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就活しないまま卒業するのはまずいですか?
現在大学4年生なのですが、就活にどうも身が入らず、このまま就活をしないまま卒業することも考えています。
とはいえ、周りの友人が次々と内定をもらっていくなかで、自分だけ取り残されていくような焦りを感じているのも事実です。かといって、本当にやりたいことも見つかりません。
もし、就活をしないまま卒業した場合、どんなデメリットがあるでしょうか? また、就活をしなかったり、就活でうまくいかなかったりした人は、卒業後どうしているのか知りたいです。具体的な経験談なども含めて、何かアドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
扱いが変わることを理解! 総合的に判断しよう
就職活動をしないまま卒業すること自体は可能ですが、その場合、あなたの立場は「新卒」ではなく「既卒」扱いとなり、応募できる求人の選択肢が狭まったり、卒業後の空白期間について面接で説明が必要になったりする、といった点を理解しておく必要があります。
やむを得ない事情がある場合は、計画を立てて動くことが大切です。
具体的には、既卒可の第二新卒求人やジョブトライアル、インターン就業、資格学習の計画をうまく組み合わせて行動していきましょう。
やりたいことがないなら業界との接点を作ってみることから始めよう
もし卒業後の進路に迷っているのであれば、まず短期のインターンシップやアルバイトで、少しでも興味のある業界との接点を作ってみることを強くお勧めします。実際に働いてみることで、その仕事が自分に合うかどうかを確かめられますし、同時に自身の強みややりたいことへの理解も深まるでしょう。
そうして自分の進みたい方向性がある程度見えたら、生活の基盤を整えつつ、資格の勉強を始めたり、「第二新卒」を対象とした求人に応募したりと、具体的な計画を立てて一歩ずつ着実に前に進んでいくのが良いと思います。週あたりの応募・面接数を決めると前進しやすいです。
卒業後のリスクも知ったうえでの判断が懸命!
就職活動がうまくいかず、いっそこのまま卒業してしまいたい、という気持ちになるのは無理もありません。
しかし、就活をしないまま卒業することにはいくつかのデメリットがあることを理解しておくことが大切です。
まず最大の変化は、あなたの立場が「新卒」から「既卒」に変わることです。これにより、応募できる求人の数が減ってしまう可能性があります。
また、周りの友人が社会人生活を始める中で、一人だけ取り残されたような焦りを感じやすくなったり、次の面接では「なぜ卒業後すぐに就職しなかったのですか?」という質問に説得力のある回答を準備する必要も出てくるでしょう。
道は一つじゃない! 自分に合ったペースで進もう
ですが、決して悲観する必要はありません。今からできることはたくさんあります。
もし今、本格的な就活に戻るのが精神的に難しいのであれば、興味のある企業の説明会に参加してみる、OB・OG訪問で社会人の先輩と話してみるといった、小さな行動から再開してみましょう。
また、秋以降も採用を続けている優良企業は数多く存在します。あるいは、一度気持ちを切り替えて「既卒・第二新卒」として、卒業後に就活エージェントなどの力を借りながら再挑戦するのも立派な選択肢の一つです。
キャリアは長い道のりですから、焦らず、自身のペースで進むべき道を探していくことが何よりも重要です。
こちらの記事では、就活しない場合の生き方と就活しないと決断する前にやるべきことを詳しく解説しています。就活せずに生活したいと考えている人はぜひチェックしてみてください。
次のQ&Aでは、就職が決まらないまま卒業したらその先はどうなるか? の疑問にキャリアコンサルタントが回答しています。就活をせずに卒業することを検討している人は、併せて確認してみてください。
卒業間近なのに就職先が決まっていない人へのアドバイスは、次のQ&Aの回答も参考にしてみましょう。
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