Q

大学3年生
男性

ゼネコンの現場って、どんな感じですか?

就職活動でゼネコン(総合建設業)に興味を持っています。

現場のダイナミックさに魅力を感じる一方で、オフィスでデスクワークをするような職種もあると聞きました。

実際のところ、入社後は、必ず現場での勤務になるのでしょうか?

現場の仕事と言っても、具体的にどんな職種や仕事内容があるのかイメージが湧きません。現場監督や施工管理といった職種が大変だという話も聞きますが、文系出身でも活躍できるでしょうか?

ゼネコンの現場の仕事のリアルなところや、配属の可能性について、詳しく教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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文系出身でも活躍できる! 年上との対話力を付けよう

総合職で入社した場合、ほとんどは施工管理として現場に配属されます。

文系・理系は関係なく、文系出身者もたくさん活躍していますよ。工期が迫ると土日出勤があるなど、体力的にハードな面は確かにありますが、最も大変なのはコミュニケーションです。

20代の若手が、50代、60代のベテラン職人さんたちに敬意を払いながらも、的確に指示を出して現場を動かしていかなければならないからです。

やりがいはあるが人手不足! 相性を調べてみよう

安全、コスト、スケジュールの管理など、非常に高度な能力が求められますが、その分、建物が完成したときのやりがいは大きい仕事です。

現在、建設業界は深刻な人手不足なので、「未経験でも育てるから来てほしい」という企業も多いです。給与水準も比較的高く、ニーズもあるため、食に困らないという魅力もあります。自分に合うかどうか、ぜひ検討してみてください。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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現場が中心! 状況に応じた調整や指示が必要になる

ゼネコンの現場では、配属初期は現場で学びます。工程・品質・安全・原価の管理をおこなう「施工管理」として、工事の進捗や品質、コスト、安全を管理する現場監督や工事主任といった役割が中心となります。

日常の業務としては、朝礼、職長会議、図面・施工要領の確認、出来形検査、写真・書類作成が日常です。

現場は常に動きがあり、天候やトラブルに対応するための調整や指示出しが頻繁におこなわれます。

達成感や成長実感が大きい! 多様な活躍ができる

体力と対人調整力は要りますが、案件が形になる達成感は大きいです。

文系も活躍でき、若いうちから現場で責任ある仕事を任されることが多く、成長を早く感じられる環境でもあります。

また、発注・調達や原価管理、近年はBIM(Building Information Model)/CIM(Construction Information Modeling/Management)などでの3次元モデル活用やドローン・現場DXの素地があればさらに武器になります。

将来は本社技術、積算、企画営業、海外案件など、多様なキャリアに展開可能な仕事といえます。

ゼネコンの意味や建設業界について詳しく知りたい人は、次の記事をチェックしておきましょう。ゼネコンの具体的な特徴や業界の実態、就職の秘訣まで詳しく解説しています。

ゼネコンへの就職が「やめとけ」と言われる理由については、次のQ&Aでキャリアコンサルタントが回答しています。併せて参考にしてみてください。

スーパーゼネコン5社の違いについては、以下のQ&Aを読んで確認しておきましょう。

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