Q
大学3年生
女性
履歴書に趣味で読書と書くのはありきたりすぎますか?
履歴書の趣味・特技欄の書き方で悩んでいます。私には趣味や特技と言えるものがなく、しいて言えば「読書が趣味かな」という程度です。しかし、ありきたりなように感じています。履歴書に読書が趣味と書いても良いのでしょうか。
また、読書と言ってもビジネス書などではなく、小説を読むのが好きです。ビジネスや志望企業に直結する趣味ではないため、「面接官から良く思われないかも」と不安に感じています。
選考の際は、どのように答えれば個性をアピールでき、仕事に活かせるような回答にできるかのアドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
趣味「読書」は問題なし! 補足で話を広げる工夫を
趣味を読書と伝えてもまったく問題ありません。
むしろ、最近は読書をしない人も増えているので、良い趣味だと思います。
もし趣味欄のスペースが大きい場合は、「読書(月に〇冊程度)」「最近読んだ本:〇〇」のように、少し補足説明を加えると話が広がりやすいかもしれません。
難しく考えないで! 常識の範囲で好きなことを書けばOK
企業側も、学生のプライベートまで仕事関連であってほしいとは思っていません。
仕事から離れた時間でしっかりリフレッシュし、また元気に仕事に取り組んでくれることを望んでいます。
常識の範囲内であれば、難しく考えず、ご自身が本当に好きなことを書けば大丈夫です。
「読書」はありきたりではなく、個性を語る最高のきっかけ
趣味が読書で、小説を読むことであるという点について、まったく気にする必要はありません。
むしろ、面接官の経験から申し上げれば、「読書」は応募者の人間性や思考の深さを知るための非常に良い切り口になります。
ありきたりと感じるかもしれませんが、その「読書」の内容や向き合い方を深掘りすることで、あなたの個性をしっかりと見出すことができるからです。
読書の内容と向き合い方を掘り下げることであなたの人間性が伝わる
たとえば、「小説を読むのが好き」という回答に対しては、「どのようなジャンルの小説が好きか」「その小説のどういった点に魅力を感じるか」「もっとも印象に残っている一冊と、そこから得た学びや感想」といった質問をします。
これは、何を読んだかを知るためではなく、「なぜそれに興味を持ったのか」という動機や「物語から何を読み取り、どう考えたのか」という応募者の内面を理解するためです。
小説の登場人物の感情や複雑な人間関係に触れる読書は、高い共感力や想像力、多様な価値観を理解する柔軟性を培うことにつながります。
これらは、顧客のニーズを深く理解することや、チームで協力して働く上で非常に重要な能力であり、仕事に生かせる立派な強みとなるでしょう。
趣味が自己成長の機会になっていることを伝えてみよう
面接では単に「読書が好き」と言うだけでなく、小説から得た具体的な能力や資質と、それを仕事でどのように生かしたいかをリンクさせて語ることで、趣味が自己成長につながる活動であるとアピールできます。
具体的な作品名や作家名を挙げることも、話に具体性を持たせ、あなたがその趣味に真剣に向き合っている証拠になりますので、ぜひ自信を持って読書について語ってください。
以下の記事では失敗しない履歴書の書き方を解説しています。また、提出時のマナーなどについても触れているため、これから履歴書を作成し提出する機会がある人は、事前にチェックしておきましょう。
履歴書を書く時間がない時は、「履歴書完全マニュアル」を活用しよう!
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