Q
大学3年生
女性
就職活動でトレンチコートを着る際、ベルトは使用すべきですか?
就職活動用のコートとして、トレンチコートを購入しました。
このトレンチコートにはベルトが付いているのですが、説明会や面接などの会場に入る際、ベルトは締めたままにした方が良いのか、それとも外してポケットなどにしまった方が良いのか、判断に迷っています。
座るときや、コートを脱ぐときのことを考えると、邪魔になるのでは? とも思いますし、締めていた方がきっちりして見える気もします。
就活マナーとして、トレンチコートのベルトはどのように扱うのが正しいのでしょうか? アドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ベルトは自由! だらしなく見える着方を避けよう
質問に「会場に入る際、ベルトは閉めたままが良いか」とありますが、まず前提として、ビジネスマナーでは、建物に入る前にコートを脱ぎ、腕にかけて持つのが基本とされています。
そのため、企業の担当者があなたのコート姿を見る機会はほとんどありません。
ただし、脱いだコートのベルトがだらんと垂れ下がっていると、意外と目につき、少しだらしなく見えてしまう可能性があります。ベルトは後ろで軽く結ぶか、ポケットにしまっておくとスマートです。
なお、着ている間にベルトをどうするかは自由です。前で留めても、後ろで結んでも、外してもかまいません。
ベルトがなくても邪魔にならないようにしよう
個人的には着脱時の手間が少なく、さまざまな場面で邪魔にならない「後ろで結ぶ」か「ポケットに入れる」方法がおすすめですが、「前できちんと締めたい」という人はそのままでまったく問題ありません。
着ているときにベルトを付けてないからといって、だらしなく着こなしているわけでもないので、それなら邪魔になるリスクを排除したほうが良いと考え、そうおすすめしています。
付けておくと安心! 見られていることを意識しよう
トレンチコートのベルトは着用してもしなくても問題ないですが、できれば付けておきましょう。
建物に入るまでの間に、企業の社員や採用担当者が見ている可能性は十分にあるので、ベルトを付けないとだらしなく見えてしまう場合には着用することをおすすめします。
細部まで気を配ることは、丁寧な人柄や入社への熱意を伝えるうえで重要です。
移動中と会場内で分ける! 細かい所作を意識しよう
駅から会場までの移動は、前を軽く締めてベルトは結び目が前に来ないよう横~後ろで片結びにすると歩きやすく、見た目も整います。
会場の建物に入る際には、まずコートを脱ぎ、受付や控え室でハンガーにかけるか腕にかけて持ちます。
このときベルトは外してバックル側を一回巻き付け、ベルト通しに差し込むか、付属のベルト留めゴム・ヘアゴムで細くまとめると落下や紛失を防げます。
着席時にベルトが垂れて床に触れる、椅子の背で踏む、といった小さな所作が印象を下げる可能性もあるので、会場内では「前を開け、ベルトは外す」を徹底すると安全です。
雨天で濡れた場合は、ハンカチで襟と肩をさっと押さえてからかけると、スーツの濡れ移りも防げるのでおすすめです。
「面接でどのような服装をしたら良いかわからない」と疑問を持つ人は以下の記事を参考にしてください。面接時の適切な服装やマナーなどを解説しています。
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