Q

大学3年生
女性

カンボジアでのボランティア経験を就活でアピールする方法を教えてください。

大学時代にカンボジアでのボランティア活動に約1カ月間参加しました。この経験を就活でアピールしたいと考えているのですが、うまくエントリーシート(ES)や面接でまとめられず悩んでいます。

「単なる思い出」「意識高い系の自己満足」で終わらせたくないのですが、具体的にどのようなエピソードや学んだことを重点的に伝えるべきでしょうか?

周りの友人は長期インターンシップなどの経験をアピールしており、正直、自分のボランティア経験が企業で働くうえでどう活かせるのか、説得力のある説明ができません。

企業に響くアピールポイントや、自己PRに落とし込むための考え方など、具体的なアドバイスをお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

増田 和芳

プロフィールを見る

視野の広さや組織への貢献意欲を伝えると効果的!

まずボランティア経験のなかにある、さまざまな要素を掘り起こすことが重要です。

ボランティアを始めた意図、活動を通じてうまくいったこと、ほかの人から褒められたこと、あるいは逆にうまくいかなかったことをどう皆で乗り越えたかなど、いろいろな経験があるはずです。

ボランティア活動は、単なる思い出や自己満足にとどまらないものです。ほかの人から見れば「素晴らしい経験」と受け取られる可能性は十分にあります。

アピール内容を考えるにあたっては、これらの経験を改めて振り返ってみてください。

ボランティア経験から得た学びや入社後の貢献を語ろう

ボランティア経験を効果的にアピールするには、その経験から何を学んだのか、自分にとってどんなプラスの影響があったのかを伝えることが重要です。

ボランティア経験は、企業での仕事に活かせるポイントがたくさんあります。たとえば、ボランティア活動を通して、ほかの人のことを気にかける、気が回るといった能力が身に着いているはずです。

このように、周りの人々の行動まで把握できる力を活かし、入社後には「ほかの人がやっていることまで早い段階から気を配り、チームで成果を出せるように貢献したい」といった目標を設定できます。

具体的な仕事への結び付きを自己PRで伝えることが、一つの方法としてあると思います。

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

プロフィールを見る

ボランティア経験は自分の強みをアピールするための材料!

ここで重要なのは、根本的な考え違いをしてはいけない、ということです。アピールすべきは「カンボジアでのボランティア活動そのもの」ではありません。

まず先に決めるべきは、あなたがアピールしたいご自身の性格、特徴、能力です。ボランティア経験は、そのアピールしたい能力を裏付けるための材料として使います。最初に何をアピールしたいかを決めることが重要です。

先に強みを決めれば使うエピソードは決まる!

たとえば、あなたがコミュニケーション能力をアピールしたいのであれば、カンボジアでのボランティア活動中に、その能力をどのように発揮したかというエピソードを探して話すのです。

粘り強さが強みなら、ほかの人が諦めたことを継続したエピソードを話します。

ご自身の何を強調したいのかが決まっていないことが、どのエピソードを使えば良いかわからない原因です。まずご自身の何をアピールしたいかを決めれば、使うべきエピソードは自ずと決まります。

面接における自己PRで採用担当者に好印象を残す方法は以下の記事で解説しています。「どのような自己PRをしたら良いかわからない」と悩む人は、ぜひ参考にしてください。

時間がない人におすすめ!
ツールを使えば、自己PRが3分で完成します

自己PRは就活において必ずといっていいほど必要になります。自己PRが曖昧なまま就活がうまくいかなかったという就活生は多くいます。

そこで活用したいのが「自己PR作成ツール」です。これを使えば、簡単な質問に答えるだけで誰であっても、あなたの強みが完璧に伝わる自己PRが完成します。

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

簡単な質問に答えるだけで、強みが伝わる自己PRが作れます。
作成スタート【無料】

 ツールで作成した自己PR例文 
 (リーダーシップが強みの場合) 
私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

その他関連Q&A

TOP

PORTキャリア