Q
大学3年生
男性
面接での身振り手振りはうざいと思われますか?
私は話すときに身振り手振りが大きくなる癖があり、友人に「ちょっと落ち着きがないかも」と言われたことがあります。
就職活動の面接でこの癖が出てしまったら、マイナスな印象を与えてしまうのではないかと心配です。特にオンライン面接だと、画面越しでより目立ってしまうのではないかと不安です。
面接官の方々は、どの程度の身振り手振りなら許容範囲だと考えているのでしょうか? この癖を直すべきか、それとも自分の熱意として活かす方法はあるのか教えていただきたいです。
身振り手振りが大きい人が面接で意識すべきことがあれば、何かアドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
過剰な身振り手振りは控えよう! 自然に出る程度がベスト
うざいとまでは思われないでしょう。
しかし、あまりにも動きが大きすぎる、あるいは激しすぎると、面接官があなたの話の内容よりも、その身振り手振りのほうに意識が集中してしまう可能性があります。
せっかく良いガクチカの話をしていても、伝わらなければ意味がありません。
身振り手振りに意識がいきすぎた結果、話の受け答えがおろそかになるというリスクを考えるのであれば、やはり少し抑えたほうが良いかもしれません。
オンラインの場合、言葉だけだと伝わりにくいから多少身振り手振りがあったほうが良いとアドバイスすることもありますが、これもやはり限度があります。
自然に出る程度なら問題ない! 練習で意識しよう
また、受け答えの練習は自分でしておくのが良いでしょう。癖はそう簡単に治るものではないため、自分で意識して少し抑えめにやるように心掛けていただければと思います。
自然に話していて少し手が出る、という程度だったら問題ありません。
適度な身振り手振りはOK! やりすぎの上限を知ろう
面接での身振り手振りは適度なら伝わりやすくなりプラスになります。 要点で手のひらを軽くみせる程度は、開放感や誠実さが伝わります。
ただし、過度だと落ち着きがない印象になりますので、次の上限を意識してください。
・位置:胸元~肩幅のうち側に収めます。大きく振り上げないように。
・回数:1文に1回までを目安にします。連発しないようにしましょう。
・音:机を叩かない、指を鳴らさない、ペンをいじらないように。
・指差し:相手や資料を指で差さない、示すなら手のひら全体です。
オンラインの場合画面外に手が消えないよう、カメラから40~60cmで座り、両手は軽く組んでスタートします。
癖は録画で修正! 熱意は声と表情で伝えよう
癖として気になるようであれば、直し方は「姿勢→呼吸→間」の順を意識しましょう。 背もたれに軽く腰掛け、深呼吸を1回、要点の前に一拍置くと動きが減ります。
練習としては、スマートフォンの録画で30秒自己紹介を録画してみましょう。まずは動きの「回数」を数えて、半分に減らすよう意識しましょう。手持ちのメモを机に置き、指先を軽く触れておくと動きすぎを防げます。
熱意は声の張り・表情・具体例で伝えると、身振り手振りに頼らずに済みます。
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