Q

大学3年生
男性

弓道で培った集中力は、自己PRでどうアピールすべきですか?

就職活動で部活動で続けてきた弓道の経験を、自己PRで活かしたいと考えています。

弓道は特に集中力が重要だと感じており「どんな状況でも集中を保ち、結果を出すために粘り強く取り組める」という点をアピールしたいです。

ただ「集中力がある」だけでは抽象的で、企業の人事の方には伝わりにくいのではないかと不安です。

弓道で集中力を発揮した具体的なエピソードを、仕事にどう結びつけて話せば効果的にアピールできるでしょうか? また集中力以外にも弓道経験からアピールできる強みがあれば、アドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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結果を出すためにおこなった対策と仕事への再現性がアピールになる

「集中力」という抽象的な言葉を分解し、対策と再現性で語ることでより強い自己PRになります。

「私は大学4年間弓道部に所属し、雑音のなかでも狙いをぶらさない集中力を強みとしています。大会本番の騒音対策として練習で意図的に声出しを加え、射位に立つ前の呼吸3カウントと視線の固定をルーティン化しました。

結果として緊張する場面での本番命中率を60%→78%に改善することができました。仕事でも緊張する提案前には『3分でサマリーを作っておく→想定質問を準備しておく→回答メモを作成しておく』などの事前準備をおこない、本番でブレない姿勢を持ち続けます。」

といった内容が例として挙げられます。

「所作の丁寧さ」など副次的な強みも添えてみて

副次的な強みとして「所作の丁寧さ」や「安全への配慮」なども、可能であれば添えられるとより効果的ですよ。

国家資格キャリアコンサルタント/国家検定2級キャリアコンサルティング技能士

平野 裕一

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集中力を発揮した状況と業務への活かし方のアピールが必要

弓道で培った集中力は自己PRにおいて大きな強みになりますが「集中力があります」という一言では抽象的すぎて、人事担当者には伝わりにくいものです。具体的なエピソードと仕事への結び付きを明確にする必要があります。

企業が知りたいのは、特性ではなく「どんな状況で集中力を発揮し成果を上げたのか」そして「その経験が入社後の業務にどう活きるのか」です。

これを語れなければ、自己PRとしての説得力に欠けてしまいます。

集中力だけじゃない! 継続力や礼節も合わせてアピールしよう

たとえば、試合の緊張感のなかでも一本ごとに集中し、ルーティンや呼吸法で心を整えて結果を出した経験を語ると効果的です。

そのうえで「周囲の雑音やプレッシャーに左右されず冷静に取り組む力は、営業活動やプロジェクト進行といった場面でも成果を生み出せる」と仕事に結び付ければ、採用担当者に具体的なイメージを与えられます。

さらに弓道から得られる強みは集中力にとどまりません。継続的な練習から培った忍耐力や自己管理能力、礼節を重んじる姿勢から生まれる協調性など、社会人として必要な力も多く備わっています。

弓道の経験を語る際は「集中力」を軸にしつつ継続力・自己管理能力・礼節といった複数の強みを組み合わせることが効果的です。

そうすることで自己PRに厚みが生まれ、あなただけの個性ある強みになります。

集中力という強みは、リスクがあることをご存知でしょうか。こちらの記事では、効果的な伝え方を紹介しています。

部活のガクチカで差別化できない場合は、こちらの記事も参考になります。デキる印象を与えられるようになるでしょう。

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私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

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