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大卒看護師になるメリットは何ですか?
看護師を目指している高校生です。周りの友人は専門学校に進む人も多いのですが、私は4年制大学の看護学部で学ぶか悩んでいます。
正直なところ、専門学校と比べて学費も時間もかかるため、本当に大卒で看護師になるメリットがあるのか不安になることがあります。
大卒看護師は、専門卒の看護師と比べて、給与やキャリアアップ、就職活動などで具体的にどのような違いや優遇があるのでしょうか? また、将来的に管理職を目指すうえで有利になる点があれば、ぜひ教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
メリットは選択肢の多さ! キャリア選択が豊富になる
最も大きなメリットは、キャリアの選択肢が広がる点です。
大学では4年間かけて、専門学校での臨床技術に加え、看護研究、マネジメント、教育といった幅広い視点を学びます。
これにより、将来的に道が開けやすくなります。たとえば、専門卒の人よりも、管理職(師長など)や教育担当へのキャリアアップが早い傾向にあります。
高収入にも影響! 将来の幅を広げたければ検討しよう
また、「給与面」でも、病院や施設にもよりますが、大卒のほうが初任給が高く設定されている場合が多いです。
学費や修学期間(4年)の負担はありますが、将来的に臨床現場だけでなく、管理職や研究・教育分野など、キャリアの幅を広げたいという考えがあるのであれば、大卒の価値は十分にあると言えます。
大卒看護師は道が広い! キャリア選択の幅を増やせる
専門学校卒の看護師と比較した際の大卒看護師の強みは、選べる道が広いことと中長期で伸びやすいことです。
4年制では一般教養と研究の基礎、統計やEBN(根拠に基づく看護)に触れる機会が多く、実習も比較的多彩です。
大学附属病院や高度急性期での募集で有利に働くことがあり、将来は認定看護師・専門看護師(CNS:修士相当)や教育・管理職へ進みやすい土台になります。
保健師・助産師の養成課程を学内で選べるケースもあり、キャリアの選択肢が増えます。
費用も視野に入れてやりたいことができる環境を選ぼう
一方で学費と年数は負担ですし、新卒の初任給は学歴差が小さい病院もあります。
最終的には患者さんとチームにどう貢献するかが評価軸になります。
大学を選ぶなら、研究テーマ(例:感染管理・がん看護)や英語論文の要約、ICT機器の活用を早めに経験しておくと、就職後の学習スピードが上がります。なお、専門学校でも臨床力は十分に育ちます。
学費・通学環境・将来像を並べ、5年後にやりたい看護がどちらで実現しやすいかで選ぶと後悔しませんよ。
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