Q
大学3年生
男性
自己PRのエピソードがしょぼい気がします。
就職活動で自己PRを考える際、アピールできるようなすごい経験やエピソードがなく悩んでいます。
周りの友人は「海外インターンに参加した」「サークルで大きなイベントを成功させた」など、すごい話ばかりで焦ります。
それに比べて、私は「居酒屋のアルバイトを3年間続けた」「授業の課題を地道に頑張った」といったことしかなく、しょぼいエピソードに感じてしまうのです。
こんなエピソードでも、企業に評価してもらえるのでしょうか? どうすれば平凡なエピソードでも魅力的に伝えられるか、アドバイスがあれば教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
しょぼいなんてない! 具体的に話して魅力を伝えよう
平凡なエピソードにも、人の心を動かす力があります。その魅力を引き出す鍵は「具体性」です。
具体性を思い出すための切り口としておすすめなのが、この4年間で「感謝している人」と「謝りたい人」を振り返ることです。
たとえば、「私の強みは持続力です。3年間続けた居酒屋のアルバイトでは、人手不足で忙しい日が多くありました。そんななか、いつも親切に指導してくれた先輩のおかげで、逃げずに続けることができました。私は先輩を見習い、笑顔を忘れず働くことを心掛けました」といった内容です。
また、「学業で頑張ったことは、ゼミ発表のためのデータ集めです。グループの担当箇所を仕上げるため、何度も図書館に通いました。私は要領が悪く、仲間に迷惑をかけてしまうこともありました。そんなとき……」といったエピソードも考えられます。
相手にも響く経験はある! あらゆる切り口から語ろう
仕事はすべてチームワークです。人は人とのかかわりのなかで磨かれていきます。
平凡でも、自分の心が本当に動いた経験は、相手の心にも届きます。学生時代にお世話になった人への感謝やお詫びを切り口に、自分の経験を語ってみてはいかがでしょうか。
中身が大事! あなたらしい考えや成長を伝えよう
自己PRのエピソードに自信が持てない学生は少なくありません。
しかし、企業が面接で重視するのは、エピソードの出来事の規模や派手さではなく、そのなかで応募者がどのように考え、工夫し、成長したかという中身です。
たとえば、居酒屋でのアルバイト経験を3年間続けたことは、忍耐力や責任感、忙しい環境での協調性を身に付けた証拠として評価されます。
これは企業がもとめる社会人基礎力の一つでもあります。
また、授業課題に真摯に取り組む経験も、課題解決力や学習姿勢を示す重要な材料です。
等身大の経験を語る! 詳細な内容で強みを示そう
自己PRを伝える際は、「何を経験したか」だけでなく、「その経験のなかで自分がどう考え、どのように行動し、結果としてどのように成長したか」に焦点を絞ることがポイントです。
具体的な例として、「忙しい時間帯でも後輩が安心して働けるよう声をかけ、チーム全体の雰囲気を改善した」というように、行動とその影響を示すと説得力が格段に増します。
このように、一見平凡に見えるエピソードでも、等身大の自分の人柄や行動特性をしっかり伝えることで、面接官にあなたの魅力をしっかり届けられます。
結果として、企業はその人の将来の成長可能性や社風との適合性を見極めているため、自己PRは今後どう伸びていけるかという未来への期待を含めて伝えることが成功の鍵となります。
自己分析を深め、自身の強みを具体的なエピソードとともに整理して臨みましょう。
この記事では、アドバイザーが自己PRになりうる出来事や見つけ方について解説していきます。自己PRが弱いと感じる人は参考にしてみましょう。
こちらの記事では、自己PRの締め方6パターンを解説しています。例文付きで紹介するので、どのような締め方をするとよいか悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
時間がない人におすすめ!
ツールを使えば、自己PRが3分で完成します
自己PRは就活において必ずといっていいほど必要になります。自己PRが曖昧なまま就活がうまくいかなかったという就活生は多くいます。
そこで活用したいのが「自己PR作成ツール」です。これを使えば、簡単な質問に答えるだけで誰であっても、あなたの強みが完璧に伝わる自己PRが完成します。
ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。
簡単な質問に答えるだけで、強みが伝わる自己PRが作れます。
作成スタート【無料】
(リーダーシップが強みの場合)







