Q
大学3年生
男性
塾講師のアルバイト経験は、就活で有利になりますか?
現在、塾の講師アルバイトをしているのですが、「就活で塾講師のアルバイトのガクチカや自己PRはありきたり」という話を聞き、この経験をガクチカや自己PRでアピールしても有利にならないのではないかと不安になっています。
出勤日数が多いうえ、授業準備にも時間がかかるため、もし就活で有利にならないのであれば、ほかのアルバイトを始めようかと考えています。
就活で塾講師のアルバイト経験は有利になりますか? また、有利になる場合、この経験をガクチカや自己PRなどで効果的にアピールする方法も教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
塾講師は有利になる! 「分析力」をアピールしよう
私は有利になると考えています。 塾で子どもに教えるという行為は、非常に深く考えるプロセスを含んでいるからです。
「何が苦手か」「どこでつまずいているか」といった、勉強がわからない生徒の状況を分析し、どう解説すれば解けるようになるかを考えて指導しているはずです。
その経験は、教育業界以外でも、「顧客を分析し、課題を発見し、解決策を考える」という仕事の基本プロセスそのものです。
具体的な事実を語って差別化しよう!
塾講師の経験をアピールする際は、ご自身がやってきたことをいかに解像度高く語れるかが重要です。
ただ「塾講師をやっていました」で終わると効果的なアピールにならないので、「生徒の点数がビフォーアフターでどう変わったか」「進路がどう変わったか」など、具体的な事実を語ってください。
塾講師のアルバイト経験は就活で十分にアピール可能!
質問者さんは「ありきたり」と感じているかもしれませんが、就活でよく目立つのは部活動やサークル、アルバイトでの「リーダー経験」です。
そのため、面接やガクチカではリーダーシップを強調する学生が非常に多く、なかには少し盛ったエピソードを入れる人もいるほどです。
しかし、会社によってはリーダーシップをそこまで重視していない場合も意外とあり、無理にリーダー経験を作る必要はありません。
重要なのは、塾講師で培ったスキルや工夫を具体的に伝えることです。
塾での経験で得たスキルを具体的に示すことがカギ
授業準備で工夫したこと、生徒に合わせた説明方法、理解が進まない生徒への対応などは、コミュニケーション能力や課題解決力、観察力、臨機応変さのアピールになります。
面接官は、行動のなかで何を学び、どんな成果を出したかを見ています。ですので、就活のためだけにアルバイトを変える必要はありません。
なお、一般的には、スタバやディズニー施設などのアルバイト経験は就活で有利と言われますね。
ただし、これはそもそも採用までの倍率が高いうえに、企業側から求められるスキルも多いため、それだけで一定のレベルをクリアしていると判断されるためです。
ガクチカのためにアルバイトを変えるよりは、今のアルバイトを続けながら自己分析や企業研究に充てて、就活を進めたほうが良いかなと思います。
自己PRでアルバイト経験をアピールしたいと考えている人は、以下の記事を参考にしてください。ほかの就活生と差別化できるアルバイト経験のアピール方法を解説しています。
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