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お祈りメールに嫌味を返信するのってありですか?

就職活動で立て続けにお祈りメールをもらい、正直かなりストレスが溜まっています。特に志望度が高かった企業で、かつ自分でもそれなりに手応えを感じていたところからの不採用通知には、どうして落ちたのか納得できず、悔しい気持ちでいっぱいです。

この悔しさをどこにぶつければ良いのかわからないので、お祈りメールに嫌味を交えたメールを返信してしまおうかと考えてしまいます。実際に、そうしたことをしている就活生はいるのでしょうか?

嫌味を言ったところで何も変わらないのはわかっているのですが、もし送ってしまったらどうなるのか、リスクなどを含めて教えてほしいです。

また、このようなストレスをほかの就活生はどうやって乗り越えているのか、何かアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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おすすめしない! 記録が残り未来の可能性を狭める可能性がある

「お祈りメール」を受け取って腹が立つ気持ちはわかりますが、感情に任せて嫌味などを返信するのはやめましょう。

応募者の記録は社内に残ることがあり、将来同じ会社やそのグループ会社に応募する際に、不利になってしまう可能性があるからです。

どうしても悔しい気持ちを吐き出したい時は、送信しないメールの下書きにすべてを書き殴り、少し時間を置いてから削除するのが、誰にも迷惑をかけない安全な方法でしょう。

もし返信するとしても、「この度は選考の機会をいただき、ありがとうございました」といった、丁寧で簡潔なお礼に留めるのが社会人としてのマナーです。

悔しさは次の選考に向けたバネにしよう! 

悔しさは、第三者の壁打ちや次回の練習へ建設的に転換されると良い循環になります。AI(人工知能)などと壁打ちする、メンターやキャリアコンサルタントに相談する、なども有益ですよ。

ほかの学生から聞いたところでいうと、友達に愚痴を言い過ぎて関係悪化したという事例を聞いたことがあるので、直接の関係がある人への愚痴は程々にしておきましょう。

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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感情的な行動はNG! 一社会人として誠実な対応をしよう

「お祈りメール」に嫌味を返信するのはありか、という質問ですね。その悔しい気持ちは十分すぎるほどわかりますが、社会人としての観点から言えば、返信はしないのが賢明です。

採用には企業側も時間とコストをかけていますので、その機会への感謝こそすれ、一方的に感情をぶつけるのは適切な行動とは言えません。

もちろん、返信したからといって何か具体的な不利益があるわけではないかもしれませんが、その瞬間に少し気が晴れるだけで、何も生み出さない無駄な労力になってしまいます。

悔しい気持ちはノートに書き出して整理! 自分の成長に活かそう

その悔しいエネルギーをどこにぶつければ良いかというと、やはり私は、その気持ちを「ノートに手で書き出す」ことを強く推奨します。これは単なるストレス発散ではありません。

感情が爆発しそうになったときに、それを言葉にして整理する訓練を繰り返すことで、次に同じような壁にぶつかった際に、感情に飲み込まれずに「これはこういうことだな」と冷静に考える力が養われます。

嫌味のメールを送ることは一瞬の自己満足で終わりますが、自分の感情を書き出して向き合う習慣は、これから社会で働くうえでずっとあなたを助けてくれる貴重なスキルになるのです。

こちらの記事では、不採用通知に返信するケースについて詳しく解説しています。NGな対応についても説明しているので、参考にしてみてください。

就活では、お祈りメールもなく不合格になる「サイレントお祈り」も起こり得ます。次の記事では、不採用通知で落ち込んでいる人に読んで欲しい割り切り方のコツを紹介しているので、ぜひ読んでみてください。

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