Q
大学4年生
女性
離職率80パーセントの企業に転職するのは危険ですか?
現在転職活動中で、内定をいただいた企業があります。仕事内容には興味があるのですが、就活口コミサイトを見ると離職率が80パーセントとあり、正直かなり不安を感じています。
やはり離職率80%の企業はブラック企業なのでしょうか? そもそも、一般的な企業の離職率はどれくらいなのかも気になります。
個人的に離職率80%は高いと思うので、転職した場合どのようなリスクが考えられるのか、また事前に確認しておくべきことなど何かアドバイスをいただけないでしょうか。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
高離職率は要注意だが目的があれば挑戦もアリ!
離職率80%という数字は、日本の一般的な離職率(新卒3年で30%前後)と比較しても非常に高く、何らかの働きにくさが存在する可能性が高いと考えたほうが良いでしょう。
しかし、離職率が高い企業であっても明確な目的意識があれば、転職を検討する価値はあります。たとえば「若いうちから多くの仕事を任せてもらえ、豊富な経験が積める」といった環境に魅力を感じる人もいます。
安易な決断は禁物! 入社前にしっかり確認しよう
数年間で圧倒的な成長を遂げ、次のステップに進むための経験を得たいという明確な目標があるならば、挑戦する選択肢もいいかもしれません。
重要なのは、入社前に現場の雰囲気や制度面、特に直属の上司となる人との相性を可能な限り確認することです。
単に「早く転職活動を終えたい」といった理由で安易に決断すると、厳しい結果になりかねません。高い離職率の背景にあるものを冷静に見極め、自身のキャリアプランと照らし合わせて慎重に判断してください。
口コミの数字に惑わされず本質を見抜こう!
口コミサイトに掲載されている離職率「80%」という極端な数字は、どこまで正確なのか疑問に思うところです。
一部の書き込みによって誇張されている可能性も考えられるので、鵜呑みにするのは危険ですね。
まず、離職率が本当に80%もある企業は事業を存続させること自体が難しいはずです。もし実在するとすれば労働環境が極めて過酷な、いわゆる「ブラック企業」のなかでも特に注意すべきレベルでしょう。
業界水準や離職の理由など、多角的に判断しよう
離職率を判断するときは、業界水準と比較したり離職の「理由」が前向きなものかを見極めたりすることが重要です。
たとえ離職率が高くても、その環境が自身に合うかどうかはまったく別の問題なので80%という数字を鵜呑みにせず、多角的な視点でその企業を判断することが賢明です。
3年後離職率は就職四季報で確認することができます。その他にも就職に役立つ様々なデータを掲載しているので、以下の記事を参考にして賢く活用しましょう。
ブラック企業の特徴は、次の記事で詳しく解説しています。ブラック企業を見抜く方法も説明しているので、これから起業選びをする人はぜひ参考にしてみてください。
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