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ボーナスが少なすぎるのはなぜですか?
現在入社4年目なのですが、今回のボーナスが想像以上に少なくて正直ショックを受けています。
会社の業績はそれなりに好調なようなのですが、なぜこんなにボーナスが少ないのでしょうか? 周囲の同期の金額も気になりますが、ストレートには聞けず、自分の評価が低いのか、それとも会社全体がそういう方針なのかわからず、モヤモヤしています。
今後の働き方を考えたときに、このままこの会社で働くべきか、それとも転職すべきかで迷っているため、会社のボーナスが少ない理由には、どんなことが考えられるのか、解説いただけないでしょうか?
また、転職を検討するうえで、何を基準に判断すれば良いかについても、ぜひアドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
要因はさまざま考えられる! 評価の背景には何があるのかを知ろう
入社4年目で想定より少ない場合、さまざまな要因が複合的に影響している可能性があります。
たとえば、会社全体の業績が良くても、所属部門の貢献度や職種によって賞与の元手となる予算が少ない場合があります。また、個人の評価が自身の成果だけでなく同僚との比較(相対評価)で決まるため、周りが優秀だと評価が伸び悩むこともあるでしょう。
さらに、会社の方針として賞与よりも月給を上げる「昇給」に原資を厚く配分している可能性も考えられます。そして、評価期間中の休職による日割り計算や、賞与制度そのものが変更された影響もあるのです。
最後に、将来のリスクに備えて会社が年間の業績を慎重に予測し、今回の賞与額を意図的に抑えているというケースもあるでしょう。
ボーナス額について気になることがある場合は直接人事と話すことも大切
ボーナス額に対して不満がある場合、人事へ算式(基礎給×係数×評価×在籍月)と評価分布、前年対比の開示を依頼してみるのも良いかもしれません。
また、自身の振り返りとしては「制度要因」と「行動要因」を切り分けてみてください。上司に「より高い評価を得るためにはどうしたら良いか」を1on1などの機会で相談してみても良いですね。
もし転職を検討する場合は、可処分所得・成長機会・健康・カルチャー適合・市場水準といった軸で比較し、評価面談では成果の事実と再現条件を合意化されると良い方向に向かいやすいと思います。
推測で悩むのはやめよう! 事実確認をすることで納得感につながる
ボーナスがなぜ少ないのか、その明確な理由は会社に直接聞く以外にわかりません。ボーナスの額は会社の業績や個人の評価といった内部の要因で決まるため、外部からの推測には限界があります。
同期の金額を気にするよりも、自身の評価がどうなっているのかを確認することが本質的です。
考えられる要因としては、まず会社の業績でしょう。『好調そうだ』というのはあくまで推測で、売上は伸びていても経費の増加で利益は出ていない可能性もあります。また、自身の自己評価と会社からの客観的な評価との間にギャップがあるのかもしれません。
転職は総合的な視点で冷静に判断! ボーナスを指標とするのはNG
もし転職を検討するのであれば、ボーナスの額という一点だけで判断するのは危険です。現在の職場の人間関係や働きやすさなども含めて総合的に評価することが重要となります。
まずは現職で評価を上げ、賞与を増やす方策を考えることも一つの手ではないでしょうか。
勤務先や志望企業にボーナスがないことで悩んでいる人は、次の記事も読んでみてください。ボーナスがない会社の背景や、ボーナスのない会社で年収アップを狙う方法について解説しています。
高収入を目指せる業界については、以下の記事で詳しく紹介しています。年収を重視して就活を進めたい人はぜひ参考にしてみましょう。
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