Q

その他
女性

9時から15時の時短勤務ってどうですか?

現在育児と仕事の両立のため、時短勤務を検討しています。希望としては、子どものお迎えの時間に合わせて9時から15時で働くことを考えています。

この働き方は実際働きやすいのでしょうか? 将来のために生活費を稼ぐことはもちろん、徐々に社会復帰をしていきたいという気持ちもあります。

とはいえ、これまではフルタイムで働いていたので「時短勤務だと充実感がないのではないか」「中途半端な仕事しかできないのではないか」と少し不安です。

同じように、時短勤務で働いている人と仲良くやっていけるのかも気になります。せっかく社会復帰をするなら育児との両立もしつつ、気持ちよく働きたいので実態を教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/1級キャリアコンサルティング技能士

木原 渚

プロフィールを見る

バランスはとりやすい一方負担・不安が増えることも

育児や介護といった事情で時短勤務を選ぶ人は増えています。

9時から15時といった勤務時間は、子どもの生活リズムに合わせやすく、心身のバランスを取りながら社会とのつながりを持つ上で非常に有効な働き方です。

一方で時短勤務を選ぶ人が直面しやすい具体的な課題としては、周囲が働いているなかで退勤することに「貢献できていない」「みんなに申し訳ない」といった後ろめたさや罪悪感を感じてしまうケースがあります。

また会社やチームと仕事量の調整ができていないとフルタイムの時と同じ量の仕事が割り当てられ、結果的に持ち帰り残業が増えほぼフルタイムと同じ負担になることがあります。

時短勤務を選んだだけで、キャリアのレールから外されてしまうのではないかという懸念を持つ人もいます。

話し合いを通して納得感を持って利用しよう

時短勤務を有効に活用し後悔しないためにはフルタイムと同じ量の仕事をするのは避けるよう、会社やチームと仕事量の調整についてしっかり話し合い納得感を持って制度を利用することが大切です。

また罪悪感を減らすためにも「時間内に貢献する」という強いプロ意識を持つことが重要です。短い時間の中でも自分が果たすべき役割を明確にし、成果を出すことに注力しましょう。

そして昇給や昇格の評価制度について時短勤務がどのように影響するかを事前に確認し、納得感を持って制度を利用することが賢明です。

キャリアコンサルタント/ヒトノビ代表

小関 珠緒

プロフィールを見る

育児と仕事の両立にベストな働き方

育児と仕事の両立を目指す人にとって、9時から15時という勤務時間は非常に有効な働き方です。子どもの生活リズムとずれにくく朝の準備から夕方の迎え、買い物、夕食作りまで心に余裕を持ってこなすことができます。

実際にこの勤務形態で働いている人は多くいます。

いきなりフルタイムで復帰するよりも社会とのつながりを持ちながら仕事に慣れていけるので、ちょうど良い時間の長さだといえるでしょう。

周囲への配慮と成果を出す意識が重要

仕事の途中で退社することに罪悪感を抱いてしまう人もいるようです。その必要はありませんが、周囲への配慮は不可欠です。

自身の業務範囲や時間を事前に上司や同僚と共有し、理解を得ておくことが円滑な人間関係を築く鍵となります。

また時短勤務は時給換算のパート雇用になるケースが多く、手取りが減る可能性も考慮しておきましょう。

限られた時間のなかでしっかりと成果を出すことで「時短勤務でも頼れる存在」として評価され、充実感を得ることができるでしょう。

こちらのQ&Aでは、時短勤務の同僚が休みすぎていて仕事がしんどい相談者に向けてキャリアコンサルタントがアドバイスをしています。併せて参考にしてみてください。

自己分析ツールで今月中に自己分析を終わらせてください

自分の弱みはわかっていても、強みは思いつかないものですよね。「これ、本当に強みって言えるのかな?」と悩んでいる人は多いはず。

そんな時は「My Analytics」を活用しましょう。このツールを使えば簡単な質問に答えていくだけで、あなたの強み・弱みが簡単にわかります。

無料で使えるので、自分の強みを確かめたい人は今すぐ診断しましょう。

自分の長所を分析するなら「My Analytics」がオススメ
今すぐあなたの強みを診断する【無料】

こんな人に「My Analytics」はおすすめ!
・自分の強み・弱みが分からない人
・自己PRや志望動機に使える長所を知りたい人
・自分にあった仕事を知りたい人

その他関連Q&A

TOP

PORTキャリア