Q
大学3年生
女性
就活で使えるエピソードがないのですが、どうすれば良いでしょうか?
現在、自己分析を進めているのですが、アピールできるエピソードがない気がしていて、非常に焦っています。
サークルやアルバイトも、特に大きな成果を出したわけではなく、華々しいエピソードはありません。自己PRやガクチカを書こうとしても、内容が薄く、ほかの就活生に埋もれてしまうのではないかと不安です。
就活で使えるエピソードがない場合、どうすれば良いでしょうか? 今からでも間に合う、短期間で就活に使えるエピソードを作るための方法や、内容が薄いエピソードでも効果的にアピールするためのコツがあれば教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
1年単位で大学生活を多角的に振り返ってみよう
就活で使えるエピソードがないと感じるのは、深掘りが足りていないからだと思います。
たとえば、なぜこの大学に入りたいと思ったのか、入学してどんな経験をして、バイトはどんなことをやったのか、ということを一つひとつ、じっくり時間をかけて思い出してみてください。
1年単位で自分がこれまでに経験したことをさかのぼり、メモなどに書き出すのです。そして、書き出したキーワードから、自分の強みや弱みの共通点が出てくると思います。
就活で使えるエピソードは、「成功した経験」「失敗した経験」「苦労を乗り越えた経験」の3つだと思うので、この辺りをメモから探してみてほしいです。
私が実際に支援した学生も、得意・不得意な科目や、バイト経験、楽しかったこと、つらかったことなどを一つひとつ思い出すことで、結果的に就活で使えるエピソードを作れた人が多数います。
学生時代に取り組んだことから自分の強みを考えるのがおすすめ
なお、多いのが、自己PRとガクチカが同じ内容になってしまうケースです。両者を差別化するためには、自分の強みの前に、まずガクチカを考えてみましょう。
ガクチカは、経験したことだけでなく、「その結果、何を学んだか」という点に着地していきます。そのうえで、自分の強みやアピールポイントが見つかっていくので、まずはガクチカから作ってみてほしいと思います。
すごい経験よりも「自分らしさ」が伝わる話を探そう
就活のエピソードでは、どうしても大きな成果を出したものや華々しいエピソードについて話をしようとしてしまう傾向がありますよね。
実際は、企業は「どんな考え方で、どんな姿勢で物事に向き合う人なのか?」とあなた自身のことを知りたいと思っています。
小さな経験でも考え方や学びを通じた成長を語れば十分なアピールに
今までの経験のなかで「大きな成果」を探す必要はなく、「小さな経験」でかまいません。
自分らしさや考え方などがわかるエピソードや、今までの経験を通して何を学び、これからその学びを活かして企業でどのように貢献していきたいか、ということを伝えるようにしましょう。
自分なりの価値観を棚卸しして自己理解を深めよう
まずは自分自身への理解を深めるために、どんなときに嬉しいか、悲しいか、ということを考えたり、自分自身の性格について周りから何と言われるか、などを棚卸ししてみましょう。
また、自分の志望する企業についての理解も深め、自分と志望企業との共通点や接点についても考えてみましょう。
もし、どうしても就活で使えるエピソードを見い出すことができない場合には、NPOのボランティアや企業の1日インターンに参加することで、短期間で就活に使えるエピソードを作成できますよ。
「アピールできるガクチカがない」と悩みを抱えている人は、以下の記事を参考にしてください。ガクチカを見つけ出し、就活で存分にアピールできる方法を解説しています。
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