中途採用の場合、SPIの結果でそこまで落ち込む必要はないと私は思います。

新卒採用とは異なり、企業側が重視するのは面接での受け答えやこれまでの実務経験やスキル、そして面接での人物像です。

SPIがダメだからもう諦めようという思考に陥ってしまうパターンは多いですが、そこで諦めてしまうと本当に合格の可能性は0%になってしまいます。

そこからできることをやるしかないと自身が納得し、行動に移すことが何よりも大切です。

面接でのフォローに集中しよう

SPIのなかでも特に性格検査の部分は参考にされることが多いですが、能力検査の結果は面接で十分にカバーできます。

たとえ非言語分野が苦手でも、面接で論理的に話せることが伝われば「当日は調子が悪かったのかもしれない」と判断してもらえます。

過ぎてしまったことをひきずらず、面接でいかにフォローするかに集中することが何よりも大切です。

多くの企業で中途の評価は経験・実績＞SPIです。

よってSPIは絞り込みラインを超えれば面接の選考比重が高く、逆転は十分に可能です。

特に中途であれば、SPIの成績が芳しくなくても内定をもらえる求職者の人はたくさんいます。今後のおすすめの対応としては下記などが考えられます。

①結果をひきずらず面接に集中すること

②職務要約をSTAR法で整理すること

③数的弱点は次回のSPIに向けて頻出パターン（割合、速度算、集合）を30〜60分/日で反復（ただし今後の中途採用でSPIがないのであれば対策はしなくてOK）

④どうしても納得いかない出来だった場合、企業により替替試験や再受験を相談できる場合もあるため相談してみる。

面接に集中しよう！ 「成果の具体例」で思考力を示すのがカギ

面接では抽象課題をどう分解しどの指標で成果を出したかを具体例で示し、思考の筋道がSPIの代替になるように語ることが大切です。

今回は非言語分野が壊滅的だったとのことなのでロジカルシンキングができること、頭の回転などは示せると不安解消にもつながると思います。