Q

大学4年生
男性

就活って、いつまでに内定があれば良いのですか?

現在就職活動中で、10社受けたうちの7社は不合格、3社は選考中という形です。周りの友人は徐々に内定を獲得し始めていますが、自分は10社受けても未だに内定がもらえていない状況に焦りを感じてきました。

具体的に、「いつまでに内定を獲得していないとまずい」という時期はあるのでしょうか。

また、1社から内定が出たら「早く終わらせたい」という思いから、そこで就活を終わらせてしまうのではという気もしています。就活を終了するときの目安も併せて知りたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

佐藤 恭子

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内定時期の目安は4年生の7月! でも秋採用もあるので焦らずに

時期に「絶対」はありませんが、一つの目安としては「4年生の7月中旬頃」です。

多くの企業がそのあたりまでに一度内定を出し、一つの区切りとなるため、そこまでに内定があると安心できるでしょう。

ただし、夏休み中や、後期が始まる秋にも採用活動を続けている企業は多数あります。卒業間際に決まる人もいますし、まれな例ですが逆に内定式に出た後に「違う」と感じて、秋から就活をやり直す人もいます。

必要な内定は1社だけ! 決めたら辞退連絡は迅速に

究極的には、入社したい1社から内定があれば十分です。

もちろん、複数社から内定をいただき、迷った結果2〜3社を保持している学生もいます。

人事担当者も、辞退者が出た分の枠を秋採用などで補充する必要があるため、もし「絶対に行かない」と決めた企業があれば、なるべく早く内定辞退の連絡を入れ、次を見るようにしましょう。

キャリア・デベロップメント・アドバイザー/キャリアドメイン代表

谷所 健一郎

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内定の「期限」よりも、自分が納得できる企業を見極めよう

就職活動で周囲の状況に焦りを感じるのは、自然な感情です。現在10社中7社が不合格でも、選考中の3社から内定が出る可能性は十分にありますし、不合格は単に企業とのマッチングの問題であると捉え、悩みすぎないことが大切です。

具体的な「いつまでに内定を獲得していないとまずい」という時期については、大学4年生の概ね6月〜7月が一つの大きな目安となります。

7月末を一つの区切りとして選考に臨もう

これは、多くの企業がこの時期に10月1日以降の正式内定を約束する事実上の合格通知を出し、大多数の学生がこの時期までに就職先を実質的に決定しているためです。

この時期に内々定がないと採用枠が埋まり、以降は秋採用や冬採用といった限定的な採用活動に頼ることになるため、選択肢が狭くなる可能性があります。

したがって、まずは7月末を一つの区切りとして、選考に注力することが望ましいでしょう。

焦らず納得できる内定を目指すことが大切

また、1社から内定が出た際に「早く終わらせたい」という思いから就活を終了してしまう懸念についてですが、就活を終了する目安は「自分が納得できる企業から内定を得られたか」どうかです。

内定が一つ出ると安心感から思考を停止しがちですが、その内定先があなたの就職活動の軸を満たしているか、そして入社後に長期的なキャリアを築けるかを冷静に再評価してください。

納得いくまで就活を続けよう

ほかの選考中の企業も、納得のいく答えが出るまで辞退せず最後まで受け切るべきです。

ほかのすべての選択肢と比較し、「この会社が今の自分にとってもっとも良い選択である」と確信できたときに初めておこなうのが理想的な終了の目安です。焦って決断し、入社後に後悔することだけは避けてください。

以下の記事では内定保留が可能な期間や、内定保留を希望する際の伝え方などを解説しています。内定保留を検討している人はチェックしておきましょう。

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