Q
大学3年生
男性
趣味のボウリングは、就活でアピールできますか?
就職活動を始めた大学生です。履歴書や面接で趣味や特技について聞かれたとき、趣味であるボウリングについてアピールしたいと考えています。
ボウリングはチームでスコアを競ったり、戦略を立てたりと、仕事に活かせる要素があると思うのですが、企業の方にどのように伝えれば興味を持ってもらえるかわかりません。
ただ単に「ボウリングが好きです」と言うだけではなく、採用担当者に「この学生は面白いな」「仕事でも活躍してくれそうだな」と思ってもらうためには、どのようにアピールすれば良いでしょうか?
ボウリングのどんな部分を掘り下げてアピールすれば効果的か、具体的なアドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
アピールできる! 趣味で得た強みを言葉にしてみよう
趣味であるボウリングを就活でアピールしようとしているのですね。
「仕事に活かせる部分があるのでは?」という観点を持っているのがとても素敵です。
すでに認識しているとおり、面接は「活躍してもらえる人なのか?」を見極められる場なので、分析力、忍耐力、継続力など、ボウリングを通して培った強みを言語化してアピールできるように組み立てるのが良いでしょう。
定量的に示す! 仕事での活かし方に落とし込もう
また、より具体性を持たせるために、成果を数値で表せるとより良くなります。
以下が具体例です。
私は大学時代、趣味としてボウリングに熱中していました。
ボウリングを始めたころのスコアは100点未満でしたが、プロの試合をみて練習メニューに落とし込んだり、自身の投球フォームの動画を分析したり、毎週練習を継続したりすることで、半年後にはアベレージを160点まで向上させることができました。
この経験から、目標から逆算して達成に必要な行動を継続することで、得たい成果を得られることを学びました。
仕事においても、課題を分解し改善を積み重ねる姿勢を大切にしていきたいです。
伝え方次第! 趣味の魅力を相手にわかりやすく話そう
趣味を自己PRにつなげていくときは、「なぜ、その趣味がおもしろいと思うのか」「趣味に対してどのように取り組み、どのように上達できたか」を交えていきましょう。
ここで、「趣味をどれほど極めているか」や「仕事にどう活かせるか」などはそれほど重要ではありません。
その趣味の「自分にとっての魅力」を、相手にどれほどわかりやすく伝えられるかという部分が、おもに評価されると思ってください。
相手が知らないことでも、その面白さや価値を伝えて興味を持たせる能力は、営業職をはじめ多くの仕事で求められるからです。
魅力的な語りを意識! 趣味を話す姿が見られている
ある学生は「趣味がブーメラン」だという話をしました。心からブーメランを愛し、面接で実際に投げてみせた結果、無事に採用されたそうです。
これはもちろん「ブーメランがうまいから」採用されたわけではありません。ブーメランへの愛情や前向きな姿勢、楽しそうに語る姿そのものに、面接官は人としての魅力を感じたのです。
趣味を自己PRに使うときは「趣味を通してさまざまな技術や体力、人間関係などを身に付け、魅力的になった自分」をアピールすると意識してみてください。
こちらでは、趣味を題材にした自己PRについて詳しく解説しています。例文付きなので参考にしてみてください。
こちらの記事では、スポーツを経験し履歴書でアピールしたいという人に向けてアドバイザーがアドバイスをしています。履歴書の記載に悩んでいる人は目を通しておきましょう。
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