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仕事で会社と価値観が合わないと感じたら?
現在勤めている会社で、上司や経営層の仕事に対する価値観や進め方が自分と合わないと感じ、悩んでいます。
たとえば、私は成果を重視して効率良く働きたいのですが、会社はプロセスや長時間労働を評価する傾向があり、モチベーションが上がりません。また、キャリアに対する考え方も大きく異なると感じています。
このような場合、すぐに転職を検討すべきでしょうか? それとも、考え方を変えて今の環境に適応する努力をすべきかわかりません。
同じように仕事の価値観のズレで悩んだ経験がある方や、人事・キャリアに詳しい方がいらっしゃれば、具体的な対処法や転職の判断基準についてアドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
価値観のずれを感じたら、まず立ち止まって分析しよう!
会社と価値観が合わないと感じても、転職を考えるのは最終手段です。まずはその「ずれ」がどのような種類のものなのか、本当に改善できないのかを一度立ち止まって考えてみましょう。
「聞いていた話と違う」という理由は転職で非常に多いですが、詳しくみてみると上司とのコミュニケーションの問題や、改善できる認識のずれであることも少なくありません。
入社前に価値観や企業理念を確認していても、実際に働いてみて合わないと感じるなら、それは長期的なミスマッチの可能性もあります。
我慢は禁物! 心身の健康を第一に自分の軸を見直そう!
長期的なミスマッチを我慢して放置すると、メンタルに不調をきたす恐れがあります。転職を考える前に、まずは改善できることがないか自問しましょう。
それでも変えられない、このままでは心身に不調をきたすと判断した場合は、自分が譲れることと譲れないこと、働くうえでの優先順位や軸を明確にすることが大切です。
そのうえで、次の会社を探すときにはその点をしっかり確認してから転職活動を進めると良いですよ。
価値観のズレは3点で見極めよ! 焦った2択は禁物
仕事で会社と価値観が合わないと感じたとき、会社との価値観のズレは、すぐ転職か適応かの2択で考えるのではなく、「交渉不能か/調整可能か/成長に資するか」の3点で見極めると整理できます。
ただし、社内での不正やハラスメント、恒常的な長時間労働の強制のような、健康や法令にかかわる領域は安全に退避するのが妥当です。
小さな改善提案から。 期限を決めて改善に向き合おう
一方で評価の物差しや進め方のズレは、まず数週間の「見える化」で対話材料を作ると改善余地が生まれます。
日々の成果指標と所要時間を簡単に記録し、上司に「次の四半期はこのKPIで週次レビューさせてください。会議はアジェンダ事前共有で30分化を試したいです」と依頼する、といったように、小さな仮説検証を一つだけ提案してみましょう。
改善期限を4〜8週(2カ月までを目安とする)で区切り、それでも変わっていく兆しがなければ、静かに転職準備を並走させるのが現実的です。
半年後の自分の価値を見据えた判断も大事
市場価値の観点では「この会社で半年後に語れる成果が増えるか」を問いにし、増えない見通しが付きそうであれば、環境を変える選択が合理的です。
もし心身に負荷が強いときは無理に延命せず、まず睡眠と生活リズムを立て直すことが次の一歩を確実にします。焦らず戦略的に考えましょう。
「自分には転職の軸がない」と悩みを抱えている人もいるかもしれません。以下の記事では転職の軸を一覧で紹介しています。また、自身の転職の軸の見つけ方も解説しているため、自分に合う軸を見つけて転職に活かしましょう。
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