Q
大学3年生
男性
サークルを立ち上げた経験をガクチカでアピールしても良いですか?
就職活動が本格化するなかで学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)として、大学でゼロからサークルを立ち上げた経験をアピールしたいと考えています。
立ち上げ当初は人が集まらず苦労したのですが試行錯誤の末に仲間を増やし、活動を軌道に乗せることができました。この経験を通じて、企画力や行動力、課題解決能力が身についたと思っています。
しかしこのサークルはそこまで大規模ではなく、ほかの学生がアピールする長期インターンや留学経験と比べてインパクトに欠けるのではないかと不安です。
採用担当者に「すごい」と思わせるには、単に「サークルを作った」という事実ではなくどのような点に焦点を当てて話すべきでしょうか? 具体的なエピソードの切り口や、アピールすべきポイントについてアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
サークル立ち上げは「0→1の課題設定力」でアピールしよう
サークルの立ち上げ経験は、ただ事実を列挙するのではなく「0→1の課題設定力」を示すことで目を引くガクチカ(学生時代に力を入れたこと)になります。
構成としては「①着眼(なぜ必要か)→②検証(小さく試す)→③仕組み化(集客・運営)→④成果→⑤学び」がおすすめです。
経験からの学びを言語化し再現性のある能力を示そう
例として、以下が挙げられます。
「語学を伸ばしたいと思って大学に入学しました。しかし特に大学1年生では語学をアウトプットする場が少ないという課題を感じ、週1での英会話サークルを立ち上げました。まずは語学に興味のある知人5人からヒアリングし「話す時間が少ない」という課題を把握。
その後レベル別のテーブルと進行台本を作成して会を実施しました。SNSでの宣伝と授業内でのアナウンスで参加者を5人から20人まで拡大し、年間継続率70%を維持しました。この経験をふりかえると運営の肝は「早期のヒアリング、台本化と役割分担」だと学びました。今後新規プロジェクトを立ち上げる際にも、大切にしたいと思います。」
このように経験からの学びを言語化し再現性を伝えていきましょう。
サークル立ち上げは最高のガクチカ! 自信を持ってアピールしよう
サークル立ち上げの経験は、ガクチカで十分にアピールできる題材です。
重要なのは活動の規模ではなく直面した課題をどう解決し、そこからどのような力を得たのかという点です。
企業が本当に知りたいのは「大きな成果を出したか」ではなく「課題を発見し、主体的に動き、成果へとつなげられる人物かどうか」です。
サークルをゼロからつくる挑戦は企画力や行動力を試される機会であり、社会に出ても再現性の高い強みとして評価されます。
他人と比べずにあなたの「課題解決プロセス」を伝えよう
たとえばサークルを立ち上げた当初はメンバーが集まらず、活動自体が続かない危機に直面しました。そこで体験会や合同イベントを企画するなど試行錯誤を重ねました。
その結果10名以上の仲間が集まり、毎月の活動を安定して継続できる組織へと成長させることができました。
人数の大小にかかわらずゼロから人を集め組織を維持・成長させたこと自体が立派な経験であり、チームをまとめる力を示すことにつながります。
ほかの学生が語る長期インターンや留学と比べる必要はありません。大切なのは「課題に直面し、工夫して行動し、成果を出した」というプロセスを明確に語ることです。
こちらの記事では、サークルのガクチカを作成する際の注意点やアピールのポイントを解説しています。例文も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
自己PRもサークルの立ち上げにしようと検討している場合は、こちらの記事も参考になります。差別化のコツ屋注意点を解説しています。
こちらのQ&Aでは、就活で有利になるサークルについてアドバイザーが解説しています。
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