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大学院の留年は就活に影響しますか?
現在、大学院修士2年です。研究がなかなか進まず、もしかしたらこのままでは留年してしまうかもしれないと焦りを感じています。
周りの同期はすでに内定をもらっていて、自分だけが遅れている状況に不安と情けなさを感じています。もし留年してしまった場合、就職活動に不利になりますか?
企業は留年に対してどのような印象を持つのか、面接でどのように説明すれば良いのか、何かアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
影響はゼロじゃない! ただし説明の工夫次第で挽回可能
大学院の留年という経験は、その説明の仕方次第で、自身の評価を大きく左右します。
面接でこの件に触れる際は、まず留年の「事実」と「理由」を正直に伝え、次にその状況を改善するためにどのような「対応」を取ったのか、そして現在の「結果」や進捗はどうなっているのかを具体的に説明しましょう。
さらに、今後同様の遅れを起こさないための「再発防止策」まで一貫して伝えることで、あなたの計画性と問題解決能力を示すことができます。
未来志向の姿勢を評価している! 前向きに進み成長していることをアピールしよう
たとえば、研究職志望であれば研究の進捗と学術的な貢献度、開発職であれば課題解決のプロセス、そしてビジネス職であれば計画管理能力をそれぞれ強調すると、より説得力が増して評価につながりやすいです。
就活のタイミングとしては、研究の節目(発表・投稿・審査)と重ならないよう逆算し、OB・OG面談で同様事例を聞くと安心でしょう。
面接官が見ているのは、留年という事実そのものよりも、あなたがその状況をきちんと受け止め、責任を持って前向きに進もうとしている姿勢です。この経験を、自身の成長と誠実さをアピールする機会としてとらえ、自信を持って説明してください。
留年したことで不利になるわけではない! 伝え方を工夫しよう
大学院を留年したことが、就職活動に与える影響についてですね。結論から言うと、「留年した」という事実そのものが、決定的に不利になるわけではありません。
最も重要なのは、その「理由」と「伝え方」です。たとえば、「研究をどうしてもやり切りたかったため、自らの意思で一年間研究に集中する道を選び、その結果、納得のいく成果を出すことができました」というように、目的意識を持った前向きな選択であったことを伝えられれば、むしろ責任感や探求心の強さとして高く評価される可能性があります。
留年に対してのあなた自身の考え方・伝え方が評価に直結する
一方で、「研究がうまくいかなくて……」といった受け身で曖昧な説明をしてしまうと、計画性のなさや問題解決能力への懸念を抱かせてしまうかもしれません。
つまり、留年という出来事を、あなた自身がどのようにとらえ、それをどう表現するかによって、面接官の評価は180度変わります。そのため、留年したという事実だけで悲観的になる必要はまったくありませんよ。
こちらの記事では留年が就職活動に与える影響や、留年が決定した人向けの就職活動を成功させるコツを解説しています。留年の影響が気になる人はぜひチェックしてみてください。
大学院生の就活に関する基本情報や選考突破を目指せる対策方法については、次の記事で詳しく解説しています。これから就活を始める大学院生はぜひ確認してみてください。
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