Q
大学4年生
女性
就活と受験はどちらのほうがきついですか?
現在就職活動中の大学生4年生です。
これまで高校受験や大学受験を経験してきましたが、就活はそれとはまた違うつらさがあると感じています。
受験のときは「努力すれば志望校に合格できる」という明確なゴールがありましたが、就活は先が見えにくく、何度も選考に落ちるたびに焦りや不安が募ります。さらに、周囲の友人が次々と内定を決めていく中で、自分だけ取り残されているような気持ちになり、受験のとき以上に精神的に苦しいです。
就活と受験では、どちらのほうが精神的に大変なのでしょうか? また、この「先が見えない不安」をどう乗り越えれば良いのか、アドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
きつさの種類が異なる! 就活は自分だけではどうにもならないことが多い
就職活動と大学受験、どちらがきついと感じるかは人それぞれですが、その「きつさの種類」が違うと言えるでしょう。
大学受験は、勉強した分だけ点数が伸びるという明確な基準があり、努力が比較的結果につながりやすい側面があります。
一方で、就職活動は、自身の努力だけではどうにもならない、「企業との相性」や「選考のタイミング」といった不確定な要素が多く絡んでくるのです。
どんなに準備をしても、必ずしも結果が出るとは限らないため、その点で精神的な負担をより大きく感じる人が多いかもしれません。
「不合格=人格の否定」ととらえる必要はない! 前向きに考えていこう
この不確定さによる精神的な負担を乗り越えるためには、まず「就職活動は、企業と学生のお見合いのようなもので、相性やご縁の要素が大きい」と理解することが大切です。
もし選考に落ちてしまっても、それはあなた自身の価値が否定されたわけではなく、「今回はご縁がなかっただけ」「自分にはもっと合う企業が他にあるはずだ」と前向きにとらえるようにしましょう。
ただし、同時に「なぜ今回はうまくいかなかったのか」という冷静な振り返りをおこない、次の選考に向けて改善していく姿勢も、もちろん重要です。
どちらがきついと感じるかは人それぞれ! 特徴を理解しよう
就職活動と大学受験、どちらがきついと感じるかは、本当に人それぞれだと思います。何を「きつい」と感じるかの基準が違うからです。
見方によっては、受験のほうが大変だったと感じる人もいます。なぜなら、受験には明確な合格ラインがあり、それを超えなければ不合格という白黒はっきりした厳しさがあるからです。
一方で、就職活動は、絶対的な能力だけでなく、「企業との相性」といった、より曖昧で客観性のない基準で判断される側面があります。その基準のわかりにくさから、対策が立てづらいと感じる人にとっては、就職活動のほうが精神的にきついかもしれません。
就活はチャンスが多い! 受けられる数が圧倒的に多いことを味方につけよう
しかし、別の見方をすれば、就職活動のほうが楽だと感じる人もいます。必ずしも完璧な能力がなくても、ほかの応募者との比較や企業との相性次第で内定が出ることもあるからです。
そして何より大きな違いは、「チャンスの数」と「期間」でしょう。大学受験は、基本的に年に一度、限られた期間に、限られた数の学校しか受けられません。特に国公立などはチャンスが非常に少ないです。
しかし、就職活動は、活動期間も比較的長く、世の中には大学の数とは比べ物にならないほど多くの企業が存在します。つまり、一つの企業に落ちても「次がある」と思える機会が、受験よりも圧倒的に多いのです。
その意味では、就職活動のほうが精神的なプレッシャーは少ないと感じられるかもしれませんね。
就活がしんどいと感じている人は、次の記事も参考にしてみてください。しんどいと感じてしまう要因や楽しめるような対処法、早く内定をもらう方法について解説しています。
就活に疲れたときのメンタルケア方法や具体的に何をおこなうべきかは、こちらの記事で詳しく解説しています。就活に疲れた人はぜひ参考にしてみましょう。
こちらのQ&Aでも就活がきついと悩む相談者に向けてキャリアコンサルタントがアドバイスをしています。併せて確認してみてください。
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