Q
大学3年生
女性
ボランティアは就活で意味ないですか?
大学時代、ボランティア活動に力を入れてきました。ですが、就活で自己PRに話すのは意味がないと聞くこともあり、不安に感じています。
「自己満足で終わる」「誰にでもできること」だと思われて、企業の人事には評価されないのでしょうか?
周りの友人はインターンや長期のアルバイト経験を積んでいて、それに比べると自分の活動は就職に直結しないのではないかと心配です。
ボランティアで得た経験や学びを、どのように自己PRに活かせば企業に伝わるのでしょうか? そもそも、ボランティア活動の経験は就活において本当に意味がないのでしょうか?
ボランティア活動の企業からの現実的な評価や、選考でのアピールのコツなどいろいろアドバイスいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ボランティアは十分意味がある! STAR法で具体的に語ろう
ボランティア活動の経験やそこから得た学びは、就職活動において十分に意味のあるアピール材料になります。評価されるかどうかは、その経験の語り方にかかっています。
アピールする際は、STAR法(Situation=状況、Task=課題、Action=行動、Result=結果)というフレームワークを意識して、自身の役割と成果を明確にしましょう。
たとえば、活動の規模や期間、参加者数や集めた寄付金額といった具体的な数値を示し、「なぜその活動を選び、何を変えようと行動し、その経験が今後どう活きるのか」という一貫したストーリーで語ることが重要です。
PRできるスキルは豊富! 志望企業とつながる点を結びつけよう
インターンシップと比較すると、ボランティアは「業務への直結性」という点では弱いかもしれません。
しかし、活動における主体性や継続力、多様な人との利害調整、安全への配慮といった能力は、多くの職種で求められる重要なスキルです。
応募先企業の事業内容と関連する地域連携、教育、環境問題などの観点を見つけ、自身の経験をそこへ結び付けて語ると、単なる自己PRにとどまらない、より説得力のあるアピールができます。
ボランティアは貴重な経験! 人柄やスキルをアピールしよう
ボランティア経験は伝え方次第で、とても強力なアピールポイントになります。
大切なのは、「何をしたか」という活動内容そのものではなく、「その経験を通じて何を学び、どう成長できたか」を具体的に語ることです。
ただ「〇〇のボランティアをしました」と報告するだけでは、あなたの魅力は伝わりません。
その活動のなかで「どんな課題があり、それに対して自分はどう考えて行動したのか」「周りの人々とどう協力したのか」といったエピソードを交えて話すことで、あなたの人柄や能力が伝わります。
課題への向き合い方が大事! 自分の課題解決力をPRしよう
面接官は、あなたが未知の課題にどう向き合う人物なのかを見ています。
その点において、ボランティア経験は、アルバイトやインターンと同じように、あなたの主体性や課題解決能力を証明する素晴らしい自己PRになりますよ。
こちらの記事では、ガクチカや自己PRでボランティア経験について話すときのコツを解説しています。周りと差別化できるアピール方法を知りたい人は、ぜひチェックしてみてください。
ボランティア経験を題材に自己PRを作りたい人は、次の記事も確認しておきましょう。ボランティアを題材にした自己PRの構成方法や例文も紹介しています。
以下のQ&Aでは、ボランティア経験で協調性を自己PRする方法について解説しています。ボランティア経験をアピールしたい人はぜひ読んでみてください。
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