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高学歴なのにSPIができないのはまずいですか?
早慶上智レベルの大学に通っている就活生です。周りの友人は就活を順調に進めているように見えるのですが、私はSPIがまったく解けずに焦っています。
中学・高校では勉強が得意だったので、自信があったのですが、SPIになると見たこともないような問題ばかりで、時間が足りず全然解くことができません。このままでは、せっかくの学歴も無駄になってしまうのではないかと不安です。
高学歴でもSPIができないのは就職の際にまずいでしょうか? また、今からでも間に合うような、効率的なSPI対策があれば教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
学歴とスコアはイコールにはらない! 戦略の転換をしよう
まずいではなく「戦略を変えるサイン」だととらえましょう。
SPIは学力そのものを測るというよりも、限られた時間内で情報を処理し、問題を取捨選択する判断力を問うテストです。中学受験などでこうした試験形式に慣れている人は、相対的に有利になることもあると言われています。
短期集中プランを組んで捨て問の見極めをすべし
実際、対策次第で短期でもスコアを伸ばすことが可能です。SPI対策を1〜2週間で行う場合、以下のようなプランを意識すると効果的です。
まず、Day1〜2は全範囲をざっと一周し、問題の傾向や解法の型だけをつかむことを目的にしましょう。完璧を目指すよりも、全体像をつかむことが大切です。
続いて、Day3〜4では捨て問を決めてしまうのがポイントです。たとえば、場合の数や速さ・比の問題など、短期間では伸びにくい分野は思い切って割り切りましょう。
Day5〜7は得点源に集中します。表の読み取り・割合・語句の意味など、確実に得点できる分野を中心に、タイマーを使いながら反復練習してください。
Day8〜10では、本番と同じ時間帯で模擬試験を3セット実施し、誤答だけをノートにまとめて復習すると、効率よく仕上げができます。
勉強の際は、「1問に30秒以上粘らない」「選択肢の消去法を徹底する」「暗算にこだわらず筆算を使う」といったルールも意識しましょう。これらはスピードと正確性を保つうえで重要です。
また、テストセンター形式では、入室前の思考の型を作っておくことが非常に大切です。
非言語の最初の3問でリズムが作れない日は、思い切って言語に切り替えるなど、あらかじめルールを決めておくことで、ペースが崩れにくくなります。
学歴とSPIは別物! 苦手でも心配しないで
大学の学問とSPIはまったくの別物であり、学歴とSPIの得意・不得意は必ずしも相関しません。
高学歴の学生でもSPIに苦戦するケースは珍しくありません。SPIは「知識の深さ」ではなく、「処理スピード」や「出題形式への慣れ」が問われるテストです。
そのため、学力が高いからといって必ずしも有利になるとは限らないのです。
課題は時間配分! 繰り返し練習して克服しよう
とくに、じっくり考えれば解ける問題でも、時間制限に慣れていないために点数が伸び悩むことが多いです。「焦らず解けば解けたのに……」と感じる人もいるものの、本番ではそのスピード感が何よりも重要です。
対策は学歴にかかわらず、時間を意識して繰り返し問題を解き、パターンに慣れることしかありません。
SPIの時間配分のコツや時間を意識した勉強方法は次の記事で詳しく解説しています。SPIを時間内に解けずに悩んでいる人はぜひチェックしてみてください。
SPIの対策をこれから始める人はこちらの記事も確認してみてください。効果的な勉強法や対策の計画を立てる際のポイントを解説しています。
SPIができないと悩んでいる人は次のQ&Aも読んでみてください。同じように悩む相談者に向けてキャリアコンサルタントがアドバイスをしています。
時間がない人におすすめ!
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