Q
大学3年生
男性
面接で長所をポジティブと伝えるのはありですか?
現在就職活動中の大学3年生です。面接で長所を聞かれた際に、自分のポジティブなところをアピールしたいと考えています。
しかし、ただ「私はポジティブです」と伝えるだけでは、幼く聞こえたり、具体性に欠けたりする印象を与えてしまうのではないかと不安です。面接官の方に良い印象を持ってもらうためには、どのような伝え方をすれば良いでしょうか?
具体的なエピソードを交えたり、仕事でどう活かせるかを説明したりするなど、何かアドバイスがあれば教えてください。また、ポジティブさをアピールする際に、他に気を付けるべき点があればアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
長所はポジティブでOK! 具体的な事例を示そう
自分のポジティブさを長所として伝えるのは有効です。その際には、そのポジティブさがどのような「行動力」や「考え方」につながっているのかを具体的に示すことが大切です。
たとえば、積極的に新しいことに挑戦する姿勢や、困難な状況でも前向きにとらえる思考力など、具体的なエピソードを交えて話すと説得力が増します。
独りよがりな話はNG! 長所を発揮する意欲を示そう
ただし、伝え方によっては「自己中心的」と受け取られかねないため、独りよがりな印象とならないよう注意が必要です。作成した文章は、一度客観的に読み返してみましょう。
また、仕事で失敗したり困難に直面したりした際に、そのポジティブさを活かしてどのように気持ちを切り替え、乗り越えていけるかを伝えることで、ストレス耐性の高さもアピールできます。
ポジティブさを伝えるならエピソードと共に話そう
面接で長所を「ポジティブなところです」と伝えること自体は、まったく問題ありません。
しかし、ただそう伝えるだけでは具体性に欠け、あなたの魅力は十分には伝わらないでしょう。まず、どのような状況や出来事に対して「ポジティブ」だと感じるのか、あなた自身の定義を明確にすることが大切です。
そのうえで、その長所があったからこそ、どのような成果が得られたのか、何に役立ったのかを具体的に語る必要があります。「この経験があったから、今の私がある」と自信を持っていえるようなエピソードと結びつけてください。
あなたの成長が説得力になる! 内面的な変化も伝えよう
ここでいうエピソードとは、誰かと何かを成し遂げたというような、派手なものである必要はありません。あなた自身の「内面の変化」も、立派なエピソードになります。
たとえば、「以前は落ち込むこともあったが、ポジティブな姿勢を心掛けてきた結果、困難な状況でも前向きな解決策を見つけだせるようになった」というような、自分自身の成長物語を語るのです。
その経験を自分の言葉で伝えることで、あなたの「ポジティブさ」に説得力が生まれ、評価につながります。
こちらの記事では長所のポジティブさを最大限アピールする伝え方を例文を交えて解説しています。ポジティブさをアピールしたいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
以下のQ&Aでも自己Q&Aでも自己PRでポジティブさをアピールする方法についてアドバイスをしています。ポジティブさのアピール方法で悩んでいる人は、ぜひチェックしてみてください。
ポジティブな人は前向きで逆境に強いとも言えます。前向きを長所としてアピールすることについては、次のQ&Aでもキャリアコンサルタントが回答しているので、併せて参考にしてましょう。
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