても動じない」継続力は、ストレスや変化への耐性が必要とされる企業で評価されやすい傾向にあります。具体的には、以下のようなケースが想定されます。

何があっても動じない継続力が評価されやすいケース

  • トラブルやクレーム対応が求められる
  • 環境や仕事内容などの変化が激しい
  • 企業の成長スピードが早い

何があっても動じない継続力を活かせる職種や業界には以下の例があります。受ける企業を決めるうえで参考にしてくださいね。

何があっても動じない継続力が評価されやすい職種・業界の例

  • IT
  • 営業
  • 販売・サービス
  • 金融
  • クリエイティブ
  • 商社
  • ソフトウェア
  • 広告・出版・マスコミ

渡部 俊和

「動じない」という精神的な要素が評価されるのは、思うようにならないことが多い仕事です。どの仕事もそういう面がありますが、特に高単価の商材や、必需品ではなく付加価値の高いサービスの営業などがありますよ。

継続力をアピールする自己PRの構成

継続力をアピールする自己PRの構成

  • 継続力がアピールポイントであること
  • 継続力を発揮したエピソード
  • 継続力を企業でどのように活かせるか

継続力は広い意味を持つものであり、自分がアピールしたい継続力と企業が求めている継続力をマッチさせることが大切だと解説しました。ここからは、どのような伝え方であればそのマッチ度をアピールできるか紹介していきます。

どんなに良い内容が盛り込まれていても、理解しやすい伝え方でなければ内容を吟味される前に落とされてしまう可能性があります。

企業に伝わりやすい構成を理解して、魅力を余すことなくアピールできるようにしましょうね。

①継続力がアピールポイントであること

PREP法

まずは継続力がアピールポイントであるという結論を伝えるようにしましょう。結論から伝える「PREP法」を意識すると、面接官は理解しやすくなりますよ

PREP法

Point (結論)、Reason (結論の理由)、Example(具体例)、Point (結論)の頭文字をとったもので、わかりやすく伝えるための構成

また、端的にわかりやすく言い切ることで、印象に残りやすくなります。最初に伝える内容だからこそ、インパクトを残せるよう意識しましょう。

自己PRの書き出しについては、こちらの記事も合わせて参考にしてくださいね。
自己PRは書き出しで命運が決まる!人事を惹き込むコツを大解剖

企業が求める継続力の内容を伝える

アピールする継続力は、企業が求めるものを伝えるように意識することが大切です。そうすることで、入社後に活躍しているイメージを残すことができますよ

以下のように、紹介した4つの継続力を用いてアピールできると良いですね。

4つの継続力を用いてアピールする例

  • 私の強みは粘り強く継続する力です
  • 私の強みはスキルや知識を継続的に積み上げられる力です
  • 私の強みは現状維持ができる継続力です
  • 私の強みは何があっても動じずに継続する力です

企業ホームページ(HP)や説明会、OB・OG訪問などで企業理念や仕事内容、社風などを調べ、マッチしている継続力を上から選び、アピールすると良いですね。

柴田 登子

説明会やOB・OG訪問で話を聞く機会があれば、その人が応募先企業で継続的に取り組み、成し遂げたことは何かを質問してみましょう。

具体的な行動例から自分に同じような要素やエピソードがないか探せば、その企業が求める継続力を見出しやすくなりますよ。

②継続力を発揮したエピソード

次に、どのように継続力を発揮したのか、学生時代のエピソードを述べるようにしましょう。具体的に継続力を発揮した場面をイメージしてもらえなければ、企業でどのように活躍できるのかが伝わりません

企業での活躍イメージを持ってもらえるように、継続力を発揮した具体的なエピソードを伝えるようにしましょう。以下のような点を伝えられると良いですよ。

エピソードの内容

  • どのような場所で継続力を発揮したのか
  • どのような困難や課題を継続力で乗り越えようとしたのか
  • 何を考えて継続力を発揮したのか
  • どうして継続力を発揮できたのか
  • 継続力を発揮してどのような成果があったのか

企業での再現性があるエピソードを選ぶ

企業でも再現できることが伝わるエピソードを話せると、入社後活躍できる人材という印象につながります。つまり、学生時代に発揮した継続力は業務にも活かせることをイメージさせることがポイントです

再現性があるエピソードの例

  • 仕事内容や環境が企業と似ているエピソード
  • 企業理念と継続力を発揮したときの価値観が共通しているエピソード

富岡 順子

継続するということは一定期間続けるプロジェクトをおこなうということなので、PDCAサイクルが盛り込まれているといいですね。しっかりと振り返りをおこない、サイクルを回していることが伝わると仕事でも期待できます。

継続期間や成果は具体的な数字を用いる

継続力を発揮したエピソードとして、継続期間や成果は具体的にえるようにしましょう。特に、具体的な期間がわからなければ、どの程度の継続力なのか面接官がイメージしにくくなってしまいます。

また、ただ継続していただけなのではないかと思われないように、継続力を発揮して残した成果についても、具体的な数字を用いてアピールしてくださいね。成果を伝えることで、企業でも結果を残し活躍できるイメージにつながります。

継続力をアピールするにはどれくらいの期間継続していると良いですか?

渡部 俊和

相対的に長いものがおすすめであり期間の目安はない

期間の目安というものはないといって良いでしょう。たとえば子どものころから十数年続けたものであっても、趣味的な要素が含まれていることが多く、仕事で再現できるスキルがあるかはわかりません。

趣味を継続した話は、地域のトップクラスか全国大会クラスの成果を出しているものでなければアピールになりにくいです。

継続力をアピールするのであれば、相対的に継続期間が長いものが良いですね。たとえば誰もが1か月くらいで辞めることを1年間続けていれば、わずか1年であっても「何か他の人と違うスキルがあるんじゃないか」と好印象です。

③継続力を企業でどのように活かせるか

最後に、継続力を企業でどのように活かせるか伝えるようにしましょう。冒頭で企業が求める継続力を伝えますが、ここで改めて整理して直接伝えるようにします。

企業が求めるのが〇〇の継続力であり、自分の強みとマッチしているから活躍できる、という形で伝えられると良いですね

企業での活かし方の例

  • 粘り強い継続力→長期に渡る交渉が必要とされる営業職で活かす
  • スキルや知識を積み上げられる継続力→日々知識の蓄積が必要な研究職で活かす
  • 現状維持できる継続力→確実な品質維持能力が求められる品質管理職で活かす
  • 何があっても動じない継続力→クレームなどのトラブルに巻き込まれることの多いサービス職で活かす

ただし、企業が求めている力の理解が不足していたり、解釈がずれていると、企業研究不足との印象を持たれかねません。企業が求める継続力は企業HPやOB・OG訪問などでしっかりと確認するようにしてくださいね。

アドバイザーコメント

エピソードは「客観的」かつ「内発的」に継続力を発揮したものを

「石の上にも三年」ということわざがあるように継続は力になるという認識を持っている人が多いです。しかし継続力をアピールする自己PRは主観的な解釈になりがちなので、エピソードは友人や先輩など第三者の意見も参考にしたものを選ぶようにしてみてください。

また、継続しようと思った動機は内発的・外発的のどちらか理解できていますか。

罰則や周りからの強制で継続したというエピソードでは「そのような環境に置かれないと継続することができないのでは」と懸念を持たれてしまいます。

現在はテレワークを導入する企業も増え「時間自律性(時間を自律的にデザインして行動する力)」が重視されるようになりました。自分のありたい姿に向かって主体的に努力をしてきたというエピソードを選ぶことが望ましいです。

数字を用いて具体的に説明しよう

そして、面接官にエピソードを伝える時は数字を用いた説明が必須です。抽象的な言葉だけで書いてしまうと状況判断ができず、評価することができませんので気をつけてください。

普段から数字を使って物事を表現する癖をつけておくといいですよ。

「アピールするネタがない・・・」そんな人へおすすめの自己PR作成方法

自己PRのネタがないと悩む学生は多くいます。しかし、特別なネタがなくても受かる自己PRを作ることは可能です。

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ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

継続力をアピールする際の3つの留意点

さまざまな企業で評価されやすい継続力ですが、実は伝える内容や伝え方によっては、マイナスイメージを持たれてしまうことがあるのです。

ここからは、継続力をアピールする際の注意点を解説します。自己PRでかえってマイナス評価を得ないように、しっかりと確認していきましょう。

①継続して当然のことは言わない

「続いて当然」と思われるような継続力のアピールは避けるようにしましょう。特に、何かに所属し続けただけといった内容は、主体性に欠けるため自己PRとしては不十分になってしまいます

他の人にとっては継続することが難しいと思われることについてアピールする必要がありますよ。

継続力のアピールとして不十分な内容の例

  • 授業を卒業まで受け続けた
  • 大学生活で一度も遅刻をしなかった
  • アルバイトを4年続けた

柴田 登子

おそらく今皆さんが一番継続し、頑張っていることは就職活動でしょう。きっと大変な努力をしていることとは推察しますが、他の就活生もそれは同じです。

特に難関企業や業種に挑戦する人ほど以前から継続的に取り組んでいると思いますが、それを挙げてしまわないように気を付けましょう。

②結果的に時間がかかってしまった内容はNG

目標もなくただ続けただけの内容をアピールすることも避けるようにしましょう。ある目標を達成するために必要な力として継続力を発揮したことを伝えられると良いですよ

ただ時間がかかってしまっただけのものなのか判断するには、目標を立てておこなったことか、もしくは成果を出せたことなのかを振り返ってみると良いです。

無意味に続けていたことであったり、何も残っていないことであると、入社後の活躍イメージは持たれにくくなってしまいますよ。

③短所と矛盾しないようにする

継続力をアピールする際に、自身の短所との矛盾が発生しないようにしましょう。矛盾が生じると、面接官はあなたの人柄をイメージしにくくなり、また長所のアピールが弱くなってしまいます

たとえば、短所として飽きっぽいことをアピールすると「興味がなければ継続できない」という印象になる可能性があります。

継続力を強みとする場合は、具体的に以下の短所と矛盾する可能性があります。矛盾していると自己分析不足と捉えられてしまう可能性があるので、アピールしたい継続力と短所が一貫しているか確認してくださいね。

継続力と矛盾してしまう可能性のある短所

  • 飽きっぽい
  • 1つのことに集中できない
  • 諦めやすい
  • 執心できない

アドバイザーコメント

「継続した結果」をアピールしなければ印象が弱い

継続力というのはある行動のプロセスを述べる言葉なので、これをアピールするということは、必ず「結果」が問われると考えましょう。

面接官側が抱きがちなマイナスイメージは「結果をアピールできない時によく使われるキーワード」ということです。逆に言えば、そこに結果が伴えば説得力が上がります。

粘り強く地味な努力ができるアピールにもなる

また、「目立つ力ではない」というマイナスイメージもありますが、それを活かしてあえて地味な努力ができることをアピールしてみるのも良いかもしれません。

企業は毎日革新的な仕事ばかりやっているわけではなく、結果の出ない仕事、面倒な仕事、定型的で期限が決まった面倒な仕事も多いものです。

粘り強く地道に取り組める継続力と、地味な部分を知ったうえでの深い職業理解を合わせたアピールができれば、非常に魅力的な自己PRとなります。企業側も学生に自社の良い部分を見せようと考えますが、裏側にある地味な面を見てくれる学生は、「入社後のギャップも少ないだろう」という評価にもつながりますよ。

継続力をアピールする例文13選

では具体的に、継続力をどのようにアピールすれば良いのか例文を紹介します。

就活でアピールできる継続力4つを用いて、職種や業界別に紹介するので、自分にぴったり合う継続力は何かを見極め、志望する職種や業界に合わせて参考にしてくださいね。

「粘り強い」継続力をアピールする例文

まずは「粘り強い」継続力をアピールしたい場合の職種・業界別の例文です。粘り強さは以下のケースで発揮されやすいと紹介しました。

「粘り強い」継続力について、具体的にどのような力を求められ、どうアピールすれば良いのか参考にしてくださいね

粘り強い継続力が評価されやすいケース

  • 業務量が多い
  • 仕事の難易度が高い
  • 肉体的もしくは精神的にストレスがかかやすい
  • 結果が出るまでに時間がかかる

職種①営業系

まずは営業系の職種を志望する場合の例文です。

営業職は、企業の売上を伸ばすため顧客と交渉をして契約を獲得することが主な仕事です。一度断られてもくじけずに、粘り強く交渉を続けることが求められる企業も多いです

営業職を志望するのであれば、そのような粘り強い継続力を発揮して成果を出したことをアピ―ルできると良いですね。

営業系の職種で継続力を自己PRする例文

私の強みは粘り強く継続できることです。

所属するラグビー部でそれを発揮しました。

強豪校出身の同級生の中で、サッカー部出身の私がどのようにしてレギュラーになれるか模索したところ、基礎的な練習に加えて強化練習を日々継続するしかないと感じました。

そこで朝と夜、部活の練習の前後に2時間筋トレと自主練を毎日おこない、また長期休みの期間も学校外に習いに行くという生活を2年半続けたところ、3年生の大会ではレギュラーとして出場することができ、またその試合で全国大会出場を決めることができました。

OB・OG訪問にて、御社の営業職では特に「顧客の直接的なニーズに訴え、潜在的なニーズに気づかせるために粘り強く交渉を継続する力が求められる」との話をお伺いしました。そこで、私の粘り強い継続力を活かして、御社で活躍できるのではと感じています。

柴田 登子

OB・OG訪問で聞いた話と、ラグビー部でのエピソードで示した粘り強い継続力がどう関連しているのかを示せるともっと良くなりますよ。「粘り強く交渉を継続する力」に自分の経験を重ね合わせ、どのように活かせばよいかを具体的に示しましょう。

部活動で学んだことをアピールしたい人は以下の記事を参考にしてくださいね。
例文10選|部活動で学んだことの回答で面接をリードするコツ

職種②販売・サービス系

販売・サービス系の職種では、時に顧客のクレームを受けることもあるでしょう。そのような逆境でも粘り強く対応できることをアピールできると良いですよ。

販売・サービス系の職種で継続力を自己PRする例文

私の強みは粘り強く継続できることです。

私は物流会社のコールセンターのアルバイトリーダーをしていました。毎日同じ顧客からのクレームがあり、私たちのチームは悩まされていました。

そこで、クレームの根本的な原因をつかむことが大切だと感じ、その顧客から電話がかかってきたら率先して引継ぐことを半年間継続し、クレームにどのような傾向があるのか掴むようにしました。

すると、①通話時間が30分以上と長いこと②他の顧客からは言われたことのないクレームが多いこと③最後は雑談をされる傾向にあることから、話し相手としての役割を求められているのではないかと感じました。

そこで、あらかじめ①時間が決まっていることを伝える②丁寧に謝罪する③やむを得ない理由で離席することを伝えるとすることで、その顧客からのクレームの本数を半年かけて月10本から3本に減らすことができました。このように、粘り強い継続力で課題を解決することができます。

御社は、顧客が負の状況から日常に戻れるように粘り強く手助けをすることをモットーにされていると伺いました。そこで私の粘り強い継続力を活かせるのではないかと考えています。

富岡 順子

半年間かけて逃げずに顧客と向き合ってきたことが伝わります。

「この対応で本当に解決できたのか」という点を明確にするために、社員に相談したのであればその内容や、顧客の満足度なども伝えられると良いですね。

業界①コンサルティング業界

コンサルティング業界は、顧客のニーズと環境の変化に粘り強く継続して対応することが評価されやすい業界です。こうした粘り強さをアピールできると良いですね。

コンサルティング業界で継続力を自己PRする例文

私の強みは粘り強く継続する力です。

私は保育園でアルバイトをおこなっておりましたが、園児の間で嫌がらせが発生しており、自身が幼少期に嫌がらせを受けた経験から最小限に食い止めたいと考え課題解決を目指しました。

そこで、嫌がらせをしている園児とそれを受けている園児双方に向き合い、根気強く何が原因なのか探ったところ、友達の取り合いが発生していることがわかりました。

そこで、まず嫌がらせをすると心の傷になってしまうこと、心の傷は長い間残りやすいこと、皆で遊べるように工夫することが大事であることを3か月間日々丁寧に伝えるようにしたところ、最終的には仲直りして大きな問題になる前に解決することができました。

御社は顧客の課題解決をおこなうために、日々変化する顧客や環境の変化を正確に捉える粘り強い継続力が必要があると伺っており、私の力を活かせるのではないかと感じています。

渡部 俊和

理屈ですぐに理解できない園児に、3か月もの間、根気よく丁寧に伝えたというのは独自性のあるエピソードです。自分自身の幼少時の経験を背景に据えているので、考え方や価値観がわかり、説得力もありますね。

「スキルや知識を積み上げられる」継続力をアピールする例文

スキルや知識を積み上げられる継続力が評価されやすいのは以下のケースがあると説明しました。日々成長することを求められる環境で、自分を律しながら積み重ねられる継続力をアピールできるようにしてくださいね

スキルや知識を積み上げられる継続力が評価されやすいケース

  • 専門スキルや知識を必要とされる
  • 環境変化が激しい
  • 仕事を1人で完結させなければならない

職種①クリエイティブ系

クリエイティブ系の職種では、常に新しいアイディアの表現を求められることが多いです。新しいアイディアを生み出すには、日々知識のインプットが欠かせません

また、表現するためのツールも日進月歩で進化しているため、それを使いこなすスキルも学び続ける必要があり、それができる力をアピールできると良いですよ。

クリエイティブ系の職種で継続力を自己PRする例文

私の強みはスキルや知識を積み上げられる継続力です。

私は軽音楽サークルで活動し作曲とドラムを担当していました。学園祭の代表バンドとして選ばれたため、今後も自身のバンドが学園祭の目玉のような存在になりたい、バンドとしても成果を残したいと考えました。

そこで、基礎から音楽を勉強するために毎日楽典の授業を受け、また毎週1回は他校のバンドにセッションを交渉して日々新たな知識や感覚を入れ続ける生活を1年間続けました。

その結果、学園祭で演奏した曲は大好評となり、次年度も代表バンドに選ばれ、例年4000人だった集客数を10000人に増やすことができました。

御社では、スキルや知識を常に吸収し続けて成長することが求められており、私の積み上げられる継続力を活かして貢献させていただけるのではないかと考えています。

柴田 登子

学園祭での集客数を倍以上に伸ばした、という具体的な効果を述べることができています。

ただ、応募先企業がクリエイティブ系なので、オリジナリティを生み出す中での知識や工夫も合わせて述べるとさらに好印象です。

職種②技術・研究系

技術・研究系は日々変化する消費者のニーズを察知し、また日進月歩の技術革新を取り入れながら形にする業務です。努力を積み重ねられる継続力をアピールできると入社後活躍できるイメージを持ってもらうことができますよ。

技術・研究系の職種で継続力を自己PRする例文

私の強みは努力を積み重ねられる継続力です。

私は英語が苦手でTOEICの点数は400点でした。しかし、生物の研究室で英語の文献を読む必要があり、英語の学習を始めました。

文献を読むレベルになるにはTOEICの点数800点台の実力をつけなければならなかったため、英語の勉強時間を1日1時間は必ず確保し、また日本への留学生が集まる授業を選択して日常的に英語に触れる生活を半年続けたところ、TOEICは900点を獲得することができました。

御社の研究職は、毎日一歩一歩の積み重ねを大切にされていると説明会で伺いましたが、このような知識を積み重ねた継続力を活かして攻略できる能力は、御社で活かせるのではないかと考えています。

富岡 順子

自ら目標を立て、それを達成するための行動を考え実践し、見事TOEICで900点達成したというのはプロセスも結果も評価できます。

英語ができるようになり、研究にどのような影響があったかも書けるとまとまりが良くなりますよ。

職種③企画系

企画職は、ユーザーのニーズをどのように形にできるか考えることが多いです。形にするための知識を日々吸収する必要があるため、積み重ねられる継続力をアピールすることが効果的ですよ

企画系の職種で継続力を自己PRする例文

私の強みはコツコツ知識を積み上げる継続力です。

経営学ゼミに所属しており、そこでは飲料メーカー企業とのタイアップ企画でどのような商品が人気が出るか考える企画がありました。

そこで消費者のニーズを探りたいと考え、その企業や競合他社が新商品を出すたびにSNSでどのような反応を得ているかリアルな声を半年間継続して確認しました。そして商品の傾向や消費者の反応を統計し、新商品のコンセプトを提案しました。

その結果私の提案したコンセプトの商品が売上20億円を突破し、その企業では過去最高の売上を記録することとなりました。

御社の企画職は常にニーズをくみ上げ知識を積み重ねることが求められると伺っており、このような日々知識を積み上げる継続力を発揮して活躍させていただけるのではないかと感じています。

渡部 俊和

ゼミでの話ではありますが、実際の仕事に近い体験をしていて、成果も数字で出ているためインパクトがあります。

統計結果の分析から提案までのプロセスも加えれば、取り組み姿勢もわかり、再現性が期待できます。

業界①金融業界

金融業界は入社後に資格の取得を求められることが多く、継続的に知識を積み重ねる必要があり、その力があることを伝えられると良いですね

金融業界で継続力を自己PRする例文

私の強みは知識を積み重ねられる継続力です。

私はカフェのアルバイトをしていましたが、アルバイトがただお金を稼ぐ場になるのはもったいないと考え、スキルアップのためにカフェ店員のコンテストに出場しました。

接客や調理のスキルが問われるコンテストだったため、まずは知識を身に付けるために「サービス接遇検定」や「コーヒー検定」などの関連する資格を半年以上勉強し、計10個の資格を取得しました。その結果、コンテストの全国大会に出場し優勝することができました。

御社は入社後20の資格取得を通してスキルアップさせていただける教育体制と伺っており、そのような環境の御社で貢献させていただけるのではないかと感じています。

柴田 登子

応募先企業が金融業界なので「頑張ったのはわかるけどうちにその資格は関係ない」と思われる恐れがあります。

それらの資格を取るための勉強時間など、学習習慣が身についていることなどを挙げ、「うちでも頑張ってくれそう」という印象につなげましょう。

業界②IT業界

IT業界は特に変化が激しい業界であり、日々知識の積み重ねをすることが求められるため、変化を楽しみながら継続してインプットできる力をアピールできると良いですよ

IT業界で継続力を自己PRする例文

私の強みは知識を積み重ねる継続力です。

塾講師のアルバイトで20人の生徒を担当していましたが、志望校と自身の偏差値が20以上異なる生徒がほとんどでした。そこで、画一的な指導法では合格は難しいと考え、生徒と志望する大学別に指導方法を変えることとしました。

そこで日々変わる生徒の現状を記録し、かつそれぞれの志望校の過去の問題を解き、傾向と対策を分析し、生徒と志望校それぞれについて継続的に研究し、各生徒に合う指導法を作り出して指導しました。その結果、16人を第一志望に合格させることができました。

御社は日々変化する環境の中で絶え間なくインプットし、アウトプットにつなげることが大切だと伺っており、私の知識を積み重ねられる継続力を活かせるのではないかと考えています。

富岡 順子

偏差値を20上げて志望校に合格させるのはすごいことですが、継続力より指導力にフォーカスしてしまっているため、期間に関する情報をもっと伝えられると良くなります。

IT業界を志望しているので、記録、分析などでITを使っていたという話が盛り込まれていると業界への興味も表現できていいですね。

「現状維持できる」継続力をアピールする例文

現状維持できる継続力は、生み出す価値に安定性があるものを求められる、以下のようなケースでアピールできるようにしてみてくださいね

現状維持できる継続力が評価されやすいケース

  • 継続した人間関係の構築が必要とされる
  • 一定の品質を担保する必要がある

職種①事務・管理系

事務・管理系は毎日一定の業務をこなすことが求められ、クオリティに変動があると大きな問題になってしまう可能性があります。事務・管理系を志望する場合は、提供する品質を現状維持できることを伝えられると良いですね

事務・管理系職種で継続力を自己PRする例

私の強みは現状維持できる継続力です。

私は80名のオーケストラサークルの会計係を務めており、サークルを運営するのに必要な費用を管理する仕事をしていました。しかし、期日までにお金を支払えないメンバーが多く、運営に必要なお金が尽きるリスクがありました。

そこで週2回継続的にサークルメンバーに対するアナウンスをし、その際は具体的に「サークルの運営状況から少なくともいくら支払ってほしい」ということを明確に伝えるようにしました。また、半年間支払いができないメンバーには年利10%とする利子制度を設け、期日までに支払えない場合は利子をつけるとして、サークルの運営を支えました。

その働きかけを3か月間継続したところ、期日までにお金を支払うメンバーの割合が30%から90%に増えました。

このような現状維持できる継続力は、一定の品質を提供することを目標とする御社の事務業務で活かせるのではないかと感じています。

渡部 俊和

お金を払えないメンバーに利子をつけて催促するということを説明していますが、ややネガティブな印象を持たれることも否定できません。

「週2回継続的にサークルメンバーに対するアナウンスをした」という内容を膨らませると良いでしょう。

職種②営業系

営業系の職種は、人間関係を維持できる力を求められることがあるため、長期に渡るこまめなケアで関係を構築したことをアピールできると良いですね

営業系の職種で継続力を自己PRする例文

私の強みは現状維持できる継続力です。

私は120名規模のテニスサークルの幹事長として、メンバーのモチベーションに差があることを課題に感じていました。

そこでメンバーとの信頼関係を維持し続け、サークルに居心地の良さを感じてもらうことが大切だと考え、こまめに連絡を取ること、それぞれの話をしっかりと聞くこと、本音にまっすぐ向き合うことを1年間継続しました。

その結果、毎週の参加率は20%から80%に増え、サークル内の信頼関係も深まり、前年はほとんどサークルに来ていなかった学生からは「最終的にサークルが最も居心地がよく楽しかった」と言ってもらうことができました。

このような人間関係を維持できる継続力は御社の営業職に求められているということをOB・OG訪問でお伺いし、貢献させていただけるのではないかと感じています。

柴田 登子

リーダーシップのアピールにも聞こえるため、幹事長としてのメンバーに対する働きかけについて、継続力に関して得た評価を示せるとより良くなりますよ。

業界①インフラ業界

インフラ業界は、安定した品質のものを継続的に提供する力が評価されやすいケースが多く、そのような経験があれば自己PRでアピールできると効果的です

インフラ業界で継続力を自己PRする例文

私の強みは品質を維持する力です。

私は中華料理屋でキッチンのアルバイトをしていましたが、顧客から「料理が美味しいときとそうでないときがある」との口コミが多いことを課題に感じ、いつでも一定のクオリティを提供できる工夫が必要だと感じました。

そこで、いつでも同じクオリティのものを提供できるよう、注文が入ってから作ることや上手な社員やアルバイトの真似をして作ることを意識しました。また、培ったノウハウは他のアルバイトメンバーにも共有しました。

すると、品質を継続的に維持できるようになり、半年後には「いつでも美味しい料理が食べられる」などポジティブな口コミが9割以上を占めました。

このような品質を維持する力は、常に一定の品質を保ち顧客からの信頼を獲得する必要がある御社で活かせるのではないかと考えています。

富岡 順子

社員やアルバイトのどんな真似をしたのかなど、「いつでも美味しい料理を提供するために」日々とっている行動や努力をもっと具体的に記載できると良いですね。

「何があっても動じない」継続力をアピールする例文

何があっても動じない継続力は以下のケースで評価されやすい傾向にあると説明しました。以下のような、変化が激しかったり、乗り越えることが困難とされるものが多い場合は、何があっても動じない継続力をアピールできると良いですね

何があっても動じない継続力が評価されやすいケース

  • トラブルが多く発生する
  • 環境や仕事内容などの変化が激しい
  • 企業の成長スピードが早い

職種①IT系

IT系の職種は、システムの開発や管理などを求められるケースが多く、その工程でバグやエラーなどの機器トラブルに見舞われる可能性があります

そのようなトラブルに対しても動じず継続的に対応できる力をアピールできると効果的ですよ。

IT系職種で継続力を自己PRする例文

私の強みは何があっても動じずに、落ち着いて対処できる力です。

私はアパレルショップで毎日200名の顧客対応をおこなっていました。

通常の接客業務に加え、そこではズボンの裾上げを10分以内でおこなわなければなりませんでした。失敗すると10分以上時間がかかり顧客からのクレームにつながることから、プレッシャーを感じる環境で業務をしなければなりませんでした。

一度裾上げの依頼が立て込んで時間がないことに強いプレッシャーを感じ、2人続けてミスをしてしまい、顧客からのクレームにつながったことがありました。そこから「何があっても動じずに対応する力をつけたい」と考えました。

そこで、常に先回りして行動することを意識し、裾上げに必要なことはできるだけ早めに対応しておくことで、仮にミスが生じても時間に余裕が持てるようになり、以前のようなプレッシャーを感じなくなりました。

その結果、こうしたプレッシャーのかかる環境でも落ち着いて対応することができ、その後の2年間で大きなクレームは1つも発生しませんでした。

OB・OG訪問にて、御社のシステムエンジニア職で大変なこととして、システムエラーの早急な対応に迫られることを挙げられている方が多く、私の何事にも動じずに対処する力を活かして貢献させていただけるのではないかと感じています。

渡部 俊和

一見ネガティブな職業理解の情報を、自分自身の具体的な体験とつなげてアピールにしているため、うまくまとめられています。さりげなく「準備の大切さ」のような他の要素とつなげているところも好印象です。

業界②広告業界

広告業界はクライアントの要望によって根本的な見直しを必要とされたり、納期の変更を早められたりと臨機応変な対応が求められることが多いです。そのため何にも動じない継続力をアピールできると効果的ですよ。

広告業界で継続力を自己PRする例文

私の強みはトラブルがあっても落ち着いて対処できる力です。

私は学生時代テーマパークでアルバイトをしていましたが、「その空間にいる皆を幸せに」をモットーにしているテーマパークであったため、どのようなハプニングがあっても顧客を不幸な気持ちにさせないよう心掛けました。

具体的には高齢者が歩きにくいスペースは率先して歩行を手伝ったり、顧客同士のトラブルが起こりそうな混雑しているエリアは整備をおこなったりといったように、すべての問題を解決するという心掛けで活動しました。

その結果、どんなトラブルも動じずにこのアルバイトを4年間続け、卒業時には最も活躍したアルバイトとして表彰されました。

御社は、顧客への柔軟な対応が求められるとお伺いしており、何があっても動じず最後までやり遂げられる力を活かせるのではないかと感じています。

企業が求める継続力を理解して人事に響く自己PRをしよう

継続力は広い意味を持つ分、企業が求めるものと自身が持つもののマッチ度を具体的にアピールする必要があります。そうでなければ「自社でなくても良いのではないか」と思われてしまうリスクがあるのです。

企業が求める継続力をしっかりと理解して、伝える内容や順番を工夫し、マッチ度を具体的に伝えるようにしましょう。そして、内定を獲得できる自己PRを作成していきましょうね。

アドバイザーコメント

継続した「過程」と「結果」を明確に伝えて選考を突破しよう

継続という行為はそれ自体が目的であることはほとんどなく、継続の結果として何らかの「効果」や「利益」が現れます。

そのため、ただ「継続した」というアピールで終わってしまうと「その行為に果たして意味はあったのだろうか」という疑問を持たれてしまいます。継続の過程で課題分析や改善活動ができていたことを明確にし、「継続したからこそ得られた結果である」ということを伝えてくださいね。

継続力により結果を出せる人だとアピールできれば、企業からの強い関心につながります。ここまで解説した内容をふまえつつ、「メリットを数多く生み出すことのできる継続力が自分には備わっている」とアピールできるように準備を進めましょう。

ネタがなくても3分あれば受かる自己PRを作れます

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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了

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